鼓笛隊血風録
★コレはサークル鼓笛隊代表
秀ぼーの華麗にて波瀾なる日々のドラマである。
The Directer of a Kotekitai's Monologue

冬コミ始末記

〜12月の日記っつーかコレしか無いです〜


12月28日

冬コミ前日。今回は夜行バスの予約が取れなかったため、前日朝から行く事になりました。現在、仕事で父が横浜にいるため、そこを仮宿として当日は早朝から出かける事にしました。個人的には助かりましたが…父も自宅が冬コミ前線基地にされるとは思わなかったろうなあ(笑)

…なんて事を考えながら横浜に到着、父宅へはバスで移動しようかな…?!と考えて、ふと空を見上げた所…

着陸態勢に入っている先端の尖った飛行機が…

「F-14に見えたのは気のせいでしょうか…」等と考えていたら同じく先の尖った飛行機が轟音を立てながら3機連続して着陸していきました。 「…そー言えば横浜って言えば米軍基地があったよなあ…あ、でも普通の旅客機も飛んでるか」…と思って見上げると背中に円盤を背負った旅客機もどきが飛んでいました。父に後で聞くと、やはり米国テロの影響で、米軍関係の施設は狙われる危険が高いため厳戒態勢との事

冬コミ前線基地どころか、モノホンの前線基地でした(汗)

前日から早くもイイ感じに珍道中です。最も父宅に泊まる理由が「東京で友達と遊ぶから」だったのですが(少なくとも少しも嘘はついていない(笑))カラコロにダンボールを括り付けて遠路はるばる現れた時点で何のために上京したかソノ手の知識が無くても薄々分かりそうですが(汗)…計画段階から既に「お笑いエンディング」へのフラグが立ってます、素敵です他人事だったらね(泣)

夕食は父親お勧めの店『魚介亭』で…ここの刺身は絶品でした。海の近くに住んでいる人間が「けっ!!都会の魚は食えたモンじゃねえや!!」と言っているのは良く見かけますが…いや、本当。こんな美味い魚は初めてでした。どーしても蟹を食べられない自分が、何とか食べられてしまう位の美味さ。あ〜こりゃ暫く寿司は食えないなあ…。

その後、明日に備えて早く就寝しようかと思った矢先に現在、仕事で中国にいる筈のm.c.亀吉からTELが…

m.c.亀吉/「よう!!お久し振り!!元気だったかい?!関東地方の気象情報は如何かな?!」

秀ぼー/「亀吉?!年内は中国じゃ無かったの?!」

m.c.亀吉/「思ったより現地の仕事が進んで無くてね〜、現時点ではあまり意味が無いので帰国出来たワケだ」

秀ぼー/「そうか!!じゃあ明日一緒にサークル入場出来るね!!待ってるよ!!」
















m.c.亀吉/「…今、何か言った貝?!ブラザー?!」

秀ぼー/「良かった〜偶然チケットが一枚残ってるんだ!!これで無駄にならずに済むよ!!」

m.c.亀吉/「…いや…つーか何故チケットが余っているの?!友人に分けるんじゃ…無かったの?!」

秀ぼー/「皆ダメになっちゃって…まあ「万一亀吉が帰国出来た時の為に取っておくか」って事になってサ。そうしたら偶然冬コミ直前に帰国するんだもの♪じゃあ明日会おうぜ!!」

m.c.亀吉/「…いや行こうか…とは思っていたけど…帰国したばかりで疲れてるし…お昼くらいからノンビリと…」

秀ぼー/「じゃあ明日早朝に現地集合!!!!待っているよブラザー!!」

m.c.亀吉/「URYYYYYYYYYYYYY!!」

と言うワケで直前で武将m.c.亀吉の登用に成功しました(笑)…しかし毎度御馴染みの展開とは言え、ここまで来るとご都合主義を通り越して、この日記書いている自分ですらいくらなんでも、この展開はヤラセだろう?!と疑ってしまいます(笑)

当日メンバーはワシ、猫娘、m.c.亀吉の3人に決定。波乱の前日、明日からはどうなる事でしょうか…。


12月29日

冬コミ当日。自サークルでは初のサークル入場でしたので何かあった時に備えて早めに出発しました(サークル入場時間は7時半〜9時の間)8時前に到着、ここまでは計算通り。猫娘が恐らく5桁を超える数の徹夜組を見て目を回す。昨夜は結構寒かったのに…御苦労様です。まあ、コレだけの人数が集まれば困った人も出るワケで…プロの警備員達の眼光が妙に鋭かったのが印象的でした。

8時半、8時ちょい前に「あと30分位で着くよ」と言っていた亀吉が来ず焦る。実は昨日捕獲…いやもといスカウトしたばかりの亀吉は、当然サークルチケットを持ってません。合流後その場で手渡しする予定でしたので、勝手に我々も入場できないのです。焦って電話すると「…何か、妙にバスの進みが悪いんだけど」と不安な返事が…。その後「万一…間に合わない時は俺を置いてゆけ…!!」と死ぬ間際の武将の様な、めっさ格好良い台詞を残し亀吉、電話を切る。まるでジャンプの「引き」の様です。格好良いですが、ジャンプでコレやられると読者は困ります。「うわあああ?!コイツ死ぬんじゃねえか?!」とか「…まさか?!…打ち切り?!」とか※(書いたあと思いましたが前者はジャンプではあまり信憑性が無いので怖くないですね…後者はマジで怖いですが(笑))

