「L change the WorLd」
■作品基礎データ 「L change the WorLd」 2008年 日本映画 監督:中田秀夫 脚本:小林弘利 出演:松山ケンイチ |
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キラと呼ばれ、デスノートを使って犯罪者なき新世界の神になろうとした夜神月と、
キラの正体を突き止め、事件を終わらせようとしたL。
二人の天才の熾烈を極めた攻防戦が最終局面を迎えようとしていた頃、
タイでひとつの村が消滅した。
何もかもが焼き尽くされ、地上から抹殺された小さな村。
そのときすでに、世界の崩壊にも繋がる大事件が、
Lの知らないところで動き出していたのだ。
Lの究極の選択によってキラ事件は終結したが、
それと同時に、Lはワタリを失った。
予期していなかったその死とともに、Lに残された最期の23日間。
大きすぎた犠牲を噛みしめながら、
ワタリのファイルに残った未解決事件を次々に片づけていくL。
やがて、案件ファイルも尽きたころ、
Lのもとに届いたワタリ宛ての “贈り物”。
箱の中にいたのは一人の幼い少年。
その無口な少年・BOYが身につけていたSDカードのデータから、
Lは、BOYがタイで消滅した村のたった一人の生き残りであること、
そして、その裏側では、
人間の手で作り出された《死神》をめぐる大きな事件がうごめいていることを知る。
そこへ、ワタリを訪ねてまたひとり、今度は少女がやってくる。
非業の死を遂げた父親から預かってきたものがあるという少女・真希。
それこそが、事件の核心となる《死神》だと気づいたときには、
すでに追っ手が迫っていた。
幼い二人を連れて逃走をはかるL。
残された日は、あと6日。
Lは、二人の子供たちを守りながら身体を張って事件を解決するという
「不得意分野」へ突入していく――。
―というわけで「デスノート」2部作からスピンオフして制作された
「L change the world」が公開されました。
前後編で完結した『DEATH NOTE デスノート』とは違う新たな視点から
Lの謎に迫り、Lの最期の23日間を追うサイドストーリーが展開します。
ハリウッドでの活躍も目覚しい『怪談』の中田秀夫監督がメガホンを取り、
自身初となる本格派アクションを織り交ぜたドラマを演出。
L役の松山ケンイチ、ワタリ役の藤村俊二が続投するほか、
特殊メークを施した悪人役の高嶋政伸、
Lを助ける男役の南原清隆らが新たな“デスノ”の世界を彩っています。
さて新作では
監督、脚本家、プロデューサー、
そして松山ケンイチの3人でクランクインの二ヶ月前から徹底的に議論し、
新しいL像について構築し、
前作「デスノート the last name」の最後で、
ライトの父、総一郎に対し「ありがとうございました」と微笑んで死んでいく、
そこを新作の到達点として、そこに至る成長のドラマを描く、
ということで撮影を開始した、と松山ケンイチはインタビューで
答えています。
撮影は、埼玉県川越市の病院でBoy(福田響志)が検査を受ける場面からスタート。
LとBoyの出会いのシーンでもあります。
猫背のL座り、L走りは野外だとよけい目立ちますが、
駿河(南原清隆)と語らう場面では脚本ではたったまま会話する筈が、
現場で松山ケンイチは無理矢理、車止めの上にL座り。
「ウルトラCだ」と変な感心のされ方をした。
8月中旬の銀座での撮影は、Lたちが自転車で走って包囲網を突破する場面や、
対ウィルス駆除部隊の出動シーン等が撮影された。
8月下旬、日活スタジオでLの執務室の様子の撮影が行われます。
この部屋は「デスノートthe last name」で登場した
Lが私財を投じて建てたキラ対策室とがらりと様子が違っていますが、
脚本では、ここはもともとワタリの執務室、という設定になっており、
ワタリ = キルシュ・ワイミーは英国出身という設定にあわせ、
ヨーロッパ風のデザインに重厚な書棚、世界各国のお茶、薔薇の鉢植え、
チェス盤等が揃えられましたが、
シリーズものとの共通性を考慮し、
室外の廊下はキラ対策室同様、無機的な通路としてデザインされています
