「天国の青い蝶」DVD脚本レビュー
★映画基礎データー★「天国の青い蝶」 2004年 カナダ、イギリス映画 監督 レア・プール 脚本 ピート・マコーマック 出演 ウィリアム・ハート |
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「天国の青い蝶」は1987年にカナダで起きた実話を基に描かれた、
神秘の青い蝶をめぐる奇跡のドラマです。
最後に世界で一番美しい蝶を見たいと願う余命幾ばくもない少年と、
それを叶えるために協力する昆虫学者の旅と触れ合いを感動的に綴る。
監督は「翼をください」「愛の瞬間(とき)」のレア・プール。
主演は「A.I.」のウィリアム・ハート。
末期の脳腫瘍に冒され、余命数ヶ月と宣告された10歳の少年ピート(マー
ク・ドネイト)。
彼はこの世を去る前に、どうしても叶えたい夢があった。
それは、このカナダではなく中南米コスタリカの熱帯雨林にしか生息しない
世界で最も美しいといわれる神秘の青い蝶“ブルーモルフォ”に
直接見て触れることだった。
その願いを知った母親のテレサ(パスカル・ビュシエール「彼女たちの時
間」)は、
ピートを連れ、
彼の尊敬する世界的な昆虫学者アラン・オズボーン(ウィリアム・ハート)へ
直談判に行く。
最初は“車椅子の少年をジャングルへなど連れて行けない”と
しぶるアランだったが、ピートの強い信念と熱意に負け、
ついには南米行きを決意するのだった。
難病ものかと思っていたらラストでどんでん返しがあり、
お涙頂戴ものではなかったことが明らかになります。
もとの奇跡についてはテレビ番組「アンビリーバブル」でも紹介済みだったそ
うですが、
私は予備知識がまったくなくいきなり見てしまったため、
カウンターパンチを食らってしまいました。
「あれは反則ではないか!?」とあきれたのですが、
しかし、カナダでは良く知られた事件だそうで、
制作者たちは奇跡にたどり着くまでの関係者の労苦や、
地道な家族愛のドラマを見せたかったようです。
登場人物は、昆虫学者と母親と息子の三人がメインで、
あとはほんの脇役ばかりです。
九十分ちょうどの長さです。
山場が一つでオチが一つの構成で、
余計な回り道をせず直球勝負でジャングルクルーズを見せています。
コスタリカといえば「ジュラシックパーク」の舞台がコスタリカだったと思い
ましたが、
猛獣などがいない代わりに珍しい水鳥や昆虫、植物が次々に登場して目の保養
になります。
ウィリアム・ハートほかのキャストが派手さは無いが手堅い演技を見せてくれ
ています。
中盤以降でCG場面が頻繁に出てくるので違和感を持ちましたが、
ラストのどんでん返しのために必要な処理と分かり、
致し方なしと思えます。