コラム11


楽しいゾ!!政治・社会欄!!(中国の脅威編)

前回のコラムで「中国を警戒する必要がある」と書きましたが(もちろん中国以外にも警戒すべき相手はたくさんいますが)何故でしょうか?!今回はその理由を書きたいと思います。

現在の国際社会における番長(笑)はアメリカです。その番長の下、多少の(実際被害を受けている国にとってはたまりませんが)不公平はありますが、国際社会は安定しています。かつてはソ連と言う ライバル番長が居て世界は二極化してましたが、今は見る影もありません。現在、軍事的レベルで直接的にアメリカに攻撃できる可能性があるのは中国位でしょう。

以上が中国を警戒するべき理由です。…これで終わったら多分怒られるので(笑)もう少し突っ込んで説明してみます。ここまで読んで 「なんで中国をわざわざ警戒するワケ?!中国とアメリカのケンカなら日本関係無いじゃない!!」…と考えた方、正解です。他人のケンカに首突っ込む必要はありません。問題はコレが太平洋を挟んでケンカしてることです。つまり、間にある国は、無理矢理巻き込まれる危険があるわけです。

例えるならば、朝、教室に行ったら学年で1,2を争う不良の大喧嘩の真っ只中でした。退散しようとしたら、捕まってしまい
『お前はどっちの味方だ?好きな方を選べ、でも俺を選ばなかったらどうなるか覚悟しとけよ♪』
…と嬉しすぎて涙が出そうな質問を浴びせられるような感じです(笑)軍事大国に挟まれる国はいつも苦労しますね。

さあ、これだけでも警戒の必要十分なのですが、困ったことに中国は『気合の入った反日教育』『アジアの覇権狙いまくり』…と言う、はた迷惑なアビリティを装備しています。(これに異論のある方もいるかも知れませんが、コラム4を読んで戴ければ解ると思います。)絶対日本にも干渉して来ます。困ったものです。何故ここまで目の敵にされるのでしょうか?!『反日教育』から考えてみましょう。

『反日教育』…簡単に言ってしまえば『日本が大嫌い教育』です。これが徹底されていると。行ったこと無い筈なのに日本をどこか心の底で嫌いになれます。主に中国、韓国、北朝鮮で盛んな教育です。迷惑な教育ですねえ。 それは昔日本が戦争して、占領して酷い事をしたからだ!!…このような意見が聞こえて来そうですが、それならアジアに大量の植民地を持ち、搾取して、アヘン戦争仕掛けたイギリスなんかもっと恨まれても良さそーな気もしますが…反英教育が上記の国々で反日教育より盛ん、と言う話は聞いた事がありません、不思議ですね。

特に韓国、北朝鮮の朝鮮半島は実は過去900回以上も征服されています。その中には当然中国(秦、清、唐など)やモンゴル(元)等があります。その中で日本が征服していたのは百済、新羅のあった時代、豊臣秀吉の朝鮮出兵時代、そして第二次大戦中の日韓併合時代…約数回です。圧倒的に多いのは中国です。 …なのに何故か反中教育は有りません、不公平だと思いませんか?!


日本軍が残虐だった…と考えた方、中国の方が凄いですよ。秦の始皇帝や、西大后、文化大革命の毛沢東…並みの独裁者なら裸足で逃げ出しそうな粛清好きの人材に恵まれています。だから反中教育しても良い筈なんですけどねえ。

しかも反日教育は社会の時間の3分の1も使い、徹底的に行われます。やってられません。何が悲しくて、こんな他国を憎む後ろ向きな教育を徹底するのでしょうか?!

実は中国の場合は、それなりの理由があります。それは国を一つにまとめる為です。10億以上の人間を一つの国家としてまとめるには、『中国人民が一致団結して戦わねばならない仮想敵』を作る事が手っ取り早い方法なのです。そんなアホな…と思うかも知れませんが、案外コレ説得力あります。日本でも、鎌倉幕府が存在していたとは言え、地方の豪族の力がまだまだ侮れない時代に、大陸から元が襲来した時には『日本の危機!!』とか言って、北条氏の下、日本中の豪族が一致団結して戦った例があります。アメリカでは戦争始めると何故か大統領の支持率が上がります(笑)

ピッコロ大魔王だってサイヤ人が地球に攻めてきた時、敵だった悟空やZ戦士と一緒に戦ったじゃないですか(笑)

…なんか話が横道に飛んでしまいましたね(笑)とにかく中国は国土が大きい分独立される事を凄く恐れています。もし中国南部の方の住民の、国に対する不満が高まってしまった場合、いきなり一部の革命家が…
『ここは元々中国の一部ではなく、三国志時代は劉備玄徳の作った蜀であった!!よって新蜀国を名乗り中華人民共和国より独立を宣言する!!』
…などとナメた事を言いながら独立する可能性が有るわけです(笑)

コレを防ぐには、現行の政府より憎まれる敵を作らねばなりません。その栄えある悪役に選ばれたのが日本なワケです。はっきり言って迷惑ですが(笑)韓国でも大統領の支持率が下がると日本を叩きますよね?!なんかガキみたいな理屈ですが、そー言うわけです。だから本当は中国が日本を非難しても、低姿勢に応じる必要はありません。 「補償しろと言うなら、まず自分達が文化大革命で虐殺した自国民に補償してから言え!!」この位言ってやっても良いと思います。なるべく世界に向けて、大声で。

さて、もう一つの中国警戒の理由に『中華主義』があります。その内容は…『我こそは世界の中心であり華である。その外側の国は野蛮人の地である』と言う困った考え方です。つまり 周辺の国を侵略して領土を広げる事が当然の権利と言う考え方です。お前の領土は俺の物、俺の領土も俺の物…と言っている訳です。まるでジャイアンですね(笑)

しかも侵略したら、国連で拒否権あるんで絶対に返さない…あ、やっぱりジャイアンだ(笑)

ただ、げんこつじゃなくてミサイルや軍隊なので侵略される側は、たまりませんが。今でもチベットは、かなり悲惨らしいです(映画セブン・イヤー・イン・チベットでも観れば解ります。)チベットを中国は「中国の一部だ!!」と言い張ってますが、亡命したチベット人の殆どが拷問の痕が有り、「あそこはチベット人の土地だ!!」と言っています。

台湾も、普通あそこまで自力で発展させれば、間違い無く独立国なんですが、中国が国連で拒否権発動させるので未だに国連に入れません。しかも「元々中国の一部だから♪」が理由です。台湾人はチベットの例をよーく知っているので 「死んでも中国なんかと一緒になれるか!!」と思っています。

そー言えば、中国がチベットに侵攻した時「チベットは中国の一部であり、チベット人を外国から解放するためチベットに進駐する!!」と宣言したらしいですが、この文章フセインがクウェートに侵攻した時のに似ているんですが(笑)…しかもこの時チベットに居た外国人は…

6人(爆)

それに対する人民解放軍は、たったの3万5千人…慎重過ぎるぞ中国(笑)

そして日本が中国を警戒しなければならない最大の理由は…あまり知られていませんが、こう中国は言っています。

『沖縄、あそこは元々中国の一部で…』

いい加減にしろ、おい。

とにかく中国はジャイアンなので警戒しときましょう(笑)

すみません、前回予告した『援護射撃』について語れませんでしたね。次回、「日本のこれからと台湾について」と同時に語りたいと思います。

 


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