同窓会常任幹事(11期生)河田 順治
同窓会設立10周年がつい昨日のように思っておりましたが、はやいもので今年で同窓会も設立12年目に入ります。ここに同窓会だより第12号をお届けできるのも、同窓会を支えてくださる多くの会員のみなさまのおかげと感謝する次第です。
同窓会をはじめとする多くの方々のご支持のもと、本年度、我が母校の九品仏小学校のPTA会長をやらせていただくことになりました11期の河田です。本同窓会からはすでに多くの方々がPTAの役員や委員として活躍されてきたわけですが、私も同窓会の活動と学校や地域との関係を深めるとてもいい機会と考えてお引き受けしました。公立の小学校の良さの一つが、同窓生の多くが地元におり、父となり母となり再び学校に係われるということだと思います。私の思いの一つに、子供達の教育を学校まかせにするのでなく、父親や母親の延長としての地域も「うるさい親父」的存在でおおいに子供達に係わってほしいというものがあります。幸いなことに、九品仏小学校では、多くの同窓生の方々が長い間学校に係わるさまざまな活動に中心的存在として参加していただいており、本年度のPTA活動も学校の中で完結してしまうではなく、地域や同窓会との連携をさらに深めるよう微力ながら努力したいと考えています。
残念ながら在校生の数は年々減少の傾向にあるため、保護者の家庭だけで子供達にとっていい地域環境を保つのはますます難しくなることが予想されており、同窓生をはじめとする地域のみなさまには今後ともより一層のPTA活動への御協力をお願いする次第であります。また、若い地元の同窓生諸君にはマンパワーとしてのさまざまな協力をお願いし、小さいお子さんを持つ離れた同窓生のみなさまには、是非、九品仏に戻って子育てをしていただけることを合わせてお願い致します。