「アンダルシア 女神の報復」
■作品基礎データ 「アンダルシア 女神の報復」 2011年 日本映画 監督:西谷 弘 脚本:池上純哉 出演:織田裕二 黒木メイサ 伊藤英明 |
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スペイン北部に隣接する小国・アンドラで、
日本人投資家・川島(谷原章介)の遺体が発見される。
国際会議の準備でパリに訪れていた外交官・黒田康作(織田裕二)は、
事態を把握すべく調査を命じられ、二人の事件関係者と出会った。
遺体の第一発見者、ビクトル銀行行員・新藤結花(黒木メイサ)。
事件の担当者、インターポール捜査官・神足誠(伊藤英明)。
多くを語らず何かに怯える結花と、
捜査情報を隠そうとする神足…二人は、過去の事件をきっかけに、
心に闇を抱えていたのだった…。
結花の保護のため、外交官・安達(戸田恵梨香)が駐在するバルセロナの
日本領事館へ向かった3人は、正体不明の武装グループから襲撃を受ける。
黒田は、事件には何か裏があると確信し、
ジャーナリスト・佐伯(福山雅治)からの情報をもとに、
国際テロ組織による【資金洗浄(マネーロンダリング)】と
投資家殺人との関連について調査をすすめる。
一方、神足は、大物金融ブローカー“ルカス”という人物が、
アンダルシア地方で巨額の不正融資を仕掛けているとの情報を得た。
仕組まれた罠、錯綜する情報、そして隠された秘密とは何か…。
真相を追う黒田に、ついに任務中止の命令が下された。
アンダルシアで、3人を待ちうける運命とは…?
空前のスケールで描くサスペンス超大作―舞台は、
情熱の国・スペイン! 2009年、映画『アマルフィ 女神の報酬』で初登場した黒田康作。
邦人を守るために極秘任務を遂行する“外交官としての裏の顔”を持つ男
…織田裕二演じるクールでミステリアスな外交官・黒田は多くの観客を魅了し、
オリジナル作品ながら興行収入36.7億円の大ヒット。
さらにdocomo動画用に制作された連作短編『アマルフィ ビギンズ』は
182万DLを記録した。
そして、ファンの支持に応えて、
2011年1月からTVドラマ『外交官・黒田康作』の放送が開始され、
ついに、この夏、『アンダルシア 女神の報復』で黒田がスクリーンに帰還する!
物語の舞台となるのは、スペイン・地中海。
芸術の都市バルセロナ~雪のアンドラ~そして、
太陽に愛された地・アンダルシア…全世界を震撼させる国際犯罪に黒田が挑む!
黒田と対立する担当捜査官・神足を演じるのは、
『THE LAST MESSAGE 海猿』で2010年日本実写映画興行収入1位を記録した
伊藤英明。事件の鍵を握るヒロイン・結花には、
男女世代を問わず圧倒的な支持を集める人気女優・黒木メイサ。
監督を務めるのは、前作『アマルフィ 女神の報酬』や
『容疑者Xの献身』を手掛けた人間ドラマの名手・西谷弘。
「アンダルシア 女神の報復」見ました。
テレビシリーズは飛び飛びに見ている程度。
特に思い入れはないのですが、映画の出来はまあまあ。
結局、小人数の話ですが、そう見えないよう上手く逃げ切っています。
サスペンスをオシャレに見せようとすると、外国へ行く事になるのかな。
男ふたりのキャストの対決がウリです。
外国シンジゲート等がいろいろ情報として出て来るのですが、それは背景に過ぎない。
それでいいのか、そこが限界なのか、は微妙です。
戸田えりかや福山雅治が宣伝ポスター等では大きな扱いですが、
劇中では顔見せ程度です。
映画の掲示板では、その事を叩く書き込みが見られます。
現地ロケーションではもう少し観光地など出しても良い気もしますが、
シリアスなドラマとしてはこんなところか。
主人公はスーパーマンではない分、リアリティはあるのですが、
名探偵と言える程の頭の切れ味があるでなし、ストイックな生き様は今の実写の世界では珍しいだけに
何か決定打になるような特技、得意技が欲しいところですが
「そんな事言ったら黒田じゃない」と織田さんのファンに叱られそうです。
事件の第一発見者でビクトル銀行行員・新藤結花役、
インターポール捜査官・神足誠役で参戦した黒木メイサと伊藤英明が、
大人気シリーズにかかわった責任感、黒田康作の魅力などを語った。
Q:スペインを舞台に日本映画とは思えないスケールのサスペンスフルなドラマが
展開していきますが、
出演者のお二人にとっても完成が待ち遠しかったのではないですか?
