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クリス・ジャスパー

Chris JASPER

Superbad (1987) Gold City

クリス・ジャスパーは、アイズレー・ブラザーズのキーボード奏
者。70年代初頭に加わって、重厚なサウンド作りに貢献しました。
アイズレー兄弟とは従兄弟の関係でもあり、家族同然。息の合った
演奏を実現する一方、血縁ならではの対立や反目もあったようです。

80年代に入って、アイズレーズは分裂。クリス・ジャスパーは、
アイズレー・ジャスパー・アイズレーを経てソロ活動へと進みます。
ご紹介したアルバムは、セルフ・レーベルを興してのデビュー盤。
ジャスパー自身が全曲をプロデュース、曲も書き起こした力作です。
幕開けは、ボトムの重いシンセサイズド・ファンクから。柔らかな
スロウ・ジャムや、軽快なミディアムも光る名盤です。