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ウィリー・ハッチ

Willie HUTCH

Ode To My Lady (1975) Motown

ウィリー・ハッチは、60年代末に登場した男性歌手。RCA から
2枚のアルバムを出していますが、頭角を現したのは70年代に入っ
てから。ジャクソン5の "I'll Be There" を作詞して認められたのが
転機となりました。以降のハッチは、モータウンのスタッフ・ライ
ター/プロデューサーとなって活躍。サントラ盤「The Mack」の
ヒットで再び表舞台に復帰の運びとなりました。

推薦盤は、モータウンでの5作め。ウィリー・ハッチのセルフ・
プロデュース作。バーバラ・ストライザンドの世界的な大ヒット曲
"The Way We Were" をカバーしています。全編のサウンドは、滑
らかなニュー・ソウル。歌手の力量も存分にアピールした力作です。