さて、ここまで偉そうな事を言っていますが、ここ数年、年をとったこともあって(笑)あまりRPGをやり込んでません(笑)それでも必死でプレイしたRPGはあります。(クリア後もう一度電源を入れて遊んだゲーム)『Linda3』と『俺の屍を越えて行け』、『ファイナル・ファンタジーZ』です。どれも文句無しの名作(人によって意見は分かれますが)ですが、どんなゲームだったのでしょうか?!
『Linda3』…惑星ネオケニアに隕石が激突する八年間の間に、ネオケニアの貴重な動物を捕まえて箱舟で脱出するRPGです。 制限時間、殺人鬼などの邪魔者付きの『ノアの箱舟』、しかもパラレルワールドの3つのシナリオが用意されています。かなりブラックなストーリーが話題になりました。
『俺の屍を越えて行け』…時代的には「平安時代」のお話です。京の町を壊滅させた鬼の頭領『朱点童子』、朱点童子を倒すのと、奴にかけられた『2年しか生きられない(短命の呪い)』『子供を残す事ができない(種絶の呪い)』という呪いを解くため戦う一族の物語です。
彼等は、人間との間に子孫は残せませんが、神様と交わる事で子孫を残せます。最初は弱い一族も、より強い神様と交わる事で、どんどん力をつけていきます。 『人間版ダービースタリオン』とも言われ話題になった新機軸RPGです。
『ファイナル・ファンタジーZ』 言わずと知れたスクウェアの超大作。当時としては桁違いのグラフィック、派手な召還魔法などが話題になりました。内容は、スチームパンクの世界に無理矢理魔法を詰めこんだ(笑)王道の一本道RPGです(乱暴な説明だなあ)。装備品は最低限で、これとマテリア(魔法のクリスタルの様なもの)を組み合わせる事で色々な戦い方が出来ました。RPGのクオリティを跳ね上げた歴史的作品でもあります。
さて、上で挙げた3作品、タイプ的には全然違うようですが(特に『Linda3』『俺の屍を越えて行け』と『ファイナル・ファンタジーZ』)共通点があります。それは『雑魚敵との戦闘が楽しい』事です。『リンダ〜』は、どーやって動物を上手く捕まえるか頭を捻りますし、『俺屍』は雑魚との戦いや、マップ上のダッシュ移動でも『健康度』(コレが減りすぎると早死にする)を気にして戦わなければならないため、いつも緊張感があります。あと、落とす宝物や巻物が戦闘前にスロットで表示されるため、いつもフィーバーを待つパチンコ気分です(笑)その雑魚小隊のボスが逃げると、アイテムも持ち逃げするためいつも必死になれます。『FFZ』は大味でしたが、マテリアを成長させる楽しみや、雑魚を操って敵の技を盗んだり、リミットゲージが溜まったときの必殺技、豪快な召還魔法などの爽快感は一級で、経験値稼ぎが苦にならなかったです。
『FFZ』は賛否両論でしたけど(確かに「狙いすぎ」な所はあったけど…)面白かったです。 そうでなければ、海チョコボ作るために?時間も必死になりません(笑)間口の広さは評価して良いと思います。(でも続編の『FF[』は…RPGと呼んで良いものかどうか…、雑魚戦は『作業』だし、グラフィックは綺麗なんだけど…う〜ん)
『幻想水滸伝U』も好きでした。108人探して、シナリオそっちのけで走り回ってました(笑)。他にも『料理勝負』(笑)なるものがあって、108星の仲間の一人である料理人に、次々と『黒竜料理会』(笑)から刺客が送られて来て料理勝負に勝ちぬいて行く…と言うサブシナリオです。負けると毒を飲んで自害する刺客もいますし、『なんでこんな所に凝るんだあああああ?!』と突っ込まずには居られません(笑)
もちろん本編には関係有りません(笑)
アホ過ぎて好きでした(笑)
ちなみに、この中で一番面白かったのは何か?!と聞かれたら、『Linda3』と答えます。やっぱり一番完成してるんじゃないかなあ、と思います。(シナリオもダークで良い感じ♪)「君は世界を救えない!!」「動物のノルマを達成出来るのなら、何してもOKさ!!」と言う所も面白かったです。
さて、その『Linda3』ですけど、『マルチエンディング』『サブシナリオ』『ミニゲーム』等の条件を良く見ると満たしてます。…凄く昔のゲームなのに(『超美麗CG』これは流石に無理(笑)『サブシナリオ』は3本もシナリオありますし…ってちょっと無理矢理かな?!)…恐るべし。
おお!!『リンダ〜』を叩き台にすれば『楽しいゲーム』の原型が見えて来るじゃないですか!!よし!!こんなゲームを考えてみました、どうでしょう?!
…ダメかな?!やっぱり(笑)