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日付 試合 結果
2003年5月5日 鎌ヶ谷ファイターズスタジアム(対千葉ロッテ) 4○3
チーム名
千葉ロッテ
日本ハム 1×
寸評・感想
    飯山サヨナラタイムリー!!

 首位攻防4連戦の最終戦。 櫻井、戸部の両先発で始まったこの試合。先に先制したのは千葉ロッテ。4回に櫻井を攻めて3本の二塁打を含む4安打で3点を先制。その裏、田中賢介の左への本塁打で1点を返す。7回裏、相手のエラーをきっかけに小田のヒットでチャンスを広げ、紺田、實松の連続タイムリーで同点に追いつき、迎えた9回裏、實松、佐藤のヒットで2アウト1、3塁とし、飯山がライトへのタイムリーを放ちサヨナラ勝ちを納めた。
 千葉ロッテのクリーンナップは、3番から、今江、初芝、垣内、波留という1軍並のオーダーで卑怯だと思ったが、勝って良かったです。ちなみに初芝は、ファームでも子供の日で子供が多いということで色々パフォーマンスをして笑わせていた。しかし初芝!!ファームですくぶっていて良いのか!!
[投手陣]
△ 櫻井幸博
 ファーム降格後に最初の登板。ヒルマン監督に言われた通り先発登板した。制球を意識したセットポジションからの投球で、球も走り素晴らしい立ち上がりをしたが4回に突如、千葉ロッテ打線に捕まり、3本二塁打を含む4安打を集められて3失点。結局この回に降板。1軍では中継ぎの登板だったせいか先発としてのスタミナに課題を残した。
○ 佐々木貴賀
 7回から登板、この回を3者連続三振に仕留めた。球威はこの日投げた投手ではナンバーワンの素晴らしいストレートを投げていた。しかし、荒れ球気味でコントロールに苦しんでいるような感じで相手打者に助けられた感が否めない。1軍昇格にはもう少し調整が必要か?
8回は2アウト後に四球を出し降板。
△ 井場友和
 球威はかなりのものがあったが、コントロールがあまいのか上手くミートされて3安打を喫するも味方の好守備もあって1回を無失点。
○ その他
 神島、伊東、清水は危なげないピッチングを披露した。
[野手陣]
◎ 飯山裕志
 開幕1軍からファーム落ちで調子を落としているかと思ったが、起死回生のサヨナラタイムリーを含む2安打。守っても急造外野手にしては走者の三塁で刺殺、9回はショートで堅守を見せるなど大活躍だった。

◎ 佐藤吉宏
 1番レフトでスタメン出場。9回にサヨナラのお膳立てをするヒットを含め、2安打と活躍。開幕時は三振が多かったが少しずつプロのスピードに慣れて来たか?
○ 田中賢介
 4回に素晴らしい当たりのレフトへのホームラン。他の打席でも、相手先発・戸部の球に撃ち負けない打撃はやはり他の打者と違う所を見せつけた。
× 池田剛基
 9番ファーストで初スタメン?まだまだプロの球に対応出来ていないか、内野ゴロ2つで7回の打席で代打を送られた。守備もまだ鈍いところもあったが・・・まだ1年目、少しでも試合にでて経験を積んでいって欲しい。
◎ 實松一成
 打撃不調で今日も2三振と喘いでいたが、7回のチャンスで上手くセンター前へ同点タイムリー。9回にもヒットを放ち、サヨナラ勝ちへ貢献した。守っても、4回に失った3点以外は上手く投手陣をリードした。

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