J-POPのMY定番

邦楽もかなりの量を聴いてるんだけど、なんかすぐ底割れしちゃうのが多くて、面白いのがない。聴き方足りないのかな?誰か、いいの教えて。特にここ数年で新しく出てきたバンドでは、何度も聴きたくなるようなのが皆無。というわけで、結果、ちょっと前の渋谷系一覧って感じになっちゃいました(笑)。ちょっと頑張って、探しますよ。

 

NO.5/The Collectors  <NO.1!!>

コレクターズの最も脂ののっていた現メンバになった直後の1枚。小西陽康プロデュースというところも僕好み。ミックスの仕方とかモロ小西節です。加藤クンもこれを出したときは確か「今までのアルバムなんてみんなデモテープですよ」なんてことを言ってたが、それもうなずける位クオリティの高いアルバム。ベースの小里クンがいい仕事してる、歌詞も無神論とか、社会風刺チックなものが多くてロックしてる(ロックの基本は怒りでしょ(笑))。この頃ライブもとてもかっこよかった。

 

 

UFO CLUV/The Collectors

コレクターズ2枚になっちゃうけど、あえてもう1枚あげさせてもらいます。これは1.の直後、ミニアルバムをはさんでリリースされたサロンミュージック・吉田仁プロデュースのもの。比べると、ギミック的な部分が減って、素直にバンドサウンドを聴きやすく仕上げている感じ。加藤クンのポップセンスも満開した感があるし、今もライブでやってる曲も多いし、歌詞もラブラブ(笑)。個人的趣味抜きならこっちが定番でしょう。

 

 

カップルズ/pizzicato five

「本当のピチカートファンであれば、ピチカート大好きなんて決して言えない」みたいなことを佐藤公哉氏が書いていましたが、本当にそう。それ位ヒネクレてないとね。
というワケで控えめにこのヘンで最も好きな1枚としてこれ。最初のフルアルバムで、最近のピチカートとはかなり路線は違う。ロジャー・ニコルズや、バート・バカラックや、ジャッキー&ロイなんていうキーワードをたくさん与えてくれた。発売当時の時代背景を考えると、こういう感覚は相当いかしてて、もちろん僕もこれに啓蒙されて、そういうの聴くようになったわけです。とにかくいろんな意味で素晴らしく、説明しきれません(笑)。ちなみにボーカルは初代の佐々木麻美子嬢。当時、ライブを見に行ってすごく空いてたのを覚えています(笑)。

 

 

光の子/PINK

これも80年代半ばの、すごいアルバム。ハイテクニック、ハイテク+エスノの80年型。メンバーは近田春男ビブラトーンズでキングトーンズばりのハイトーンで歌っていた福岡ユタカ、スペースサーカスの岡野ハジメ、ホッピー神山、などで、今思うと完全にスタジオミュージシャン系のバンドだね、こりゃ。”最高にデリシャス”な「サイコデリシャス」の方がセールス的にはいいセンいったと記憶しています。そっちは僕の好きなチャクラの板倉文氏も参加してます。

 

 

That't Entertainment/Cymbals

早くも定番入りしているシンバルズ。リーダーでベースの沖井クンのポップおたくぶりが、往年の加藤ひさし氏にも通ずる感じで期待大!メロもキャッチーだし、ボーカルはキュートだけど、音はしっかりロックしてるし、オリジナリティもあるし、とにかく一番の期待株。頑張ってね。

 

 

Domino/Round Table

フリッパーズ・ギターのフォロワーなラウンド・テーブル。「カメラ・トーク」あたりの素直にやってる感じのパーフリ。「渋谷系」残党という感じなので(ごめんね)応援したいです。とか言ってるうちに彼らも結構なキャリアに。このまま大ブレイクなしに終わってしまったら惜しいけど、それでも求めている音をあんまり変えていないところは好きなので、このままでいいのかも(も一度ごめんね)。

 

 

SKYNUTS/かせきさいだぁ

「さいだぁ・ぶるーす」はちょっと衝撃でしたね。サンプリングされたクラウドベリー・ジャムのギター・リフと、明らかにはっぴいえんど的な詩の世界を組み合わせて再構築した、という概念的なところで僕はとても新しいものを感じました(ところで今のコ達は、あれ聴いても「てぃーんず・ぶるーす」なんて知らないんでしょうね(笑))。あのまま、はっぴいえんど的なところでとどまっていたら、多分、僕も飽きていたのだろうけれど、このアルバムでは更に新しい境地に突入していてうれしくなりました。でも結局、一番、1枚目の流れに近い「悲しみの観察日記」をよく聴いていたりするのだけれど(笑)。

 

 

Edo River/Carnation

カーネーションといえば実はナゴム・レーベル(って知ってます?)の時代から知っていて、メジャー・デビュー直後の盤なんかも買ったりしていたのですが、その後あんまり聴いてなかったんですよ。で、これはその後、今から5年位前になって、お友達から「今、すごくいい」という情報をもらって借りたもの。確かにいいんで、改めて買っちゃいました。直枝クンもまた、ある意味、ポップおたくですよね。結局、僕はこういうタイプに弱いのよ(笑)。改めて全部聴きなおしてみると「エレキング」とか「a beautiful day」とかも充実してる。「a beautiful day」の「市民プール」なんか出色の出来。素晴らしい!名曲! Edo Riverは同じ川沿いに住む僕としてもとってもリアルな詩だったりする。東京から少し離れてんのよ(笑)。

 

 

clover/原田知世

知世ちゃんかわゆいですね(笑)。一時期、鈴木慶一をプロデューサーに配したりして、音楽的には模索が続いてなかなかブレイクしなかったけれど(このアルバムでも半分は鈴木慶一ですが)、スウェディッシュ・ポップのブームの頃、トーレ・ヨハンセンに託してからのは、すごくいい。これ以降はCD全部買ってます(笑)。なんていうか、知世ちゃんの持つ雰囲気とか、声質とかがとても合ってる。近田春夫氏「考えるヒット」でも、トーレ節は「日本人の歌謡曲的ノリ」とすごく通ずる「現代のアバ」だ、みたいなことが書いてあったと記憶してますが、ホントにそうですね。わかりやすい。あんま音楽聴かないヒトにもオススメ。

 

 

blue in green/manna

いつの間に消えちゃいましたが、マンナはピチカートの初期のメンバーだった鴨宮クンのユニット。初期ピチカートの「ハレ」でない「ケ」の部分(笑)というか、憂いをたたえた部分に多大に貢献していたと思うし、彼のコード進行とかがとても好きだったのに。ちなみにカップルズだと「七時のニュース」と「おかしな恋人・その他の恋人」が彼の曲。いつか復活してほしいものです。このアルバムでは、「自転車と夏と」はすごいいいです。

 

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last update 2001.5.3