The Directer of a Kotekitai's Monologue |
今年もたくさんのゲーム・アニメが作られ、それに付随したOPが作られています。
名作・駄作・佳作に問題作…子供達のモノから、大きなお友達をも魅了した物、本当に大人も楽しめる物、最初から大人向けのモノまで、独自の発展を続け、気が付いたら21世紀の日本の主要輸出品目の一つにまでなっています。
OP(オープニングアニメもその一つ)
OP・EDは合わせて約3分間。本来はアニメーターの労働量を減らすための時間稼ぎでした(使いまわせば毎週3分間分の時間が稼げますので)。そのためOPは、使い回しに耐えられる様にハイクオリティに作られ、しかも主題歌のテンポに器用に合わせる事で殊更に格好良く作られました。
そんな事を繰り返す事30年以上。
今やOPアニメと言う独自の文化を作ってしまった気がします。
五・七・五の中に季節や心情、もののあはれまで感じさせてしまう俳句・わずか400Mの戦いゼロヨン…限られた空間の中だからこそ輝く芸術、その中にOPを加えても良いのでは無いのでしょうか?!
小さいながらも無限の可能性を秘めた一分三十秒、少なくとも私は虜になっています。
そんなわけで
御大層な理由付けも出来た所で!!今年ど下半期の簡易OPレビュー!!いきます!行くSA!行くとも!!
『人魚の森』
総合で見ればハイレベルです。絵と歌も(テンポや雰囲気は)合っている気がしますね。個人的には、日本的な人魚伝説の話ですので、主題歌の歌詞に英語は使わない方が良かったのでは…と思います。(犬夜叉も)80点
『カレイドスター』
絵が地味で損をしている気がしますが、本当に良く動いています!!主題歌は昔のディスコみたいな歌で合ってい…いや、あんまり合ってないかも(笑)歌に映像が合わせてあげている感じがします。慣れれば味があるのですけど。ですが佐藤順一OPにハズレなし!!の法則通り、出来は標準以上です。『ガンダムSEED』第二期OPのビビアン&カズマを観た時の様な印象と言えば解りやすいかも…75点
ちなみに本編は、 何でこんな面白い番組今まで観なかったのやろか…と激しく後悔する位の面白さで、OPだけ観て内容観ない自分がハマっています。(「トップをねらえ!」のサーカス版と言うか(笑))
『瓶詰妖精』
ロリ声で「あ〜おしえて〜せんせいさ〜ん♪」のパートを聞いて頭を抱え「あ〜してして〜せんせいさ〜ん♪」のパートで 耳から血を吹いて倒れました…あ〜黒田洋介監修ですか、納得(汗)
出来自体はそれ程悪く無かったです。ただ少々私の嗜好とは合わなかっただけですので…60点
コゲとんぼキャラや『とんがり帽子のメモル』に劣情を抑えられない方でしたら、50点足して下さってもOKです(笑)
『GUNGRAVE』
対象年齢高めの所為でしょうか?!音楽も映像もストイックな作りになっています。「TRYGUN」同様の「主題歌無し」「イントロのみ」です。「TRYGUN」よりは地味ですが出来は中々、個人的にはスーツ漢が地平線に向かって延々と駆けて行くEDの方が熱くて好きです(笑)80点
『ロックマンエグゼ・アクセス』
歌も映像も悪くないです。むしろしっかり合っています。でも前作の『ロックマンエグゼ』のOPが超名作でしたのでどーしても比べてしまうンですよねえ…ゴメンなさい。 前作を知らなければ75点、知っていれば60点と言った所でしょうか…。
『ポポロクロイス物語』
子供向けと侮るなかれ!!歌も絵も綺麗ですぞ!!でも歌はOPとED、逆の方が良いかも知れません。ちなみに前作の主人公ピエトロ王子(今作ではピエトロ王)の声が大塚明夫になっていて驚きました。渋い声になったものです(笑)80点
『ソニックX』
子供向けって案外当たりが多いのかも…影山ヒロノブの熱い歌と、凄まじい疾走感溢れるコンテ!絵と歌の相性バッチリ!!(あの凄まじいスピード感の表現…菅沼栄治の原画でしょうか?!)とにかく気持ちイイです!!90点
『円盤少女わるきゅーれ』
