Syl JOHNSON
Ms. Fine Brown Frame (1982) Boardwalk
シル・ジョンソンの音楽は、幅広い包容力に満ちています。始ま
りは、60年代のシカゴ・ブルーズ。70年代は、サザン・ソウル。
80年代にはファンクにも進出。サウンドは変化しても、ファンキー
なビート感覚を貫いたのは特筆すべきでしょう。どの時代の作品に
も、シル・ジョンソンならではの味わいがあります。
多彩なスタイルの中で、当サイトの推薦盤は80年代の代表作。第
二の故郷、シカゴに戻っての作品です。内容は、シカゴ・ソウルを
基本にファンクの味付け。ルーツのブルーズも含めて、シルのハイ・
テナー・ヴォイスが切れ味抜群。かつてリリースされた国内盤とは
異なり、オリジナル盤の収録曲で構成されたCDです。

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