The Directer of a Kotekitai's Monologue |
コミックレヴォが終了しましたので、久し振りに映画オフ+『海洋堂博覧会』観賞ツアーを行いました。参加した面子は、拝屋松五郎、m.c.亀吉、たなひろさん、そして自分の計4人(後半いのしん様も参加)今回はどの様な、めくるめくイベントが発生するのでしょうか?!
圧倒的な暴力描写とセンスで、賛否両論を巻き起こしながら大ヒットした
『キルビル』の続編です。結婚式当日に、夫や友人、お腹の中の子供を奪われたザ・ブライト(ユマ・サーマン)の復讐劇、前作では2人始末した所で終わってしまいましたが…どうやって決着をつけるのでしょうか?!果たして無尽蔵に広げてしまった感のある大風呂敷をどうやって畳む気でしょうか?!
うわ!!ちゃんとケリ着いた!!
いやあ、お見事でした!!アレだけ無尽蔵に広げてしまった感のある大風呂敷をよくぞ畳めたモノです!!いや…本当に、時代劇、カンフー映画、暴力、マカロニ・ウェスタン、ついでにアニメ(笑)良くこれだけごった煮にした話をまとめたモノです。勿論一般向けと呼ぶには少々(?!)ハードルが高い気がしますが…映画好きを名乗る方は絶対観た方が良いですよ!!
問題は前作を知らないと面白さが半減する事でしょうか…今から観る方は迷わず「1」を借りてきてから観て下さいね。
あ、「パクリ」か「パロディ」か「オマージュ」か…と言う論争が起こるのもタランティーノ映画の特徴なのですが、これだけの素材をごった煮にしたあげく、圧倒的センスでエンターテイメントに昇華させた以上、立派な俺ジナル作品(オリジナルでは無いです(笑))として認めますよ!!タランティーノ最ッ高!!
「CASSHERN」
お次は、映像作家と言うより「宇多田ヒカルの旦那」として有名になってしまった紀里谷監督の処女作『CASSHERN』です。名作アニメ『新造人間キャシャーン』の大ファンだったという紀里谷監督、果たしてこの作品をどうやって料理するのか?!期待と不安を交えながら観てみました!!感想は…
すみません…実は今作は、自分はあまりレビュー出来ません
…実は途中のあまりにアレな展開に途中、寝てしまいまして…お恥ずかしながら、キチンとしたレビューが出来ないんです。申し訳ありません。取り合えず友人の拝屋松五郎氏がレビューを書いてくれましたので、ちゃんとしたレビューが読みたい方はこちらでお願いします。
まあ、取り合えず「自分が観た範囲で」簡単に感想を言わせて戴ければ
CLAMPの撮ったキャシャーン
と言った感じでしょうか?!…シナリオは破綻していますし、原作ファン納得!!とは言えませんし、エンターテイメントとしては…正直アレでしたが見所がゼロって訳ではありませんので。
<良かったと思われる点>
1.映像美 2.独自解釈の面白さ 3.及川光博と「雨上がり決死隊」宮迫の奮戦 4.ある意味正しいアクション 5.映像で物語を伝えようと言う試み
<問題点>
ちょっと強すぎた監督のメッセージ性 2.原作は必要だったか疑問 3.色彩が目が痛い 4.ストーリーや、映像の統一性が低い
以上です。何故さっき「CLAMPの撮ったキャシャーン」と言ったかと言うと、この長所、短所はCLAMP作品(特に「X」)全般にあるんですよ(宮迫を除いて(笑))。別に批判するわけでは無く、『CASSHERN』も『X』も物語開始直後は滅茶苦茶面白いのです。ちなみに全部が全部と言う訳ではありませんが、「CLAMP作品」の流れは大体こう言う感じです。
…とまあ、こんな感じでして…似てるでしょ?!(笑)これは「設定・ビジュアル重視型」の作家さんに多いパターンです。最初に物凄い設定を用意して収束出来なくなってしまうんですよ。(逆に言えば、これを収束できれば、傑作に仕上がります)
紀里谷監督は処女作との事ですので、これから精進すれば可能性はあると思います。取り合えず次回作には期待してみます。
映画終了後『海洋堂博覧会』へ、チョコエッグ等の傑作フィギュアや海洋堂の歴史を一目で網羅できる 豪華なイベント、そして皆でマクロスフィギュアを見て癒されていました(笑)案外…今回一番の大当たりかも知れませんね(笑)
皆と解散後、たなひろさんと大須巡りをし、そして今回のイベントに参加できなかった長月君も浜松から駆けつけ、最後はファミレスで熱く語りました!!嗚呼なんて素敵な一日(笑)他にもメチャ楽しい話が一杯ありますが(昼の紅茶とか、消火器嬢へ本を渡すまでの経緯とか)あまりに長いので割愛します(笑)
かなり楽しく「熱い」一日でした。次回オフも楽しみですよ!!(笑)
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