ここまで色々話して来ましたが、もしかしたら日本が軍備を持つ必要が無い!!
…と考えている方もいるかも知れません。事実、まともな軍隊もないのに日本は第二次世界大戦以後、
大きな戦争に巻き込まれていません。平和と言ってもイイ位です。(水面下は別ですが)何故でしょう?!
日本の平和主義の結果だ!!…まあ0.1%位はあるかも知れませんが、残念ながら違います。
答えは単純明快日本がお金持ちだったからです(笑)
コレ言うと怒る人がいるかも知れないけど、事実。
国際社会は意思の押し付け合いです。少しでも自国を豊かにしようと殺気立っています。弱肉強食の世界ですが、とりあえず表面的には平和なのは、一国が他国を無理矢理叩くと国連によって袋叩きに遭うからです。でも国連は米国の私兵に近いのであまり公平ではありません(笑)
さて、国の力量を図るのに『国力』と言う単位を使います。国力は色々ありますが、大きく分けて
『軍事力』『財力』になります。これらが低いと大国に食われてしまいます。日本は軍事力は高くありませんが、財力がずば抜けてました。おかげで平和だったと言えます。
金があろうが、兵がいないとダメっぽい気もしますが、いざ日本を叩こうとしても
叩こうとしてる国の敵対勢力に金をばら撒かれたらたまりません。
なら生かしておいた方が潤うしお得だろう…と言うワケで日本はその地位を保証されてました。
ところが最近その財力に陰りが見え始めました。メリットが無くなれば、当然地位の保証なんてありません。最近、日本に対する中国、アメリカの対応がやや厳しく
なって来ましたね。
『国力』回復のためには、財力の回復が見込めない以上、軍事力の底上げしかありません。
でも武器を買うのにも、増やした兵士の給料の分もお金がかかります。安上がりに軍事力底上げ、
そんな方法あるんでしょうか?!
実はその方法が核兵器だったりします。少し保有するだけで、
周辺国に相当な「脅し」が効きます。(あくまで「脅し」使ったらアウト)仮に核を配備した場合
(あくまで仮定)必要な費用はどの位でしょうか?!
『東大オタク学講座』(講談社・岡田斗司夫)の中の兵頭二十八氏の話だと、米中露に対する
『抑止力』として必要なのは
潜水艦12隻、核弾頭12発、長距離ロケット30発(実験用に必要)総費用1兆440億円
…だそうです。どこにそんな金あるんだよお(笑)と思いますが 実は湾岸戦争の時、不参加を決めこんだ時「戦わないための落とし前」が
1兆6000億円(爆)
…なんか、こう、アホらしくなってきますねえ。お釣りがくるじゃないですか…。西村氏はこのような議論を国会で発言しようとしてたんじゃないかな…と最近では考えてます もちろん僕の深読みのしすぎの可能性もありますが(笑) (むしろ、その可能性は極めて高いかも(^^;))
アメリカに対してどうしてそこまで警戒するのか?!…と思う方もいると思いますが、経済戦争の
ライバル(技術も含む)として考えてみてもアメリカを仮想敵国から外す事はできません。
日本に届く核を一番多く保有している国ですしねえ(笑)
しかも国内に軍事基地を展開、米軍の判断でいつでも行動可能、しかも維持費は日本持ち…って
占領されているのと変わらないですねえ(泣)
こんなもの、抱えていたらとても勝てません。早いトコ何とかして欲しいです。
ちなみに、アメリカ防衛白書にはこんな事が記入されてました。
1.日本に核を持たすべきでは無い。日本はH2ロケットを持っているから
先端に核弾頭を装備すれば地球の裏側に核が撃てる。アメリカ国防上の脅威になる。
2.湾岸戦争最大の功労者は日本である。
戦闘にこそ参加しなかったが
ミサイル、レーダーなどの電子部品の最先端技術を無償で提供してくれた。
その貢献度は数十億ドルに匹敵する。
参戦しなかったばっかりにお金と技術(コレかなり深刻)を持っていかれてしまいました。これ、 アメリカが敵になったら日本に向けて使われるんでしょうねえ。 仮想敵国から技術もお金も奪う、したたかですねアメリカ。
でも本当は核なんかに頼らずに何とかするのが一番なんですけどね。 自分が核の被害者だったら、こんな発想とても出来ないと思いますし、コレ考えている時もこんな事言って許されるのかなあ…って悩んでたりします。でも一番大事なことは
なんですけどね。戦後日本は核に反対しながら、中国、ロシアの脅威に対して、 米軍の核の傘に守られていた訳ですから こんな屈辱ないと思います。
だから西村氏が辞める直前まで言っていた『国軍の創設』 個人的には賛成です。
自分とこ位は自分で守らないとね♪北朝鮮の工作船、あれもしっかり撃沈して貰わないと困ります。 何かで、「工作員にも家族がいるからむやみに命を奪うべきではない」と言う記事を見ましたが。 北朝鮮に連れ去られた何百人の日本人にも家族はいると言う事も考えてあげて欲しいと思います。
ちなみに日本を威嚇している『労働一号』アレの電子部品は殆ど Made in Japanです。 一体誰が日本から北朝鮮に持ちこんだんでしょうねえ(笑)
分かりやすく言うと、『バンゲリング・ベイ』(笑)です。
(若い人には、むしろ分かり辛い(笑))武器も無いし、むやみに殺すのも可哀想だと思って
レーダーを一機見逃すと
一分後には、四方八方を戦闘機に囲まれタコ殴りです(笑)
情報を持ち帰る奴は、きっちりシメておきましょう(笑)
おかしいなあ、真面目な話をしてたのに…なんで締めが 『バンゲリング・ベイ』になってしまったんだろう…(笑)