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日付 試合 結果
2003年10月25日 ジャイアンツスタジアム(対巨人) 4●5
チーム名
日本ハム
巨人 ×
寸評・感想
   鎌倉6回5失点、小谷野連日の本塁打。
 
 今季最後の試合となったコスモスリーグ最終戦。鎌倉、林の両先発となったこの試合。鎌倉は2回に黒田に2ランホームランを浴びて先制されると、3回には1、3塁のピンチで併殺の間に1失点。1点差に迫った6回裏にヒットとエラーでピンチを作り4番山本に左中間フェンス直撃の二塁打を浴びて2失点、計5失点でこの回降板。一方の林は流石1軍で先発しただけのあるピッチングで3回の3連続三振など3回迄に6三振を奪う貫禄のピッチング。しかし、4回に紺田の打球が見事にクリーンヒットし、この回で大事を取って降板した。日本ハムは代わった條辺から小谷野の2試合連続となる2ランホームランで1点差とし、再び3点差とされた7回には古城のタイムリーとエラーで2点を取り1点差にしたが、そこまでだった。
[投手陣]
△ 鎌倉健
 6イニングを7安打5失点と成績的には振るわないが、それなりのピッチングは見せてくれたと思う。ストレートは140キロ前後(MAX142キロ)であまり走っているとは思えなかったが攻めのピッチングで無四球は立派。ピンチでの2併殺や、6回にタイムリー二塁打を打たれた後、ノーアウト2塁のピンチで2三振(+遊ゴ)を取るなど崩れないピッチングは来季に期待を持たせる。来季の起用方法は分からないが、非常に楽しみである。
◎ 富樫和大
 ファームで1度見た時には今ひとつだったが、今日はMAX144キロが出るなどストレートと変化球のコンビネーションで2イニングを無安打1四球で3三振と素晴らしいピッチングを披露した。
[野手陣]
◎ 小谷野栄一
 若手主体のオーダーで4番に座ったが、2試合連続となる2ランホームランを含む2安打を放ちその期待に応えた。その力強いバッティングは、来シーズン1軍での活躍を予感させる。今日はファーストに入ったが、来季セカンドのスタメンを奪取出来るか?
◎ 古城茂幸
 2番セカンドで出場。彼がセカンドを守る姿を初めて見たが、ファインプレーで併殺を作るなど(エラーもあったけど)、守備は一級品。打撃でもタイムリーを放つなど活躍した。現状では奈良原の後継者1番手として、守備固めとしてなくてはならない存在だと実感しました。
○ 實松一成
 スイッチに転向したと聞き左打席を見たかったが、先発が左腕の林の為に見られず、條辺の時に左打席に立ち初観戦と思いきや、ランナーの紺田が盗塁失敗で機会は無かった。しかし右打席でヒットを1本打った。左では成績を残しているようなので相乗効果で右打席も向上してくれると嬉しい。 
× 佐藤吉宏
 先発が左腕・林と言う事で先発を外れるも、右腕・條辺に代わってから代打で出場するも2打席連続の見逃しの三振に倒れる。若いんだからどうせなら空振りの三振して欲しかった。もっと積極性を!!
△ 尾崎匡哉
 今日は9番サードで先発出場。3打数無安打1四球ヒットは無かったが、佐藤と違い2つの空振り三振と積極性は買える。守備も危なげなく華麗にこなし、守備力の高さを垣間見た気がした。

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