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■機種、及びメーカー、ジャンル■ |
メサイヤ/PCエンジンHuカード/SLG・RPG
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PCエンジン初期〜中期の名作です。一応SLG・RPGの元祖だと考えています。以前『超時空要塞マクロス〜愛 覚えていますか〜』の解説の際に少し述べましたが、S・RPGの草分け的存在は、『ファイアーエンブレム』が有名ですが、本家は『飛装騎兵カイザード』だと思っています(その位、完成度は高い作品でした) 内容は…今となっては普通のSLG・RPGです。各ユニットを操作して経験値を稼ぎ、使用キャラを自分好みにレベルアップさせつつ各シナリオの勝利条件を満たす…と言う例のアレです。しかし、このゲームは人型兵器に乗っていると言う設定なので、最初から最後まで武器の攻撃力も、装甲の防御力も変化無し(笑)戦闘で生死を分けるのは攻撃経験値と回避経験値の2点です。経験を積んだ分だけ命中率や回避率が上がるワケですね。このゲームはその辺りが重要視されていて、「さっきなら3発当たれば即死だったが…今のオレは違う!!5発は耐えられる!!」と言うような事はありません。レベルがどれだけ上がろうが3発で死ぬときは死にます(笑) でもメカ物のSLGはコレで良いと思います。例えは悪いですが、ガンダムWの五人組、絶対彼らの能力に応じて装甲値跳ね上がってます(笑)メカ物はそれやられると冷めちゃうんですよね。だって敵弾が軽く命中しただけであっさり死んじゃったZガンダムのアポリーやロベルトの立場は(笑)…あ、すみません話がそれてしまいましたね(笑) 最も後半苦しくなるのと、「俺はこんなに強くなった!!」と言う成長願望、爽快感を満たすためにメカ物「お約束」の番組後半における自機の乗り換えによるパワーアップは欲しい気もしましたが…何しろ古いゲームなので。(ちなみにこの欠点は同社の後発ゲーム『超時空要塞マクロス〜愛 覚えていますか〜』では主人公のLVアップに合わせた機体のクラスチェンジと言う形で解決済み)
それから先程言った攻撃経験値と回避経験値ですが、攻撃経験値は攻撃を命中させた(もしくは破壊した)場合に上昇し、回避経験値は攻撃を受けた回数だけ上昇します。 でも当時としてはとても画期的で魅力的なゲームでした。周囲数マスにダメージを与えるW・SERDの『メガテリウム・ボマー』(マップ兵器みたいなモノです)味方の回避率を1ターンの間99%まで跳ね上げるE・SERDの『メソニックス・バリア』、エネルギー充填まで2ターンを必要としますが攻撃範囲内の敵を問答無用で消滅させる、母艦アルテアの『ハンスキー・バンダー砲』…今なら結構当たり前かも知れませんが、当時は物凄く画期的でしたし、人型兵器と言う事でオタク心を熱くさせてくれました(笑) 個人的には100点満点中(当時としては)95点でした。マイナス5点は何かと言うと…続編を匂わせておいて出さなかった事(涙)何処行ったんだよ…『カイザード2』。 でも実はコレメサイヤのお家芸で(笑)何故かメカ物のラストは続編を匂わせて終わります。ホラー映画のラストじゃないんだから(笑)…普通に終われば良いのに。 この先ネタばれ(各作品ラスト、記憶に基づいているので多少の間違いアリ)
飛装騎兵カイザード
重装騎兵ヴァルケン
重装騎兵レイノス2
出せよ続編!!(笑)
先日、MBのG様よりメガドライブのヴィクセン357という ゲームが一応『飛装騎兵カイザード』の続編ということになってるようです。との有力情報を戴きました。MBのG様、どうもありがとうございました!!。 ただし、SERDは出て来る様ですが、ゲームはまるで別物で、 好みがかなり分かれる内容になっている様で、システムからシナリオまで殆ど共通点が見当たらないので、カイザード2を 期待してやるととてもがっかりするそうです(ああ…やはりメサイヤのお家芸(笑))
しかも、とにかく敵が固く、カイザードの様に※エバラ一発で
KO! …何か、濁流の様に押し寄せてくる連邦軍に、ビグ・ザムと少数のリックドムで立ち向かうドズル中将の様で想像しただけで涙が出てきそうな光景ですね(涙)事実、MBのG様のメールにも マジで泣きました。 てゆーか敵が強すぎてクリア不能。 …と言う文面がありましたので、あながち間違ってもいないのかもしれません。戦闘画面は横スクロールのアニメーションだそうです。現物を見ていないので何とも言えませんが『超時空要塞 マクロス〜永遠のラブソング〜』の戦闘画面みたいな感じになっていると思われます。 今回教えていただいた『ヴィクセン357』のお陰で『超時空要塞マクロス〜伝説のラブソング〜』までのメサイヤ(キャリアソフト)のSLGの進化の歴史が見えた気がします。 メサイヤ(キャリアソフト)のSLGの進化の歴史
『ガイアの紋章』(1988年9月23日発売・PC・PCE) 『飛装騎兵カイザード』(PCE) 殆ど上記で挙げましたが、他にもキャラ性の強化や戦闘画面のアニメーション、X-SERDが飛行形態と人型形態に変わる事により移動力、戦闘力、地形効果の変化するなど後のマクロスに繋がる重要な要素が大量にあります。
『ラングリッサー』(1991年4月26日発売・MD)
『ヴィクセン357』(1992年10月23日発売MD)
『ラングリッサー 〜光輝の末裔〜 』(1993年8月6日発売・MD・PCE-CD-ROM)
『ラングリッサー2』(MD)
『超時空要塞マクロス〜伝説のラブソング〜』(PCE) …こうしてみるとゲーム史って面白いですね。特にキャリアソフトのSLG・RPGは毎回システムに大幅なメスが入っている様で面白いです。ちなみにこの後のシステムに大幅なメスを入れた『ラングリッサー3』(SS)は非難轟々(笑)…まあ新しい事をやろうとすればねえ…そろそろファンタジー系ではなくロボットSLG・RPGの新作。出来ればカイザードの遺伝子を持ったSLG・RPGをプレイしたいものです(笑)(ヴァルケン2?!…いや…アレはちょっと(汗))
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