コラム6


ポケモン、全米を制す

 11月10日に全米で封切られた『ポケットモンスター・ミュウツーの逆襲』が、 同月15日までに興業収入5210万ドルを挙げて、見事全米一位を(一週目)獲ったそうです。 おめでとうございます(^^)

これで、あの魅惑(うさんくさいとも言う)のキャッチフレーズ 『全米NO.1ヒット!!』をJAROに咎められる事無く使える邦画が産まれたワケですね(笑)

…ちなみに、それまでの邦画の全米一位は周防正行監督の『Shall we dance?!』の 950万ドルが最高で、その後は黒澤明監督の『八月の狂詩曲』、『乱』など黒澤作品が続きます…って

ぶっちぎりだね、ポケモン(笑)

もっとも、映画単体での成功では無く、ゲームの大ヒット、カードゲームの大ヒットに浸透化などの 相乗効果の後押しがあったからだと思いますが 十二分に快挙です。おめでとう!!
 別にアメリカで活躍する事=偉いと言う訳ではない と言う考え方も有りますし、自分もそう思いますけど、やっぱり世界一の土俵で一勝したのは大きいです、しかも異なる文化(!)を乗り越えて。 サッカーでブラジルから一勝したようなものです(笑)いいなあ、男のロマンの香りがするぞお。

 今やアニメ映画歴代一位『ライオンキング』を越えるか?!…と大騒ぎですけど、アレもどう見ても『ジャングル大帝』ですからねえ(笑)
 昔、「どう考えても『ジャングル大帝』のパクリだ!!」って漫画家連盟がディズニーに訴えた時に ディズニー側のコメントが

「『ジャングル大帝』など見た事も聞いたことも無い」

…だったのは有名ですが(笑)…まあ確かに証拠は無いですからね。せいぜい

偶然、主人公が同じ白いライオンで、偶然、昔アメリカで放映されていて、偶然OPが激似で、偶然手塚治虫FANが一杯いるディズニーで作られた

位ですね、怪しいのは(笑)面白い作品なら別に構わないと思います。事実結構面白かったですから。
ちなみに、この騒動の後の手塚夫人のコメントは…

「たとえ、そうだとしても主人は喜ぶと思います。」

…でした。格好良いなあ(^^) それにしても、自分達の版権には厳しく、他の所の版権にはおおらかですね 、ディズニー(笑)


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