お気に入りの音楽10選 (プログレ編)
基本、プログレ出身者でもあり、母体である「プログレコーナー」は、以前は何枚も載せていたのですが、他コーナーと合わせて10枚厳選にしてみました。・・・・その結果、なんか割りと普通になっちゃったというか、厳選すると結局、有名なのが残っちゃうわけですね。ま、逆に絶対的に聴き続けているヤツということです。 |
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【Discipline】
(1981) King Crimson ベタにクリムゾンからです。ま、最近でこそ、ディシプリンが一番!という人も見かけますが、当時はあまり受け入れられなかったらしい80年代クリムゾンです。しかし、よく聴くと凝りに凝っていて、僕も30代になってようやく自分が「難しくてわかっていなかった」という事実に気づきました。そうかなぁ?と思った人は、譜面化するか、あと100回聴いてみて。クリムゾンについては、ロバート・フリップの「スーツで椅子に座ってギターを弾く」というスタイルが大好きなんですよね。大体、ロックってギタリストの動きがダサくて萎えるんでね。
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【SPARTA】(1989) KENSO KENSOは端から端まで好きで、ライブも長年必ず見ております。「セカンド」とか「夢の丘」が名盤って言われてますが、僕は「スパルタ」ですね。「月夜船行」や「インスマウスの影」あたりはベストテイクです。「V」以降、間が開いてて、もう活動しないのかな、と思ってたら急に出たっていう当時の喜びも蘇ってきます。最近、SPARTA Nakedっていうリマスターが出たけど、それも素晴らしかったですよ、光田さん。
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【One
of a kind】(1979) Bill Bruford プログレを代表するミュージシャンは誰かと問われたら、僕は間違いなく「ビル・ブラフォード」と言いますね(最近は「ブルーフォード」表記が多いですけど)。プログレの重要盤に多数参加してるプログレ・エリートです。彼のドラミングは明確で機械のようにジャストなので、プログレと非常に合うんですよね。これは大好きな一枚。HELLS BELLSは心地よい変拍子No.1! |
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【Visions】 PRISM
(1982) プログレじゃねーよ、と言われる方もいるでしょうが、何も変拍子やシンフォニックだけがプログレじゃないよ。クラフトワークをプログレに置いてるレコード屋だってあるんだよ。ということで、中期PRISMの「VISIONS」と「永久機関」は、楽曲の構造、アレンジが極めてプログレッシブだと思います。他のどのバンドも成しえなかったオリジナリティ。和田さん的には、中村哲さんに好きなようにやられたみたいなことも(冗談半分)おっしゃっているみたいですが、このヘンもファンは支持してますよと伝えたいです。最近、タワレコ限定で再発しましたね。
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【海洋地形学の物語】(1973) YES 「こわれもの」も「危機」も大好きですし、「YES SONGS」が一番聴いてるかな、っていう気もする。でも、YESの特性が満ち溢れていて、飽和・崩壊する寸前のバランスなこれも捨てがたいっす。大体、「通」ぶってるヤツはこれだよね(笑)。ロジャー・ディーンの装丁も極めた感がありますしね。これは絶対アナログレコードでも持っとくべきヤツです。
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【一触即発】(1974) 四人囃子 有名すぎて説明不要ですね。何十年も聴いてるけど、未だに面白いと思う。後年のライブ演奏なんかを聴くと、やっぱり当時のアナログシンセの厚みが重要なキーだった気がしますね。そう思って聴くと、録音技術も驚異的によい気がするんですよね。 これには入ってないけど、「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」はよくみんなでコピって盛り上がったものです。 |
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【COOK】(1974) Premiata Forneria Marconi 別名「LIVE IN USA」であります。PFMはライブが素晴らしいですね。ライブならではの盛り上がりを一番感じるバンドっていう気がします。以前は映像があまりなくて、いろいろ想像してましたが、ネット時代になって、youtubeで見たこともないPFMの演奏の映像があったりなんかして驚愕。もう、食い入るように見続けてしまいました。
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【WELCOME TO ZABADAK】(1987) ZABADAK 僕が80年代にやってたバンドは、とにかく変拍子と打込を多用してて、キャッチーでない難解な展開を好み、時に女の子のボーカル立てたりしてるっていう不可解なものでして(笑)、イメージ的にはケイト・ブッシュみたいなボーカルに歌わせたいってのがあったんですよね。ある日、このアルバムをたまたま知り合いの女のコに借りまして、聴いて愕然。それの完成形がこれでした。ま、今、聴いても他のアルバムはあんまり僕の趣味じゃないんだけど、この1枚は大好きですね。
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【Ladyies and Gentlemen】 EL&P プログレマニアから軽視されているらしいEL&P。が、僕の中では永遠の絶対的アイドルです。「タルカス」「トリロジー」あたりが好きだけど、当時の勢いを一番感じられるレコード時代は3枚組だったこのライブ盤は最高。CDで買いなおして今でもときどき車の中で聴いて一人で盛り上がってます。娘のピアノ練習みてるときも、急に「パパにも弾かせて」つって、やおら「タルカス」や「ホウダウン」ですよ。ほほえましいでしょ。
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【Canterbury
Edge】 V.A 80年代終盤は既にプログレは冬の時代。失意の日々を過ごしていたわけですが、ふと買った「Jazz Rock Collection」っていうCDで、BLACKPAGE、MASQUE、AFFLATUS、KEHELL、BELLAPHONなどのバンドを見つけて感動。そこから再びジャップス・プログレを追いかけ、吉祥寺シルエレに入り浸り。もともとサークルで借りたりもしてましたし・・。何年も忘れていましたが、これまたネット時代になり、みなさんの消息もわかって、かなり勇気付けられてます。当時の名盤はこの「カンタベリーエッジ」ですね。ちなみに、先に書いた「Jazz Rock Collection」はネット上にも全く情報がありませんね。googleで出てくる唯一のジャケット写真も僕がスキャンしたヤツだし(笑)。でも、ちゃんとそういうCDも出てたんです。 |
last update 2013.07.20