えーと…まあ、介錯氏の原作をアニメ化したら…まあ、こーなりますね(汗)絵は綺麗だと思います。「萌え」…何ですか?!やはり…コレも?!ははははは…すみません、どーも自分の守備範囲じゃないですので評価不能です。ファンの方ならまあ…合格点なのかも?!−点
『藍より青し〜緑〜』
あ〜同じ萌え系でも、こちらなら何とか理解できます(笑)とにかく絵は綺麗ですし、石田曜子の歌もバッチリ合っていて前作のOP同様、好評価です。(石田曜子はちゃんと作品に合わせた歌を歌ってくれるので安心なんです)それからスタッフがこの絵に「慣れた」所為か、絵のレベルは前回より跳ね上がっており、かなり良いと思います。85点
『鋼の錬金術師』
絵も歌も高レベル何ですけど…OPのポルノグラフィティが、イマイチ原作を理解して歌詞を書いた気がしないんですよね。コレ、それぞれ単体では良い仕事しているんですよ。でも微妙に噛み合ってなく、絵の人が何とか歌にテンポを合わせてカット切っている気がします。
ポルノは確か『GTO』のOPソングも歌っていた筈なんですが…アレも第一期OP担当のラルクと比べると、イマイチ合って無かった気がするんですよ。もしかしてアニメのOPとの相性悪いのかも…。でも元々がハイレベルなので80点
『魁!クロマティ高校』
あの野中英次の原作をどうアニメ化するのか?!と言う問いに対して、最高レベルの解答をしています(笑)OPソング吉田拓郎…ってそう来たか(笑)…合っているのかないのか解らない所も含めて素晴らしいです…と言うか吉田拓郎はこの歌を歌う為にこの世に生を受けたのでは?!…とすら思えて来ます(「ときメモG'S」におけるB'zとか(笑))素晴らしい…グッジョブ!!95点
『宇宙のステルヴィア』
絵も良かった…歌も最高だった…でもOPが最終話まで未完成だったと言うのはちょっと(汗)その完成版も結構使いまわしだらけだったので…70点
『一騎当千』
ちちしりふとももぱんつ、以上(笑)え〜と、まあそう言う作品です。でも出来は極上でして…『エヴァンゲリオン』『少女革命ウテナ』でブイブイ言わせた長谷川眞也が凄〜く健康的に、や〜らしい絵を描いているのですよ(何か日本語変ですね(笑))…何か評価の難しいOPですねえ『ナジカ電撃作戦』のOP観てイエッフー!!な人は90点、それ以外の方は…まあ65〜70点位でしょうか?!コレで察して下さい(苦笑)
『エアマスター』
女子高生が、おみ足やぱんつを丸出しで戦う格闘モノ…こう書くと『一騎当千』と同じ筈なのですが…絵柄がちょこっと板垣恵介先生(『グラップラー刃牙』)寄りだったばっかりに逆のベクトルで絵のエネルギーが消費されてしまった作品です。ここまで「萌え」から遠い人も珍しいので、ある意味とても貴重なOPではないでしょうか(笑)作画レベルも実は物凄く高く、はっきり言って本編も凄く面白いです!!…ぱんつ見えまくりですYO!!全っ然嬉しく無いですし、むしろ目を背けたくなりますが(ある種拷問)…OP・EDは(色々な意味で)極上なので95点、
『AVENGER』
絵は綺麗、歌も極上…何ですけど…微妙に(数ミリ)ずれて合っていない様な…惜しい!!あと少しで90点上げられるのに!!(歌はALI PROJECT)それから背景がガス星雲でしたので、まさかとは思いましたが…真下耕一監督でした(笑)…流石と言うか。ですから路線的には『.hack』と同じなんですよね。多分それと比べてしまった分、点数引いてしまったかも知れません。(マンネリかな〜と思ってしまったので)個人的には85点と言った所、『.hack』知らなければ90点でしょうか。
『デジキャラットにょ』
今回の大穴(笑)でじこにもブロッコリー作品にも、なーんも興味無かったのですが、なんとなーく録ったら…「え―――――?!」(漫☆画太郎風に(笑))まあ…観て下さいとしか言えません。ちなみに監督は『魁!クロマティ高校』の桜井弘明監督…コレで想像して下さいな(笑)150点
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