8時45分。亀吉から「着いた!!」と言う電話を受ける。今回同人誌買出し担当兼売り子の猫娘が大喜びで

猫娘/「亀吉くん着いたの?!良かった〜!!これで『甲冑娘』の同人誌は確保だね♪

暖かいですが、そこはかとなく黒い台詞をさらりと吐いてました(笑)なんて頼りになるDH(Doujinshi Hunter)だろうと思いつつも「他球団には渡せんな…恐ろしい」と畏怖しました(笑)

…ところが、着いたはずの亀吉に合流できず。現在地を聞いてみると、ほぼお互い端と端にいる事が発覚、どうやらバスが乗客を降ろす場所を変えたみたいです。この残された短い時間であの広い会場の端から端まで走り抜けるのは、ほぼ絶望、亀吉の戦線離脱が確定しました。

m.c.亀吉/「俺に構うな…行け!!」

秀ぼー/「諦めるちゃダメだ!!まだ可能性は0じゃない!!小宇宙を燃やすんだ!!

猫娘/「亀吉君?!諦めちゃだめえええええええええ!!」

…本当に『ジャンプ』的な展開になって来ました(中身はちょっぴり黒めですが)。結局ダメで、先に入場しましたが…せっかく来て貰ったのに、あの長い列に並ばせる羽目になってしまいました、亀吉…ゴメンなさい。…と落ち込んでいたい所ですが、見本誌チェックとサークル設営のためにダッシュ。冷たい様ですが、コレを規定時間内に行わないと最悪ペナルティとして、昼まで販売停止にされてしまいます。

秀ぼー/「亀吉は残念だったが…まだ(即売会は)終わった訳じゃない!!俺達の戦いは始まったばかりなんだ!!

…また『ジャンプ』的展開です。しかも打ち切りパターン、なんとなくこの後の展開が不安になってきました(汗)

時間ギリギリに、どうにか設営完了。何とか体裁を繕うことは出来ました。「これよりコミケットを開場致します」と言う、御馴染みの放送に拍手し、遠くの方で(まず間違いなく東館)聞こえる獣達の咆哮を耳にする…ああ…コミケだなあと感慨にふけていると電話が…

m.c.亀吉/「秀…今回の行列は普通じゃない…多分昼過ぎになるわ…」

猫娘/「『甲冑娘』並ぼうとして…間違えて『ウロボロス』に並んじゃって…道理で激烈にウザイ連中ばかりだと思ったら(涙)」

次々と不吉な報告が到着。惨敗中の民社党の選挙事務所みたいです。この後、亀吉から「猫さんが『甲冑娘』並んでる?!なら悪いけど俺の分も頼めないかなあ」と連絡を貰ったので、猫娘にその旨連絡しようしたら…

猫娘/「亀吉君の分?!良いよおおおおをををヲ〜」

秀ぼー/「…辛そうだな(汗)」

猫娘/「ウザイ…汚い…臭い…私…もう限界…プツッ」(通信途絶)

大変な事になって来ました。

何か売り子どころじゃ無くなって来ました(汗)「…途中までは…ほぼ計画通り(?!)だったのに…馬鹿な…何故だ?!」と心の中で嘆き不安に、白銀聖闘士だけでなく黄金聖闘士まで撃破されている時の教皇ってこんな気分だったのでしょうか…まあ…関係無いですが。

もっともこの後は順調、関東初参戦にしては中々の滑り出しだったと思います。猫娘も、亀吉も無事合流、また、一般参加の列にもまれつつバタ福嬢、スタ子嬢も到着。他にもこんな会場では会う筈の無い先輩方にも遭遇、暖かい言葉や差し入れを戴きました。ありがとうございます!!特に「秀さ〜ん、差・し・入・れ♪」と言いながらワサビチョコを差し入れして下さったバタ福嬢ありがとうございます!!いずれ決着をつけましょうね♪

この後は欲しい本等を無事確保して無事終了。買出し部隊の猫娘や亀吉の土産話を聞き談笑しつつ撤収。特に猫娘の「スタ子嬢達と同行して一護×ルキア本買いに行った時にね、ふと気が付くと…バタ福嬢、あっという間にカカシ×サクラ本を大人買いしていて驚いたヨ…アレは狩る者の眼だったネ!!」に爆笑、ああ〜皆『祭り』を堪能してるなあ(笑)

この後、亀吉と飯でも食おうかと思ってましたが、バス行列の凄さに断念。ああ〜亀吉〜本当にゴメンよ〜(涙)

色々ありましたが(有り過ぎましたが…(汗))何とか無事終わりました。遊んでくれた皆様、本を買ってくれた皆様!!本当にありがとうございました!!

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