観戦記TOPへ

日付 試合 結果
2003年3月21日 オープン戦(対中日) 2●6
チーム名
中日 11
日本ハム
寸評・感想
 先発、関根、川上の投げあいで始まったこの試合、日本ハムが2回にDTクローマーの2ランホームランで先制。しかし後半、中日が中継ぎ陣を攻めて6点を取り逆転勝ちした。
 昨年の公式戦のような中継ぎ陣の崩壊を観て今年も同じなのかと不安になってしまう内容だった。
[投手陣]
◎ 関根裕之
 絶好調の中日打線に対し変化球主体のピッチングで5回を投げて被安打3、1四球の無失点に抑え込んだ。三振も、昨年のセ・リーグの首位打者の福留を3三振に仕留めるなど8奪三振を奪い絶好調をアピールした。ストレートはMAX134キロながら、ストレートを高めに変化球を低めにと高低のピッチングが光った。しかし3回以降ボールが高めに浮き不安も・・・。
 これで、先発争いの残り2つの席が分からなくなってきた。吉崎、正田、関根の3投手の争いで、正田の最後のピッチングの内容で全てが決まるか?
◎ 武田久
 ルーキー武田がオープン戦2度目の登板。二人のパーフェクトに抑え(1奪三振)中継ぎ投手として開幕を1軍を大きくアピールした。
× 山口弘祐
 1/3イニングで先頭バッターのクルーズにライトへ長特大ホームラン(3階席の看板の上)を打たれた後、我を失い2安打を連打された。最後は抑えたものの、ここ2試合連続で打たれていて1軍ピンチか?
× 隼人
 いままで紅白戦、オープン戦で結果を出していないので先発候補から中継ぎに回されたものと思われる。ただ、今日も先頭バッターを四球で出し、ヒットエンドランで1、3塁で犠牲フライをあっけなく1点を取られるなど、2軍で調整した方が良いのでは思えて仕方が無い。ヒルマン流のキャンプが水に合わなかったか?
× 野村貴仁
 2日前に入団したばかりでキャンプにも参加せずに登板しどういうピッチングを見せるか期待していたが2三振は奪ったものの、2安打、1四球と、まだまだ調整不足は否めないところか・・・。
× 伊達昌司
 2アウト満塁で登板し走者一掃の2塁打+タイムリーを打たれ、ストッパーとしては黄色信号点灯か?
○ 立石尚行
 最終回を、1四球を出したものの危なげないピッチングで抑えた。今まで打たれまくっていたが・・こんな不安定なピッチングで抑えを任せるのだろうか?
[野手陣]
○ 森本稀哲
 4打数1安打も守備は安定、バックホームをストライク送球と強肩を披露した。
◎ 小笠原道大
 貫禄の2安打+3試合目の三塁守備は安心して見ていられた。
◎ DTクローマー
 先制の2ランホームラン。でも他の2打席はファールフライじゃなー。
○ 坪井智哉
 ヒット1本放ち好調をアピール
○ 高橋信二
 打つほうではノーヒットも先発関根を好リードで0点に抑えた。(関根と一緒に交代)
× 山田勝彦
 リードした中継ぎ陣がことごとく打たれた。まだ、投手のクセを見抜いていないか?
◎ 上田佳範
 左腕岩瀬から三塁線を抜ける二塁打を放ち、打撃好調をアピール。

   観戦記TOPへ