鼓笛隊血風録
★コレはサークル鼓笛隊代表
秀ぼーの華麗にて波瀾なる日々のドラマである。
The Directer of a Kotekitai's Monologue

1月13日

大阪へ出陣、『は〜とふるDiary7』に参加して来ました。別名『うまい棒イベント』の名物イベントです。メンバーはいつもの通り、Mitsuruさん、中井嬢、猫娘、自分の4名。今回も素敵な嵐の予感が(笑)

さて今回のレポートですが…入場するなり『うまい棒ロワイヤル』前回チャンピオンと前々回チャンピオンの全身写真が入った『うまい棒の鉄人』と言う『料理の鉄人』ライクなポスターがお出迎え、早くも『ギャルゲー・育成系』イベントである事を忘れさせてくれる暴走ぶりが良い感じです(笑)流石大阪人、笑いに手間は惜しみませんね♪この有り余る手間とエネルギーを、もっと有効に使う方法が他にもある様な気もしますが…まあコレが『は〜とふる』ですから(笑)事実イベントの重要な管理、運営はキチンとされてますし、その余力で行われていたので良かったと思います。ちなみに、最近では同人誌即売会を無視して「うまい棒早食い大会」を観るために来る剛の者もいるとか…もう何なんでしょうねこのイベント(笑)

ただその代わり負の遺産と言うか…昔の様に、本を求めに来る参加者が減り『祭り』を楽しむ参加者が増え、『は〜とふる』では本が売れないと言う声も増え始めてました。

実はコレ、名古屋のイベントと同じ傾向なんですよね。名古屋のイベントも昔は結構それなりに本が捌けたのですが、コスプレの増加、カードゲーム参加場の設置等、イベントとして「華やか」になり参加者が増大した一方で(これはこれで、喜ばしい事ではあるのですが)、同人誌に殆ど興味の無い層(カメコ等やライトユーザー)も激増、安価でトレカ感覚で集めるのが楽しい『ラミカ』の急進もあり、逆に本のみを作ったり、買う人が辛い雰囲気が出来てきました。

本の売上が低迷すれば、大手サークルは関東や関西など「売れるイベント」に出張し、名古屋を回避します。当然その作家のファンもついていきます。そうなると実力派と本好きが離れ、イベントの空洞化が始まる事になります。

なら同人誌即売会のみのコス禁止のイベントをやれば良いじゃないか、と言う話になります。その通りです、ですが名古屋ではコス禁止のイベントはもう人を呼べません。名古屋の人はお財布の紐が固いですし(笑)(本好きの参加者や大手が名古屋を見放しているのかも知れませんが…)最近では同人誌を取り扱う書店も増えてますし、アンソロジーも普通に売られています。同人誌好きの人がわざわざイベントに参加する必要性は殆どありません(せいぜい無名の実力者の発掘くらい)。…となると必然的に本以外の楽しみの少ない娯楽イベントに参加する人は減って行きます。会場を借りる金銭的負担も考えると人を呼ぶか、サークル参加者に高めの費用負担を強いなければなりません。こうして転がり落ちる様に名古屋のイベントは本が売れなくなって行きました。

しかし、こーなると大手もイベントで本が売れなくなります。別に「書店流通で儲かっているなら別にええやん」と思われる気もしますが…同人ってのはお金だけじゃ無いんです。むしろ金は副産物、自分で手間隙かけて作ったモノが他人が嬉しそうに買っていって貰える嬉しさや、自分とは全く違う切り口で面白い漫画を描く作家を発見し、その作家と語り合う喜びは、作った者しかわかりません。何より同好の士と会える貴重な機会ですから(笑)自分がマイナージャンルにいた時に仲間に会えた瞬間ははぐれメタル相手に「かいしんの一撃」が出た時の様な嬉しさです

ちなみに自分は『ネクストキング』で本出した時に、マグワード王子のコスの方に声をかけられた時の感動は今でも忘れません(笑)

…となると、サークルに足を運んで貰うための手段として『イベント限定品』が横行します。転売屋の資金源となり、混乱の巣窟として悪名名高い限定品ですが、コレ多分、当初はわざわざ来てくれた人達へのサークルからのファンサービスだったのだと思います。「ファンへの感謝」が今や人を呼ぶための「手段」となって徹夜組や転売屋を大量発生させ、ファンを苦しめているのは皮肉ですが…。

なんと言うか…最近不安なんですよ。ライトなファンが入って来れる空間は商業的にも、新しい空気を与えてくれると言う意味でも歓迎なんですが…時々、UFOキャッチャーや音ゲーで大量に人を入れることに成功しながら、ブーム終了と同時にライトユーザーに去られ、創生期を支えてくれたヘビーユーザーにも嫌われてバタバタ倒れていくゲーセンが今の即売会にダブる気がして…。

…まあ100%杞憂だと思いますが(こんなオタク臭い空間にライトユーザーが来るワケない(笑))

実は、今回で『うまい棒』イベントとして名を馳せた『は〜とふるDiary』は終了との事、数々の武勇伝を作ってきたイベントだけに惜しまれますが…案外ここで幕を閉じるのも綺麗な気がします。心から「楽しかった!!」と言える良いイベントのまま記憶に残りますしネ。

『は〜とふる』は今後『みらくるパーク』と名前を変えて育成系の即売会として頑張って行くそうです。主催者、スタッフの皆様、お疲れ様&ありがとうございました!!


