「アバター」

「アバター」映画チラシ■作品基礎データ
「アパター」
2009年 アメリカ映画
原題:AVATAR
監督脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:シガーニー・ウィーヴァー サム・ワーシントン

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22世紀、人類は地球から遠く離れた衛星パンドラで
〈アバタープロジェクト〉に着手していた。
この星の先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体〈アバター〉を創ることで、
有毒な大気の問題をクリアし、莫大な利益をもたらす鉱物を採掘しようというのだ。
この計画に参加した元兵士ジェイクは車椅子の身だったが、
〈アバター〉を得て体の自由を取り戻す。
パンドラの地に降り立ち、ナヴィの族長の娘ネイティリと恋に落ちるジェイク。
しかし彼はパンドラの生命を脅かす任務に疑問を抱き、
この星の運命を決する選択を強いられていく……。

アカデミー賞を総なめにした『タイタニック』で世界歴代興収記録1位を達成。
映画史に金字塔を打ち立てたジェームズ・キャメロン監督が、
構想14年&製作4年を費やした入魂作『アバター』。
監督が創造した圧倒的なスケールと陶酔感のベースとなるのは、
地球からはるか彼方の衛星“パンドラ”の神秘的な世界観。
その豊かな大自然には未知の動植物が生息し、
息を飲む幻想美と生命力に満ちあふれている。
驚異の3D技術はスクリーンと客席の垣根をなくし、
観る者をまったく新しい次元の映画体験へと誘います。
『アバター』は、21世紀の革命的な超大作としてすべての観客を魅了し、
変革もたらすことでしょう!

「アバター」見ました。
問い合わせたところ、映画の日でも料金は二千円だそうなので、平日に見ました。
別の3D映画を見た時に予告を観賞し、衝撃は経験済みだったので、
いちいち驚くということはなかったですけど、
それでも手間暇かけて作りあげた異世界のビジュアルは美しく、
ドンパチはじまる以前のシークエンスで十分楽しめました。
この先ティム・バートン監督の「アリス・イン・ワンダーランド」など
ファンタジーの3D作品が次々公開されるようで、
キワモノ扱いだった3D作品もファンタジーのジャンルでメジャー化が進みそうです。

しかしCGもの3D作品を2作品見てやっぱり感じるのは、
自然と目線が人間の方に行ってしまうということです。
作った映像よりも人の表情や加工されていない自然物の方が目に優しい、
目に馴染みます。
異世界もので観客を呼ぶ傾向は今後も続くでしょうが、
「オーシャンズ」の3D版など見たいなあと素朴に思うのです

元々ツッコミどころ満載の脚本で
細かいこと言う方が野暮なのは承知の上で以下を書きます。
ネタばれ改行です。



アバターが彼らの世界に入り込むのは以前からあったようで、
主人公も部族のシャーマンから”お試し期間だ”という意味のことを言われて生活を始めますが、
彼らが”スカイピープル”についてどのくらい理解しているかがいまいち分からないです。
精神世界に長じた人々ですから、アバターについて薄々知ってそうですが
”スカイピープル”が近づいてくる動機を知りたがらないのが不思議です。
来る者拒まずの逆、排他的な連中という風に設定されているように見えましたが。

「あ、キスするんだ」
ラブシーンでまずそう思ったです。
「バウンティ号の反乱」という昔の作品で、
原住民にその習慣がなく、
族長の娘と恋に落ちた主人公が愛情表現に手こずるシーンがユーモラスに描かれていましたが、
アバターではあっさりベットインしています。
余計なお世話だけど、アバターがエッチ可とはバイオロボットならではか?

先住民ナヴィがインディオのイメージでまとめられているのも気になったです。
敵はコマンチ族と戦って負けたカスター将軍か?
(アパッチ族でしたか?)
エスキモーからマヤ文明までいろいろなものを掛け合わせ、もっと匿名性をあげた方が、
テーマから言っても良いのではないかと思うのですが。

この映画で、ヒロインであり、パンドラの先住民であるナヴィ族の娘
ネイティリを演じているのがゾーイ・サルダナのインタビューを採録します。

ゾーイ・サルダナ
2000年に『センターステージ』で映画デビュー。
その後、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(03年)、
『ターミナル』(04年)など、確実にキャリアを積み重ねて来たゾーイ。
今年はJ.J.エイブラムス監督の『スター・トレック』でウフーラ役を演じて話題を集めた。

