「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」
■作品基礎データ 「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」 2008年 日本映画 監督:塚本連平 脚本:福田雄一 出演:市原隼人 |
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1979年、とある平和な田舎町。
イタズラを仕掛けることに生きがいを感じていたママチャリ率いるぼくたち7人は、
気ままな高校生活を送っていた。
ぼくたちとは―、イタズラの天才「ママチャリ」(市原隼人)、
喧嘩の強いエロガッパ「西条」(石田卓也)、偏差値0?!の男「孝昭」(加治将樹)、
恋する星の王子様「グレート井上」(賀来賢人)、
一食2000kcalの食いしん坊「千葉くん」(脇知弘)、
女装もキュートな後輩「ジェミー」(冨浦智嗣)、
ダブリ1年目・留年大王「辻村さん」(小柳友)の7人である。
ところが、ある男の出現により、自分たちの存在が脅かされることに!?
その男こそ、国家権力の元で正義を守るべき公務員、駐在さん(佐々木蔵之介)だ。
ところがヤツは、イタズラをやられたらやり返すという、
言語道断の問題大アリな、日本一大人げない男。
なんと、駐在さんったら、容赦ないイタズラの奇襲攻撃をお見舞いしてきた!
ありえね~~!
かくしてぼくたちは、駐在さんに対して真っ向から立ち向かうことを決意。
そう、今、イタズラ大戦争のゴングが鳴った!
互いに罠を仕掛け、どちらもひるむことのない攻防戦。
さらに駐在さんに、町内一まぶい美人妻(麻生久美子)がいることが発覚し、
より一層鼻息を荒すぼくたち。
そんなある日、ぼくたちのひとり西条が、
おまぬけな理由でバイク事故を起こし病院行きに。
その病院には、重病に冒された愛くるしい少女ミカちゃんも入院していた。
怖がって手術を受けたがらないミカちゃんを、ぼくたちが説得しようと、
ある壮大な約束を持ちかける。でも、実はその約束を決行するには、
退学も覚悟すべきリスクが伴っていた!
どうする、ぼくたち!?
原作はアクセス・ランキング18ヶ月No.1(記録更新中)の怪物ブログ小説。
奇想天外な発想から、バラエティ溢れるイタズラを生み出す悪ガキたち7 人と、
彼らに負けず劣らず、法スレスレのリベンジを繰り広げる駐在さんとのやりとりを、
スピーディに描いた青春物語です。
小学生から、悪ガキ時代を懐かしむ70代に至るまで、
幅広い年齢層に支持されたブログは、いまだ1日1回更新されていて、
すでに13章500話を超える超大作となっているそうです。
しかも、前日に入れられたコメントによってストーリーが変化し、
さらにコメントを入れたユーザーをそのまま登場させるなど、
ユーザー参加型ブログ小説のパイオニア的存在です。
リーダー、ママチャリを演じるのは、
『チェケラッチョ!!』(06)や『天使の卵』(06)、『虹の女神 Rainbow Song』(06)、
『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』(08)など市原隼人。
そして対立する駐在さん役を、『間宮兄弟』(06)、『椿三十郎』(07)などの佐々木蔵之介。
駐在さんの美人妻・加奈子に、『夕凪の街 桜の国』(07)、
テレビドラマ「時効警察」(06)の麻生久美子。
また、ぼくたち役に、石田卓也、加治将樹、賀来賢人、脇知弘、冨浦智嗣、小柳友。
ぼくたちを囲む大人たちに、竹中直人、石野真子、坂井真紀、ガッツ石松、
片桐はいりなど。
メガホンをとったのは、ドラマ「鬼嫁日記」(05)、「ドラゴン桜」(05)、
「時効警察」(06)などを演出してきた、コメディ・ドラマの名手、塚本連平監督。
そしてバラエティ番組「ココリコミラクルタイプ」や「SMAP×SMAP」の番組を
担当してきた放送作家・福田雄一が脚本を手がけています。
田舎が舞台で、地味なキャスト、大事件も大爆発もない映画ですが、
「時効警察」のゆるいギャグが笑える人なら、この作品は確実に楽しめます。
どの程度、その内容が映画の脚本に反映されているのかはよく判んないです。
ラストの花火大会のくだりは映画のオリジナルなんだろうな。
映画の掲示板に「いたずらといじめのちがい」を論ずる人がいました。
正々堂々と自分より大きな相手の前に姿を現していたずらをしかけ、
反撃も正々堂々と受ける。-のがいたずらで、
自分は安全なところにいて、立場の弱い奴ばかりをこそこそいたぶるのが
いじめだと思うのですが。あとはユーモアがあるかどうかですね。
駐在さんが、大きな相手かどうかは本当は怪しいのですが、
ここでお馬鹿な高校生達を相手にしている駐在さんは、
変に周囲の目線を気にしたりせず、
立派に戦い抜いちゃうところがあっぱれです。
やや大人気ないのですが、そこがまた可笑しい。
70年代が舞台です。
しかし、現代から過去を振り返るといった風には描かれておらず、
登場人物たちにとっては、あくまで現在ただいまの事として
いたずらを仕掛けたり、仕掛けられたりを繰り返しています。
よき時代だからこそ許された出来事かもしれないですけど、
主人公達がそのことに甘えている様子はないです。
ま、現代の視点などあるとかえって哀しみある話になってしまい、
別の作品になっちゃうかもです。
「時効警察」つながりで麻生久美子が出てます。
スクリーンで見るのは久しぶりですが、好きですね、この人は。
主演の市原隼人は本作についてインタビューに次のように答えています。
― 撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
市原): すっごい楽しかったですね。
誰かが動いたらこっちが動くという感じで、相手に合わせて動きを入れたり。
みんなの気持ちが前に出てました。
監督やスタッフの方もすごく柔軟だったので、
アドリブを入れながら、ほとんど自由に演らせてもらいました。
ロケでは、トイレ・風呂共同のホテルにみんなで泊まり込んで、現場に行ってたんです。
ご飯も一緒に食べに行ったりしました。
特に、同い年の卓也(石田卓也)とは一番仲が良くなって、ずっと話してました。
次の日が撮影のない日も、帰れるのに「帰らないでここに居たい」って言ってたぐらい。
― 駐在さん役の佐々木蔵之介さんとの共演はいかがでしたか?
