2003年ドラフト獲得予定選手・私的選手批評

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自:糸井嘉男 2巡:須永英輝 4巡:押本健彦 5巡:稲田直人 6巡:金森敬之 7巡:渡部龍一

2003年11月13日UP
巡目 名前 ポジション 年齢 出身 身長 体重
自由枠 糸井嘉男 投手 22 京都・近畿大 186 80
管理者の認識
  高校時代からマークを続け、今年始めから始まった阪神、巨人、オリックスとの4球団の争奪戦の末に獲得した本格派右腕。
 京都府生まれ。宮津高では3年春の府大会16強が最高だが、当時MAX143キロのストレートが目にとまり11球団から調査書が届いた。その後近畿大学に進み大きな期待を背負うが、入学してすぐに肩を故障して本格的に活躍し始めたのは3年秋になってから。その時の成績が6試合に登板し、3勝0敗、防御率2.79の成績を残すと、最終学年となった今年の春季リーグで6試合に先発して2完封を含む4完投で5勝0敗、防御率0.72と抜群の成績を残して、チームの4季連続36回目のリーグ制覇に貢献した。自身も、最優秀選手・最優秀投手・ベストナインの3冠に輝いた。しかし今秋は春に故障した太腿の肉離れの為に思うような調整が出来ず2試合に登板1勝1敗と思ったような成績は残せなかった。大学通算9勝1敗、防御率1.62、奪三振数85。
 驚いたのが、50メートル走5秒7、垂直跳び87センチという抜群の身体能力で、木村スカウト曰く「スカウトを10年やってきて、私が見た中で最高の素材の持ち主」と言わしめたほど。
 魅力はなんといってもその素晴らしい身体能力から繰り出されるMAX151キロと言われるストレート。しかし近大監督曰く、彼の身体能力を考えればまだまだ半分程度の力しか発揮できてない」との事で、将来が非常に楽しみである。ちなみに球種はストレートにカーブ、スライダー、フォークを持っているそうだ。
 自由枠での獲得であるが、即戦力というよりは素材型という趣が強い。変化球や制球力にも課題があるが、球のキレなどで勝負する投手が多い日本ハムの中にあって剛球タイプの力でぐいぐい押していく投手の獲得は大きい。性格はつかみ所の無い宇宙人+新庄の大ファンらしい。来年二人の宇宙人がくるが日本ハムはどうなるのだろう?将来的に、日本ハムのエースと成るのは時間の問題だと思う。
展望
 来季はまず怪我をしないような身体作りをして欲しい。ファームでじっくり育成、実績を積み、夏ごろもしくは再来年でも良いので万全な状態で1軍デビューを果たし、長い間エースとして君臨してもらいたいです。
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2003年12月02日UP
巡目 名前 ポジション 年齢 出身 身長 体重
2巡目 須永英輝 投手 左左 18 東京・浦和学院(埼玉) 181 73
管理者の認識
 東京都荒川区出身。秋田経法大付・木村雄大、遊学館・小嶋達也とともに高校生左腕三羽烏と言われた。実績も2年春〜3年夏まで3季連続の甲子園出場を果たすなど十分。特に凄いのは2年夏の埼玉県予選で準決勝迄無失点に抑えたり、その夏の甲子園で春優勝高・報徳学園を接戦の末破った事は記憶に新しい。
 しなりのある均整のとれたフォームから投げるストレートはMAX144キロ。その他に落差の大きいカーブ、バットをすり抜けるようなスライダー、未完成ながらスクリューを持ち、そのコンビネーションで高校生の打者を圧倒した。まだスタミナに課題を残すもプロで鍛えていけば克服可能で、スター性もあり将来は正田、佐々木とともにファイターズ左腕投手王国を形成していける逸材として期待が大きい。
 当初、巨人以外は社会人進むと公言していたが、フロント、ヒルマン監督ら球団一丸になっての交渉の結果、口説き落とす事に成功。
展望
 即戦力になりうるとも言われているが、ファームで鍛えて大きく育って貰いたい。まずは、プロの身体を作り、ファームで先発ローテーションに入ることを目標にして欲しい。
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2003年11月19日UP