──2009年は、『スター・トレック』でJ.J.エイブラムス、
『アバター』でジェームズ・キャメロンと、ハリウッドを代表する2人の監督とお仕事を
されました。2人の共通点などがあれば教えてください。
ゾーイ:両監督には、本当に素晴らしい体験をさせていただきました。
2人はとても共通点が多い監督で、その1つが、ベストを尽くすこと。
一緒に仕事をしていると、常にベストを要求されるんです。また2人とも、
ディテールに対するこだわりも素晴らしい。そして、もっとも大きな共通点が、
魅力的な女性の役を描ける監督である点です。

──今回演じたのは、パンドラという星の先住民であるナヴィ族の娘ネイティリという役。
異星人を演じるために、どのような役作りをしたのでしょう?
ゾーイ:肉体を鍛えることを要求される役だったので、これまでの経験の中でも、
もっともチャレンジ精神を必要としました。また、肉体だけでなく、精神的にも鍛える必
要がありました。というのも、ずっと撮影しっぱなしというわけではありませんが、
撮影期間が1年半と、とても長かったからです。
肉体面では(ネイティリも戦いに参加するため)、武術や馬術、アーチェリーも訓練しまし
た。また、ナヴィ族が話す言葉も学んだし、独特な動きがあるため、その動きを、
シルク・ドゥ・ソレイユの方を迎えて教わりました。こうした訓練は私だけでなく、
ナヴィ人を演じた俳優すべてが体験しました。
実際に撮影に入るまでに6か月間かけ、こうした準備をしたわけです。
ですが、その間、私は毎日ハッピーでした。なぜなら、私は自分を
「“ミニ”ジェームズ・キャメロン」と呼ぶくらい、仕事仕事という状況が大好きなんです。

──撮影や訓練中には、どんな食事を?
ゾーイ:訓練は1週間のうち6日間ほど、毎日6~7時間も行われたので、
非常に高カロリーの食事が必要だったんです。だから、そのときは、とても嬉しかったで
すね(笑)。

──先ほど、ナヴィ族が話す言葉を学んだと仰っていましたが、今回、その言葉は、
すべてキャメロンが考えて作ったと聞いています。覚えるのは大変でしたか?
ゾーイ:確かに、とても大変でした。なぜなら、あの言葉はまったく新しいもので、
実在しない言語。それをキャメロンは、ゼロから言語学者と一緒に作り上げていったんで
す。ただ、この言葉を取得するよりも、もっと難しことがありました。
それはナヴィ語を母国語とするネイティリが、ナヴィ語のアクセントで英語を話すこと。
一番難しかったですね。

──この映画でゾーイさんが演じているネイティリ役は、全シーンが(俳優の動きをコン
ピューターに取り込む)パフォーマンス・キャプチャーという技術によって作られたCGキ
ャラクターになります。演じていて「これが私?」と思ったことはありませんか?
ゾーイ:確かに姿形は私とは異なります。でも、見栄とか虚栄心とか、そうしたものを
一旦、捨ててから目を向けると、ネイティリには私の演技がそのまま反映されているって
思えるんです。全身全霊を込めて演じているので、鼻の穴の膨らませ方といった細かな
ことから、話し方、戦い方、飛び方、弓矢の使い方、それらはすべて私が演じたもので
あり、例えブルーの肌をしていても、あれは本当に私だって思えるんです。
とても奇妙な感覚でした。

──女優として仕事をする上で大切にしていることと、女性としてプライベートで大切に
していることを教えてください。
ゾーイ:女優としてはストーリー、伝える物語がもっとも大切だと思っています。いかに
ヘアメイクや衣装が完璧でも、クルマが大爆発するようなハデなアクションシーンがあろ
うとも、キャラクターとストーリーが未完成では、ただフワフワと要素が浮いているだけ
で何も伝わらない。ストーリーが要素と要素を結びつけてくれるので、だからこそ
ストーリーが大切なんです。
また、個人的に大切にしているのは“人”ですね。女優として常に人を観察していますし、
そこからいろいろなインスピレーションを受けることも少なくありません。
ただ座って人を観察しているだけで、そこで見ていた経験を自分が演じる役に反映させる
こともあります。