市原: 佐々木さんとの共演は2回目なんです。大先輩ですね。
舞台の座長もされていますし、見習うところがいっぱいあります。
今回の役柄は、他の作品の佐々木さんの役とはまたちょっと違った感じだし、
ユーモアもたくさんありますね。
― 猛暑の中、自転車を思い切りこぐシーンが沢山ありましたが…。
市原: そこは気持ちで乗り切りました。
夕焼けをバックに「ワー!」って叫んで自転車をこぐシーンがすごい好きなんです。
現場は40度を越えている中で、汗ダラダラになりながら撮影してました。
ロケ地は、栃木の那須烏山だったんですけど、地元の人たちもみんな応援してくれました。
那須烏山は、すごい良い所でしたね。
― 1979年の時代設定ですが、87年生まれの市原さんが面白いと思ったものは?
市原:
石野真子さん(ママチャリの母役)の昔のポスターが貼ってあるのが面白かったですね(笑)。
電話ひとつとっても違うし、服装も違う。
ママチャリたちがコスプレをするシーンがあるんですけど、
そんなところも面白いですよね。みんな、「わかる、わかる!」ってなると思います。
― この映画を通じて伝えたいことは?
市原:ママチャリたちの年齢の頃…青春の頃は、誰しも色々なことがあると思うんです。
恋愛もそうだし、友達と変なきっかけで仲良くなったりもする。
必死に下らない事をやって、自分達の考えは絶対合ってるんだって信じて、
まっすぐ進んでいくんです。
高校生や中学生の頃はまだ何も決まっていない。
とりあえず友達と集まれる場所があるから集まって、他人としゃべらなくてもいいし、
仲良くなることもある。
でも、そのときできた友達の絆って、すごくでかいんですよね。
舞台になっている時代は違うけど、
そうしたこの年代特有の世界・雰囲気は、
どんな時代の人にも共感してもらえると思うんです。
上の年代の人も、いまの人にも、
映画を観て会話のきっかけにしてもらえたらうれしいです。
麻生久美子は原作のプログ小説と映画について次のように語っています。
‐原作のブログ小説は読みました。とても面白いし、
麻生:泣けるエピソードもあって、素敵な作品だなと思いました。
どうしたらこんないたずらを考えつくんだろうってちょっと羨ましいくらいなので、
大人気になる理由もわかります。
あとは、1980年代のことをネットで調べたりもしました。
自分の母の写真をみたり・・。
でも今回は、自分の中で加奈子という役をふくらませていけたらいいなと思っていました。
‐塚本監督とは『時効警察』でご一緒でしたが、TVとの違いは?
麻生:塚本監督はマイペースな方なので、あまりかわりませんでしたよ。
作品が違うのでちょっとした変化はありましたが、
TVと映画との違いというのではないと思います。本当にいつも楽しそうにしている方です。
麻生:撮影の現場は・・とてもなごやかでした。
“ぼくたち”がムードメーカーという感じで。
現場自体もわきあいあいと撮影していて、とても楽しい現場でした。
本当はもう少しコミュニケーションをとりたかったんですが、
撮影中、”ぼくたち“男子が本当に楽しそうだったので、
ちょっと入りこめなかったです。
‐“ぼくたち”と同級生だったら?
麻生:一緒にいたずらしたいけど、たぶん私は入れないと思います。
あのテンションの高さは男子だけだからこそかなぁと、
私は彼らのいたずらを見ているほうが好きですね。
‐麻生さんの学生時代にいたずらの経験は?
麻生:私はわりと真面目な人間だったので、いたずらとかしてもらえなかったです。
したこともないです(笑)。
‐仕返しは?
麻生:仕返したいですけど、仕返すいたずらが思いつかないです。
誰か考えてくれないかなぁ(笑)。
最近いじられることも多くなったんですが、
いじられてもいじられっぱなしで特に何もできないです。
ワンピースはプライベートでも大好きです
今回、用意していただいた衣装がどれも可愛かったので、
それを着れるのが嬉しかったです。
一番好きだった衣装は、よく写真で使われているワンピースです。
ワンピースは普段でもよく着ます。
現場に行くまでに時間がなくて急いでいるときにでも、
ささっと着られてかわいいので気に入っています。
一番印象に残っているシーンは?
麻生:自分が登場するシーンであげるなら、最初に登場するシーンです。
音楽がとても面白かったですね。
映画全体でいうと最後の花火の所です。
私も泣いてしまいましたし、あそこが一番好きです。
でも…
以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の頁をご覧下さい。
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