伊藤:今回の『アンダルシア 女神の報復』は、
現場で織田さんと一緒に撮影しているときから、
エンターテインメントが本来持っているパワーや、
それにかかわる人間の責任感というものを改めて感じさせられた作品でした。
本当に映画って観るのも撮るのも楽しいなと思いましたし、
お客さんの立場になって観たい映画だなって思いました。
黒木:わたしも普通に楽しみながら鑑賞してしまいました(笑)。
自分が出た作品に関しては、
反省点などを考えながら観てしまうことが多いのですが、
今回は普通にストーリーを追っている自分がいて、
それこそストーリーがわかっていながらも引き込まれてしまう経験は
初めてだったので、もう一回冷静に観なくちゃ! って思いましたね。
伊藤:そうなんだよね。今すぐもう一度観たい(笑)。
本当に「これが映画だよな」って何度も思えたんですよね。
特に今回は脚本がすごく面白かった。
登場人物それぞれにエンデイングが用意されていて、
3段オチ、4段オチのようになっているんです。
一映画ファンとしてとても興奮しましたし、
センスのいい映像、音楽もかっこよくて、スペインの風景も美しいし、
なんだか手前みそで申し訳ないけれど、
この映画こそ極上のエンターテインメントといっていいと本当に思えましたね。
Q:「外交官・黒田康作」シリーズに参加することが決まったときは、
クールでミステリアスな黒田とどう対峙(たいじ)していけばいいのかなど、
それこそプレッシャーもありそうですね。
伊藤:映画の中でいろいろな言葉が飛び交っていますが、
今回はプロ同士の駆け引き、戦いが軸になっているので、
相当ハードルが高いところへ入っていくなと思っていました。
ましてや第一線で走り続けている織田さんとご一緒させていただけるということ、
しかもバディーに近いような関係でご一緒させていただけるということは、
うれしい反面、正直プレッシャーもありました。
黒木:わたしも、最初に台本を手に取ったときは、
どうやって結花というキャラクターを自分の中で理解していったらいいのか悩みましたね。
結花のバックボーン、映画が始まる前の結花の人生をどうやって表現すればいいのか、
そして黒田さんとの距離感をどう保てばいいのか、不安もありました。
伊藤:だけど、織田さんが僕らに緊張感を与えないように優しく包み込むように
接してくれたんです。
映画に対する愛情もすごく強く持っている方で、そういう先輩との撮影は、
とにかく毎日が楽しかったです。
Q:今回はパーフェクトな外交官・黒田康作のキャラクターに
人間味が増している点も見逃せないポイントです。
黒木:わたしは今回の映画で黒田さんのスキが初めて見えたような気がするんです。
それは今までの作品で見せたことがないもので、
わたしが演じた結花も黒田さんにスキを見せていたような気もしていて、
こういう出会いじゃなかったら黒田と結花はどういう関係になっていたのか、
すごく気になりますね。
伊藤:確かに気になるよね、そこ(笑)。
今まで作品ごとにいろいろな黒田が観られたけれど、
今回はすごく人間っぽい黒田がいて、彼を翻弄(ほんろう)するメイサ演じる結花がいて、
新しい段階へ行っていると思います。
それにしてもあれだけかっこよくてスキのない黒田を演じる、
織田さんそのものがとにかくすごいと思います。
黒木:結花は、男としての黒田に惹(ひ)かれているのか、
事件にかかわっていく中で黒田との駆け引きをしているだけなのか、
彼女の中にもいろいろな感情が渦巻いていたと思うんですよね。
黒田さんとの距離感を決めることが難しかった分、
いろいろな黒田さん像を見つけることができた気がしています。
伊藤:それに黒田って、任務を完ぺきに遂行するだけではなく、
結花が抱えている思いや神足が抱えている傷にも触れてくれて、
人が抱えているトラウマまで解決してくれるんですよね。
かっこいい人情モノをやってのける、かっこいい“寅さん”みたいな人だと思いました。
この先の黒田の人生も観てみたいです。
Q:今回、このシリーズに出会ったことで、
俳優としての今後の活動などに大きな変化が起こりそうですか?
