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ジョージ・カー

George KERR

Love Love Love (1988) Harbor Light

ジョージ・カーをご紹介するには、プロデューサーとしての功績
が欠かせません。舞台は、70年代初頭のニュージャージー。流行の
スウィート・ソウルで存在感を発揮。モーメンツ、ワットノウツ、
エスコーツなどの作品で腕を振るい、歴史に名を残しました。

一方で、歌手としてのジョージ・カーにも捨て難い魅力がありま
す。推薦盤は80年代の作品ですが、構成は往年のスイート・ソウル
路線。ビリー・ポールの "Me And Mrs.Jones"、ヒートウェイブ
"Always And Forever"、ダニー・ハサウェイの "Love Love Love"
メイジャー・ハリスの "Love Won't Let Me Wait" をカバー。滑ら
かな歌声にも好感の持てる充実作です。