Patti AUSTIN
Every Home Should Have One (1981) Qwest
パティ・オースティンが目指していたのは、ジャズ・シンガーの
道でした。70年代のCTI 時代には、フュージョン系のアルバムで
成功を収めてもいます。しかし、パティの才能には、本人も気付か
ない“可能性”が秘められていました。
80年代に入って、パティはクエストへ移籍。クインシー・ジョ
ーンズのプロデュースでアーバン・ソウルの名作群を産み出します。
皮切りとなった本作には、ジェームズ・イングラムとのデュエット
"Baby, Come To Me"(ロッド・テンパートン作)を収録。他に、
スタイリスティックスの "Stop, Look, Listen" をカバー。パティ
にソウルを唄わせたら…クインシーのアイデアが輝く名盤です。

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