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ハービー・ハンコック

Herbie HANCOCK

Future Shock (1983) Columbia

ハービー・ハンコックの原点は、ジャズのピアニスト。60年代に
は、マイルス・デイヴィスと共演。70年代には自らのバンドを率い
て活躍。モダン・ジャスからフュージョンまで、どちらのスタイル
でも、揺るぎない評価を得ました。

70年代の半ばになって、ハービー・ハンコックの目指す音楽性は
ジャズ・ファンクに変化。その集大成とも言うべき位置に、本作が
登場します。話題を呼んだのは、ヒップホップ・サウンドを導入し
た "Rockit"。本格的なヴォーカル入りは、ドゥワイト・ジャクソン・
Jr が歌うタイトル曲だけですが、こちらも見逃せない出来。80年代
エレクトロ・ファンクのファンには、お勧めの作品です