1月7日

拝屋から突然のTELが、何事かと話を聞くと…

拝屋/「お〜い秀、いま時間あるかい?!頼みたい事があるんだけどサ」

秀ぼー/「ん〜何だい?!」

拝屋/「ちょっと婚姻届にハンコ欲しいんだけど」









沈黙







秀ぼー/「ゴメン…無理だ…僕は女の子が好きだから…野郎との結婚は辞退させて貰うよ

拝屋/「をい、コラ!!違う!!婚姻届の保証人になって欲しいんだってば!!」

秀ぼー/「あ〜ナルホドね…って待て!!それ普通、両親に書いて貰うモノじゃ無いのか?!」

拝屋/「ああ、実は誰でも良いんだよ、俺も先輩の婚姻届の保証人になった事あるし。」

秀ぼー/「へえ…そうなんだ。…いや…そうじゃなくて…やっぱ可愛い息子の婚姻届なら、むしろ親御さんが書きたいモノじゃ無いのか?!…あ、でも拝屋、引っ越したし何より御両親、今、遠くにいるんだっけ?!」

拝屋/「いや、今、在宅中

秀ぼー/「悪い事は言わん…両親に頼みなさい♪

拝屋/「ん〜明日には出してしまいたいし、今からわざわざ行くの面倒だからなあ」

秀ぼー/「どう考えても俺の家に来るより近いと思うのですが…」

拝屋/「まあ、そう言わず頼むよ♪」

…と言うワケで、我が悪友、拝屋松五郎氏の婚姻届の保証人となりました。…いいのかな〜(汗)

拝屋松五郎君の入籍を心よりお祝い申し上げます。おめでとう!!


1月2日

久し振りに皆でワシの家で集会。面子は、m.c.亀吉、戯幽、とくせい、ともぴょん、わしの5人。(残念ながら拝屋は仕事でリタイヤ)いつもなら何処かへ出掛けたりするのですが、戯幽が10人分はありそうな大量のお菓子を気を利かせて買ってきてくれたため、急遽「食っちゃべ集会」に(笑)(戯幽、センキュー!!)思い出話や、最近の話題に花が咲かせました。

ちなみに今回の主役は亀吉、仕事で行った中国での体験を楽しく話してくれました。

m.c.亀吉/「本場の中華は美味だったぞう♪メニューになんて書いてあるのか分からないからどんな料理が来るのか分からないのが欠点だけど…」

m.c.亀吉/「海産物食えないとキツイかな…まあ美味いけど。犬とか猫とかも出たしねえ…しかも美味かったし

…等の食欲が増す小粋な会話を楽しみました。自分も「そうだねえ、昔の日本でも食用の犬『赤犬』なんていたし…」と返していると、戯幽が一言

戯幽/「なあ…亀…聞きたいんだが…」

m.c.亀吉/「ん〜何だ?!」

戯幽/「やはり血統書付きは美味いのか?!









沈黙







m.c.亀吉/「おっしゃる意味がわからないのでございますが…」

戯幽/「…え?!良く犬とか猫とか血統書付きって言うじゃん」

m.c.亀吉/「いや…言うケドね…(汗)」

戯幽/「だから血統書付きは美味いのかな〜?!って思うじゃん?」

m.c.亀吉/「思わんわあああああああ!!」

秀ぼー/「…トップ・ブリーダーが聞いたら号泣しそうな会話だなあ…」

…気の合う仲間と、皆で菓子をつまみながら、ひたすらまったりと食っちゃべる。案外何処かへ皆で出かけるより遥かに楽しいかも?!盲点でした。後半中華トークで少々場が荒れた気もしますが…(笑)

…しかし、個人的には皆で家に集まって、まったり集会。議論の内容は、そこはかともなくまぬけ…何だか私の部屋が『究極超人あ〜る』の光画部の部室か、『クロマティ高校』の前田君の家になった気分です(笑)(楽しそうだけど…冷静に考えるとちょっとアレですね)

とにかく楽しかったです。また皆で集まりたいものですわ。

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