巡目 名前 ポジション 年齢 出身 身長 体重
4巡目 押本健彦 投手 右右 21 千葉・日産自動車 180 86
管理者の認識
 千葉・中央学院では甲子園出場はならなかったが、高3年の春季・千葉大会を制した。その後、社会人の日産自動車に進み、2年目から頭角を表し、02年関東選抜リーグで優秀投手賞、03年3月のスポニチ大会の松下電器戦で延長15回まで無失点の好投で優秀投手賞を獲得した。
 140キロ中盤のストレートにカーブ、チェンジアップを低めに集めて勝負する本格派右腕。チェンジアップはプロで通用するキレを持つとも言われている。タイプ的には日本ハムに居ない気迫みなぎる若者らしいピッチングが持ち味で球団としては即戦力と期待している。
展望
 即戦力投手と期待しているようだが、ハムのキャンプは全員2軍スタート(怪我されると困るのでまず体力作りが最初に行われる)が基本で、今年の武田投手のようにファームで実績を残してからの昇格になるだろう。140キロ中盤のストレートと多彩な変化球、若者らしい勢いのあるピッチングと入団当時の隼人投手とダブってしまうのだが。しかし、まだ21歳と若いのでイースタンで育成してすればもっとスケールの大きな投手に成長すると思うので、半年ぐらいはファーム育成も良いのでは?
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2003年11月22日UP

巡目 名前 ポジション 年齢 出身 身長 体重
5巡目 稲田直人 内野手 右右 24 広島・JFE西日本 176 76
管理者の認識
 広島県佐伯郡出身。名門・広陵高校を経て駒沢大にはいり駒大監督に「天才」と言わしめる程の野球センスの優れ、大学1年の時に全日本入りするなど将来性を感じさせたがその全日本に選ばれた事が、逆に彼に余裕を与えてしまったようでその後の大学では伸び悩み4年ではドラフトで指名には至らなかった。その後NKK(現JFE西日本)に進んでからは才能を開花させ、1年目で都市対抗で若獅子賞、ベストナインを獲得した。
 リードオフマンタイプの選手で、バッティングは非力さを感じるもののシュアな打撃を見せ、守備、走塁に関して言えば、即戦力の実力を持つ。ポジションは遊撃が定位置だそうだが、やや肩が弱いいようなので、二塁での起用か?
展望
 セカンド、ショートのポジション争いははっきり言ってし烈である。セカンドは、木元、小谷野というバッティング自慢の選手との争い、ショートは金子、田中賢、古城、飯山が争っているのでそう簡単にはポジション奪取は難しいと思われる。見たことがないので想像付かないが、守備力が飯山クラスではまず無理で(彼は守備+最近の打撃が成長著しい)、せめて金子クラスであって欲しい。で、課題のバッティングが何処まで向上するかが1軍定着のカギとなるだろう。
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2003年11月23日UP

巡目 名前 ポジション 年齢 出身 身長 体重
6巡目 金森敬之 投手 右右 18 東京・東海大菅生 182 80
管理者の認識
 大阪府出身。野球留学で東京の東海大菅生に入学し1年からエースを務め、都大会で1年夏ベスト8、1年秋ベスト8、2年夏ベスト8、3年夏準優勝と激戦の東京で常に好成績を残す。
 MAX145キロのストレートをにカーブ、スライダーを両サイド、低めに集められる制球力を武器する強気のピッチングが持ち味。また精神的にも強く、牽制、カバーリングも抜群と投手適正○。
展望
 入団微妙。
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2003年11月16日UP
巡目 名前 ポジション 年齢 出身 身長 体重
7巡目 渡部龍一 捕手 右右 18 京都・札幌第一(北海道) 171 76
管理者の認識
 京都府京都市出身。幼い頃に北海道に引越ししたのかな?父は、バルセロナオリンピック銀メダリストの左腕・渡部勝美氏(現サンワード貿易監督)という二世選手。中学時代に全米選手権日本代表に選出された。札幌第一高では2年夏に甲子園出場を果すも、惜しくも初戦敗退。
 今年、高校球界では3指に数えられるほどの逸材で安定した打撃はコンパクトなスイングで左中間、右中間へ飛ばせる中距離ヒッターで高校通算打率.505を記録。スローイングの速さ、超高校級の強肩、キャッチングも上手く、とにかく、キャッチャーとしてのオーラが感じられ、まさにキャッチャーになるために生まれてきたようだとさえ言われている。今年の初めに肘を痛めて半年間1塁を守ったりしていましたが、その故障も完治の事。小柄な体格は少々気になりますが札幌の星として期待されている。 
展望
 実際、どのくらいの実力か観た事が無いので観た事が無いので分かりませんが、高卒1年目ということでプロとしての身体作りに終始することになるでしょう。出来ればイースタンリーグへ1試合でも多く出場してほしいですね。駒居、鶴岡を抜く事が当面の目標か?
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