伊藤:そうですね。現場では、
スタッフもキャストも“舌が肥えたような感覚”になったところが
あるような気がするんです。
僕自身、次の現場で求めることが大きくなっていきそうな気がしています。
自分を追い込むって意味でね。
とにかく織田さんの映画に対する愛情は計り知れないと思ったので見習いたいです。
黒木:わたしはこのシリーズ、キャスト、スタッフと出会えて、
一緒に仕事ができたことがすごく幸せだし、うれしく思っています。
伊藤さん、西谷(弘)監督をはじめ、精神的にも頼れる人たちがたくさんいて、
次に進める土台、基礎を作っていただけた気がしています。
それを次の作品でどう生かして、つなげていくのかというすべがまだわからない(笑)。
いい作品に巡り合えたという、この感覚、このテンションを持っているうちに、
どうにか次につなげていくことで、せっかくの出会いを無駄にしたくないと思います。
伊藤:僕もメイサを見習って(笑)、いい出会いを大事にしたいです。
織田さんや西谷監督、メイサをはじめ、日本映画でもまれに見るいい作品ですし、
この映画を支えてくれたスタッフ、キャストにも感謝です。
これだけの大作で4月の中旬に撮影が終わったばかりなのに、
皆さんにもう観ていただけることも幸せです。
ものすごく限られた時間の中で、
これだけのクオリティーの映画ができたということは、
皆の間に絶大なる信頼関係があってこそ成立したと思うんですよね。
日本映画はここまできたか!
という上質のエンターテインメントとして広げていきたいと思っていて、
僕も一映画ファンとして自信をもっておすすめしたいですし、早くもう一度観たいです。
それから、織田さんのような大きな俳優になりたいですね。
身長のことじゃないですよ(笑)。
織田裕二インタビュー vol.1
「『アマルフィ 女神の報酬』の企画を最初に聞いた時、
全編、海外ロケで、オールスターキャストで…なんて夢みたいな話だなと思ったんです。
実現出来たら嬉しいけど、まさかね・・・と、実はあまり本気にしていませんでした(笑)。
ところが、それが現実になってしまい、作っている側も僕たちもどこかある種、
夢の中にいるような気持ちでした。
でも今回は、『アマルフィの女神の報酬』、
携帯ムービー、TVドラマシリーズ『外交官・黒田康作』を経て
完全に地に足がついた感があります。
ストーリーが人間ドラマにフォーカスされているのも魅力ですし、
アクションも愛も盛り込まれて、すべてがパワーアップしている。
僕自身、出演者なのに完成した試写を見て、
びっくりしたり感動したりしたくらい素晴らしかったです」
共演には、前作に引き続きジャーナリスト・佐伯章悟役の福山雅治さん、
外交官・安達香苗役の戸田恵梨香さんらの顔が。
そして、新たなキャストで物語の重要なカギを握るヒロイン・新藤結花役に
黒木メイサさん、
インターポールの刑事・神足誠役で伊藤英明さんが出演している。
「黒木さんは、まだ若いのにとても大人っぽくて素敵な人でしたね。
将来が非常に楽しみな女優さんだと思います。
伊藤くんは、本当にピュアでキラキラしてて少年のように真っ直ぐな男だなぁ、と。
彼は岐阜県出身だそうですが、
あんな彼を育てた岐阜って絶対いいところなんだろうから、
いつか行ってみたいなぁとつくづく思いましたよ(笑)」
織田さんが演じる、外交官・黒田康作は、
過去や背景がまったく分からないミステリアスな男。
