北海道有望高校生

私的野球道ＴＯＰ

　来季から札幌に移転して地域一体化を目指していく日本ハム球団はこれから地元選手の獲得が多くなると思います。ファンとしては北海道にはどんな選手が居るのだろう？って結構気になるところでして、私も埼玉在住なので北海道の有望選手を知らないので興味があるのですが、意識して集めないの知らないことが多すぎますので・・・「週間ベースボール」や「野球小僧」等の資料を参考に独自に候補者をピックアップしてみたいと思います。（あくまで私が認識した程度ですが・・・）

　２００３年のドラフトが終わりました。北海道出身の選手がどの程度指名されるのか？興味がありましたが、今回は４人でしたね。函館工出身の八戸大・石川賢投手、北海道尚志学園・柴田誠也投手、北海道出身の山梨学院大付・明石健志内野手、そして日本ハムが７巡目指名した札幌一高・渡部龍一捕手です。結局北海道の高校から指名されたのは二人だけと寂しいものになりました。日本ハムの札幌移転に伴い、駒大岩見沢・白石守投手、札幌日大・早瀬友則投手、北照・田井雄士投手と注目を浴びていましたが、実際には指名されず・・・やっぱりスカウトの目から見るとまだまだレベルの差があるのでしょう。
　ただ、日本ハム球団が、道内で野球教室や指導者の講習会を積極的に行っていますので少しずつではありますが選手のレベルも上がっていくと思うので将来的には楽しみですね。

来年以降の注目高校生です。

　まずは井川涼太三塁手。「野球小僧」では◎と評価が高い選手ですね。野性味溢れる豪快なスイング＋強肩が魅力です。北海道日刊のベストナインに２年生ながら選出されていました。森スカウト曰くまだまだ、守備が伴わないが、バッティングに関しては素晴らしいものを持っているそうです。
　続いて、鵡川の宮田隼投手。中堅と兼業していましたが今はエースピッチャーでした。彼は神宮大会で生観戦しました。６回からリリーフで登板しましたが、バネのある身体から１３０キロ後半と思われる速球と、カーブ、スライダーを織り交ぜて三振の山を築いていました。ＭＡＸは今春に記録した１４２キロが最高との事。ただ軽くミートして外野に飛ばされていたところを見ると球は軽いというイメージを受けました。キレで勝負するタイプなのでしょう。神宮では準決勝で大阪桐蔭に記録的大敗を喫しましたが、しかしその試合でホームランを打つなど長打力もあるし、足も速い。それに外野守備に関してはかなり高いと森スカウトが評価していました。（彼も北海道日刊のベストナインに外野手で選ばれていました）私としては、まだドラフトにかかりそうなレベルには達していないように思われましたが、ストレートが１４５キロぐらいで常時１４０キロ前後出るようになれば指名されるかも知れませんね。
　同じく鵡川の成田隼人投手。ストレートはまだ１３０キロ行くか行かないかですが、変化球のキレが良い投手に思えました。まだ１年生ですし、もしストレートが１４０キロを越えるようになると、注目されるかもしれません。
　続いて、旭川大高の１年・田沢由哉投手は、今年ドラフトで指名された柴田誠也投手以上の素材とウワサされている注目選手です。まだストレートはＭＡＸ１３０キロ前半もその素材のよさ折り紙付きらしく、３年になる頃には北海道屈指の右腕になる気配があるそうです。ドラフト上位に指名候補にのし上がれるか、期待ですね。
　北照の１年・加登脇卓真一塁手もその類稀なる身体から、去年・道内屈指の強打者と言われた上伊沢内野手（現・苫小牧駒沢大）を髣髴とさせるバッティングが持ち味だそうです。

　来年のドラフトに関して言えば、内野手はどうでしょう？基本的にはフィールディングの良い選手を取る傾向にある日本ハムが指名するかどうか？現横浜の吉村選手のようであればとは思うのですが・・・。投手は指名する可能性は在ると思います。来年のドラフトで日本ハムが自由枠で即戦力投手をゲットできれば、下位指名で高校生投手を指名すると思います。まあ、今から考えても仕方がありませんね。どうなるか末永く見ていこうと思います。

ＴＯＰ