主人公のジェイクを演じるのは、『ターミネーター4』で注目されたサム・ワーシントン、
物語のキーパーソンでもある植物学者のグレースを演じるのは、キャメロン監督と25年に
わたる旧知の仲であり、映画『エイリアン』シリーズ以来のタッグを組む
シガーニー・ウィーヴァーだ。若手俳優とベテラン女優にアバターの魅力を聞いた。

Q:遺伝子操作で作られた分身、アバターとなったご自身をスクリーンで観ていかがでした
か?
サム:めちゃくちゃかっこよかったよ(笑)。背もずいぶん高いし、筋肉もすごいしね。
普段の自分よりもずっとハンサムだから、とにかく気に入っているよ。できればアバター
の姿のまま暮らしたいものだね。
シガーニー:とても気に入ったわ! とにかく最初にアバターを目にしたときは、
息が止まるほど衝撃的だった。自由に動き回ることができるって素晴らしいと思うし、
わたしはグレースがアバターになることを心から楽しんでいるところが気に入っているわ。

Q:それぞれが演じられたキャラクターについて、教えていただけますか?
シガーニー:わたしが演じているのはグレース博士。アバタープロジェクトの責任者であ
り、植物学者なの。サム演じるジェイクの亡くなったお兄さんはとても優秀な科学者で、
グレースは彼が来るのをとても心待ちにしていたの。お兄さんさえ来れば、パンドラの星
の植物に隠されている謎を解明できて、地球を守るためにいろいろな謎が解けるからね。
でもジェイクのお兄さんは亡くなってしまって……。
サム:兄貴の代わりに僕が……。
シガーニー:そう、とんだボンクラが来ちゃったって(笑)。超がっかりよ!
サム:だよね(笑)。だからグレースは、僕に冷たいんだ(笑)。地球での僕は、事故で
半身不随になっていて人生を半分あきらめているようなやつなんだ。それが兄の死を
きっかけに、パンドラへとやってくる。アバターで両足が動く感覚を取り戻して、
めちゃくちゃ喜ぶんだ。でも、パンドラで生活していくうちに、原住民ナヴィの娘ネイテ
ィリと恋に落ちる。人間側につくか、それともナヴィと一緒に戦うか……ジェイクは、
大きな決断を迫られることになるんだ。
シガーニー:決断を迫られるのは、彼だけじゃないのよ。わたしもそうなの。
一方ではパンドラの自然を破壊する地球側の責任者として働いているけれど、
やはりわたしが演じるグレースも、ナヴィと知りあうことで、パンドラに残された自然に
愛着を持つようになる。わたしが演じるグレースもまた、大きな決断を迫られるのよ。

Q:この映画にはたくさんの強いヒロインが出てきますね。ネイティリ役の
ゾーイ・サルダナには圧倒されました。
シガーニー:みんなに一つだけ教えておきたいの。わたしは、『エイリアン』のときに強い
女戦士を演じたけど、ゾーイが演じたネイティリはこれまでのどんなヒロインよりもタフ
でかっこいいの! あれほどかっこいい女性キャラクターが誕生したのは、何よりもジェ
ームズ・キャメロン監督自身が、女性を心から愛し、尊敬し、崇拝しているから。だから
あれほど強くて魅力的な女性キャラクターが出来上がったんだと思うわ。
サム:女性が男性と同じように強いというのはとても素晴らしいことだと思うんだ。実際
に、僕ら俳優も女優にリードしてもらったお芝居は山ほどあるしね(笑)。それにジェイク
を演じていてもわかるんだけど、彼はネイティリのいちずなでタフなところに惹(ひ)か
れたんだと思う。タフな女性は魅力的だよ!
シガーニー:あら、女性からすればなぜネイティリがあなたに惹(ひ)かれたのかがよく
わかるわよ。ああやって、いつもちゃかしたり、冗談ばっかり言ったりしている男の人が、
突然シリアスなスイッチが入ると魅力的に感じるものよ(笑)。
サム:ありがとう(笑)。少年っぽいジェイクの役づくりは、6歳になるおいっこをモデル
にしたんだ。命令されても、反発してやらないあまのじゃくなところや、すぐに飽きて、
楽しいことばかり見つけちゃうところとかね(笑)。少年のようなピュアさを持たせたかっ
たんだ。