そんな難役を演じる上で織田さんはどんな風に役柄を分析し、
役作りをしているのだろうか。
「黒田は外交官なので、海外にいてこそ実力が発揮できるんだろうと思います。
だから日本よりも外国にいるほうが生き生きしているみたいです。
実際、前作の時にイタリア人の外交官の方にお会いしてお話を伺ったんですが、
本国に帰ると元気が無くなるとおっしゃっていました。
黒田も、デスクでの書類仕事は向かないタイプなんでしょうね。
海外で上司の監視も無く、
その国のルールに従いながら自分自身の判断で物事を処理して行くのが
楽しいんだと思います」
黒田について織田さんは「筋が一本通っているところが好き」なのだとか。
「ただ、彼は、不言実行なタイプ。デキる男だけど、
感情が表に出ないので性格も分かりにくいですし。
そんな彼を演じるのはなかなか難しいのですが、
今回は彼の人間臭さを少し出してみようと思いました。
一般の観光客が相手だった『アマルフィ』、
新米刑事とコンビを組んだTVシリーズとは違って、
『アンダルシア 女神の報復』で黒田が相対するのは、
インターポールの刑事と、銀行員。
どちらもその道のプロフェッショナルなわけで、
ともすれば黒田が負けてしまう部分もあるかも知れない。
そんなところで人間っぽい部分が出せたら…と思って演じました」
さらにほんの一瞬、黒田が本音とも取れる自分の心情をポロリと吐露するシーンも。
黒田ファン必見のそのセリフは、作品でぜひチェックして欲しい。
何か国語も自在に操り、海外の各地を渡り歩く黒田を演じる織田さんが今回、
チャレンジしたのはスペイン語。
さぞ苦労されたかと思いきや、
演技のみならず語学に関しても才能を発揮した織田さんは
「スペイン語のセリフのNGはほとんど無かった」とのこと。
「外国語でのセリフを覚えるのはもちろん大変ですが、
今回、スペイン語は今までセリフで使ったことのある語学の中では
学ぶのがとても楽でした。
撮影後に音声だけ録音し直すようなこともなかったですし、
現場でスペイン語指導の方からも比較的すぐにOKを貰えました。
スペイン語って、英語のような繋がった発音ではなく、
日本語に近い一語一音で発音するほうがいいみたいですね」
市街地での銃撃戦や伊藤英明さんとのファイトシーンなど、
骨太なアクションシーンが満載なのも本作の見どころのひとつ。
「神足(伊藤英明さん)と掴みあいになるシーンでは、
黒田の過去の経歴を考えた立ち回りをしたいとアイデアを出しました。
黒田の過去は今も相変わらず謎ですが、
もしかしたら海外の特殊部隊のようなところで訓練を積んだんじゃないか、
もともと外国人と戦うことを前提として格闘を習ったのではないか、と考えて、
そういう人たちが使う接近戦のテイストが少し香ったらいいなと思ったんです。
街の中で車が大破して銃撃戦になる場面は、
街の一角を完全封鎖しないといけないので毎週日曜日にしか撮影が出来なかったんですよ。
ですから、少しずつ1カ月以上もかかって撮り終えたんです。
最初のころは寒かったのに、そのうち季節が変わって暖かくなってました(笑)。
ウィークデーはアンドラへ行って撮影し、
日曜になるとバルセロナに移動してこのシーンを撮り
…と移動の連続で大変だったのを覚えています。
でも、車同士が激突して派手に壊されるなんて、
男にとっては子どもの時からのちょっとした憧れだったりするので、
“もっとガラス割って壊そうよ”
“ドアも完全にもげちゃっていいんじゃない?”