デザインといえば鶴見辰吾が勤める細菌研究室は、P4(physical contanment4)、
「極めて危険な病原体を取り扱う高度安全実験施設」なのですが、
国内には存在しないので、設計にあたり筑波大学のP3を見学し、
それに「バイオハザード」「アウトブレイク」等の施設を加味して作り上げられているそうです。
部屋全体が箱という設定で、金属やアクリルで硬質なセットを建設しました。
映画では塗装等で木のセットを金属っぽく見せるのが常套手段ですが、
ここでは本当に金属やアクリル材を使っており、
傷や汚れがカメラに入ってしまうため
土足厳禁・裸足厳禁、荷物持ち込み禁止という厳しい管理下で撮影が進みました。
Lはboyと真希に違う場面でそれぞれ、
お菓子の串刺しを差し出していますが可哀想にどちらも受け取ってもらえません。
これは「デスノート」の海砂が「唯一、Lのお菓子を手から手に受け取ってくれた相手」
という前提があるためです。
…Lといえばお菓子ですね。笑
「デスノート前編」では洋菓子が、「デスノートthe last name」では和菓子が
大量に登場していますが、今回はそう凝ったお菓子はスクリーンに出てきませんが、
中田監督によると
「ワタリが死んでいるので、Lは自分で個性的なお菓子を用意できなかったから」
との事ですが、今回の作品では他にもLが感情表現を見せる場面が幾らでもあるので、
“消えモノ”(映画用語、劇中で消費される品物全般)
に凝って観客の注意がそちらに行ってしまうのを回避するため、
必要がなかったというのが真相のようです。
実はワタリの亡骸と向き合うシーンで、
Lは板チョコをたむけるところが撮影されているのですが、
本編ではカットされています。
中田監督によると、手元より松山君の顔の表情のアップが欲しかったから、
とのことです。
板チョコは後日DVDに出ることを期待しましょう。
映画では冒頭に出てくるジャングルの村の場面は9月に入ってから
タイでロケされています。
タイロケは3部構成で、バンコクから離れたハム・サモー村での撮影、
空港ロケ、バンコクのムーンスタジオでハリウッドから船便で運ばせた、
ジェット機内とピオトープEDANのセットを組み立てての撮影からなります。
スタントは
「007 トゥモロー・ネバーダイ」「ブラック・ホークダウン」にも参加のチームが、
参加しているとか。
ケータリングもハリウッド式で、他に衣装車やトイレ車を含む車輌8台、
スタッフ30名が参加。
雨季にもかかわらず、あまり雨に降られることは無く撮影は進んだそうですが、
それでもタイ人とは時間の感覚が異なり、
時間になると休憩を取るタイ式に、徹夜してでもスケジュールを貫徹する日本式とは、
すり合わせの必要があったようです。
爆破シーンでは、
オープンセットに火薬を仕掛けたものと、
6分の1の村のミニチュアの組み合わせで見せています。
ナコンラチャシマ空港の撮影では500名以上のエキストラが動員され、
ジャンボジェットも実際に使われている2機(飛べるものと飛ばないもの)が用意され、
空港自体も借り切りで撮影されました。
実際に使われているジェット機の撮影許可はぎりぎりまで降りず、
いざ撮影となると今度は、
エンジンを稼動して撮影できる時間はごく限られているという制約が判り、
スタッフはミニチュア等を使って事前に入念なリハーサルを繰り返し、
撮影に望んだそうです。
松山ケンイチと正名僕蔵にはコクピットで操縦桿を握る芝居の為、
本物のパイロットからレクチャーを受けた。
空港内ではワイヤーアクションありの撮影だったようですが、
40度を超える暑さの中で、松山ケンイチは首筋と脇に氷嚢を当てていたのですが、
「メイクがすぐ崩れるのが難点」だった…
以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
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にて「L change the WorLd」の頁をご覧下さい。
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