Q:ファンタジックな世界の中にいるにもかかわらず、ジェイクやグレースには地球人とし
てのリアリティーがありました。演技の中にどうやって、リアルさを取り入れたのでしょ
う?
サム:ファンタジックな世界にいるのはまさにそのとおりで、そこにリアルさを出すのは
とても難しい。でも二つの方法を取ったんだ。まずは感情を作りこんでいくこと。これは
俳優なら誰でもトライするよね。ひたすらキャラクターの気持ちに成り切っていくんだ。
二つ目の方法は、ジムが教えてくれたんだけど。例えば大爆発のシーンで、「うわあ!」っ
ていうボディーアクションって一番難しい。そういうときに、ジムは体に、自然なリアク
ションを取らせるんだ。でっかい棒で僕の尻を引っぱたいたりしてね(笑)。すごくバカみ
たいに聞こえるかもしれないけど、モニターを見てびっくりしたよ。超リアルな表情が撮
れてるんだから!
シガーニー:わたしたちにとってラッキーだったのは、基地という地球的環境のシーンが
あったから。そこで人間のお芝居をすることで、リアリティーを作り上げることができた
の。一歩外に出れば、パンドラという超自然的な世界が広がっているけど、ベースは人間
の基地だったから。でも、人間ではない、パンドラで生きる原住民のナヴィを演じた
ゾーイは、わたしたちよりもっと大変だったんじゃないかと思うわ。

Q:リアルな感覚を身に着けるために、リハーサルはハワイの熱帯雨林で行われたそうです
ね?
サム:その森の中にいるとき、耳としっぽを着けさせられて、ちょっと布キレを着けた程
度のほぼ素っ裸の状態で、森の中をエイリアンのように走り回っていたんだ。すごく楽し
かったんだけど、あるとき、通りかかった男性が僕たちの姿を見て、「君たちはいったい何
をしているんだ?」と聞いてきたんだ。「『タイタニック』を作ったジェームズ・キャメロン
と映画を作っているんだよ」と答えたんだけど、僕たちは耳としっぽを着けて、ほとんど
素っ裸で、ジェームズ・キャメロンはハンディカムを持って走り回っているだけ(笑)。
彼はそれを見て、「ずいぶん落ちたもんだね」って言っていたよ(笑)。
シガーニー:ハワイでの経験はとても参考になったわ。映画の中でわたしのキャラクター
は植物を採取するんだけど、そういうことをハワイで学んだの。その技術をSFの世界に
持ち込んで演技に昇華したから、その経験がすごく役立ったわ。

Q:この映画は、あらゆる世代の人たちが一緒に楽しめる映画になりそうですね。
シガーニー:そうね。本当にそう思うわ。人間であることとは、どういうことなのか……
というジムの考えがたくさん詰まった映画になっていると思う。彼が費やした努力、
そして彼が注ぎ込んだ長い長い時間を、映画から感じてほしいと思うわ。
サム:それって、この映画を作っている間、ずっとジム(キャメロン監督)が僕らに言っ
ていたことなんだ。「この映画で、人々が映画館に戻ってきてほしい」ってね。日本もそう
かもしれないけど、アメリカも映画館離れがひどくなってきているんだ。この映画は観る
というよりも体験するって感じなんだよ。例えば、大空を飛ぶシーンを観ても、あまりに
もリアルだから、飛んでいるのを観るというより、実際に飛んでいる気分になっちゃうん
だ。だから、観た後、めちゃくちゃ疲れちゃうはずだよ(笑)。

エキサイティングな撮影を振り返った二人は、インタビュー時間が終わりに近づいても、
「もう終わりなの? まだまだ話してあげるよ!」と話し足りない様子。
それだけキャストたちも映画『アバター』への思い入れは強いのだろう。
構想に14年間を費やし、情熱のすべてを注ぎ込んだジェームズ・キャメロン監督の思いは、
苦楽を共にしたサムやシガーニーにもしっかりと受け継がれているようだ。
まさにスタッフ・キャスト全員が一丸となって作り上げたハリウッドの超大作3Dを…



以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて『アバター』の頁をご覧下さい。



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