フランスTGV

 

 

1981年登場。超高速運転を始めたフランス国鉄を代表する高速列車で、TGVとは、Train a Grande Vitesse(超高速列車)の略称である。
 開業当初は、「TGV−PSE」型車両がパリ南東線(パリ〜リヨン)を270km/hで運転し、当時の世界最高速度だった。現在はフランス全域に多数の路線を擁し多数の在来線にも乗り入れ、1993年に登場した「TGV−R」型車両などは300km/hで運転されている。
 なお、TGVの軌間(ゲージ)は1435mm。これは、標準的な軌道幅であるため、電源方式さえクリア出来ればどこへでも乗り入れが可能。現在TGVはヨーロッパを代表する鉄道へと成長を遂げている。また、1998年にはオール2階建て車両「TGVデュープレックス」型も登場。2階にはバーやビュッフェもある。
SNCF:フランス国有鉄道
     
 
     
「TGVデュープレックス」型

 2階建て車両はこれまでのTGVとは違い丸みを帯びた形になっている。1等車の座席は1+2列でゆったりとしている。

 
     
 
     
 
     
     
     
 
     
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