なんて言いたい放題言わせて頂いて、童心に帰ってはしゃいでしまいましたね(笑)。
ハプニングもありましたよ。
そのカーアクションシーンを撮っている時に伊藤くんが演技で倒れているのに、
本物の救急車が来て彼が運ばれて行きそうになったんですよ。
たまたま近くで本当に具合が悪くて救急車を呼んだ人がいたらしいんですけど、
道に倒れている彼を見た救急隊員が本物の事故現場と間違えちゃって。
あれは面白かったなぁ(笑)」
イタリア・アマルフィへの日本人観光客を急増させた前作「アマルフィ 女神の報酬」
同様、スペインへの旅行者が増えること間違いなしの本作。
織田さんに観光地としてのスペインの魅力・必見ポイントなどを伺った。
「撮影では有名な場所にはあまり行っていないのですが、
たまたまパレードに遭遇したのが楽しかったですね。
それから、撮影で泊ったホテルの近くの街路樹にオレンジの実がたくさん成っていて、
街じゅうがオレンジ色に染まっていたのは綺麗でした。
ですから、訪れる季節を変えて何度も行くのもいいと思います。
ちなみに僕は夏のアンダルシアに行ったことがあるんですが、
暑過ぎて記憶が無いんですよ(笑)。
“ヨーロッパのフライパン”と言われるアンダルシアの地で
未体験の暑さに挑戦したいなら、ぜひ夏に行ってみてください。
気持ちのいい観光だけではなくて、そんな旅の経験も面白いかもしれないですよね。
食べ物は日本人の口に合うものが多いですよ。
特に今回、僕が感動したのはイカ墨のパエリア。
上にマヨネーズのような独特のソースをかけて頂くんですが、
このソースがあると無いのとでは大違いで、コクがあって本当に美味しかったです」
アンダルシア地方に伝わる伝統芸能・フラメンコもスペインを訪れたら
ぜひ見て欲しいと教えてくれた織田さん。
「劇中にも出てきますが、官能的でぞくぞくわくわくして、
美しくて、とても印象的でした。
フラメンコは、歌と踊りがセットなんですが、
この歌詞と言うのが、何とも不思議なんですよ。
現地の人に聞いても何て言っているのかよく聞き取れなくて分からないと言ってました。
半分、即興のようなもので、“彼女の人生はつらかった~”とか
“彼女は19歳で売られた~”とか、そんな感じの内容が多いみたいです。
でも、“情”に訴えかけてくるものなので、迫力を感じ取ることは出来るし、
こういう感情の破裂のさせ方があるのか、とドキドキします。
歌詞もメロディも、演歌に似ていると言われるのが分かる気がしましたね」
監督は、前作「アマルフィ 女神の報酬」も手掛け、
細部までとことんこだわった演出・映像で知られる西谷弘氏。
「監督のこだわりは、もういつものことなんですけど、今回も凄かったですよ。
事前にシナリオを読んで、だいたいこのくらいの時間に終わるかな、
と予想していても、それをはるかに上回る終了時間で、
終わりは毎日まったく読めなかったですね。
だって普通なら3カットくらいで撮るところを28カットかけたりするんですから!/
しかも、現場で突然、『脚本には書いてないけど、こういうセリフを言って欲しい』
なんて言うこともあって。それが日本語のセリフならまだいいんですけど、スペイン語!
外国語のセリフは、何ヶ月も前から練習しているので、
例え前日に言われても無理なんですけど…って困ってしまうこともありました(笑)。
演出に入り込むと鬼のようになる方なんですよね。
でも、その予想外の細やかなカット割りや、
現場で生み出される意外なアイデアがたくさんあるからこそ、
いい意味で裏切られて驚きがいっぱいの作品が出来るんだと思います。
僕も、撮られた映像がどんな風に編集されて仕上がっているのか、
後で見るのが本当に楽しみでした」
一人の男性の死から始まる物語は全編ハラハラ・ドキドキの連続でシリアスなテイスト。
しかし、監督と織田さんは、
ほんの少しユーモラスなシーンも盛り込みたいと考えたのだそう。
「サスペンス・アクションだから、
大人っぽい雰囲気で息が詰まるような緊張の場面が続いてしまうのは当然だけど、
そんな中にも時々、笑いの要素が入ったら緩急が絡み合ってもっと良くなるよね、
と話し合って。声をあげて大笑い、
というのではなくてクスッと笑ってホッと出来る瞬間が欲しいと思ったんです。
黒田と安達(戸田恵梨香さん)の掛け合いなど、
ふっと和めるシーンがいくつかあると思うので、楽しんでください」
監督を始めとするスタッフ陣について
「向上心のかたまりみたいなチーム」と称賛する織田さん。
「だからこそ僕もまた今回、一緒に仕事をさせて頂きたいと思ったんです。
多くの皆さんに黒田シリーズを楽しいと感じて頂けているのは、
夢がある作品であると同時に、
そんな僕の気持ちがスクリーンを通してにじみ出ているからなのかも知れません」
さまざまな顔を持つ国、スペインと俳優・織田裕二の魅力がたっぷり詰まった本作。
観ればあなたもきっと、黒田康作のクールな活躍ぶりに心躍り、
そして劇場を出た後はスペイン旅行の計画を立てたくなること間違いなしだ…
以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて「アンダルシア 女神の報復」の頁をご覧下さい。
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