「DIVE!! ダイブ」

「DIVE!! ダイブ」映画チラシ■作品基礎データ
「DIVE!! ダイブ」
2008年 日本映画
監督:熊澤尚人
脚本:戸田山雅司 林民夫
原作:森絵都
出演:林遣都
               

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坂井知季(林遣都)はごく平凡な中学生。
元オリンピック選手の両親を持つエリート富士谷要一(池松壮亮)の飛び込みに魅せられ、
同じミズキダイビングクラブ《MDC》に通っている。
しかしクラブは赤字経営で存続の危機…。
そんな折、アメリカ帰りの美人コーチ、麻木夏陽子(瀬戸朝香)がやってクール。
クラブを守るために来たという夏陽子が告げる存続の条件、
それは、MDCからオリンピック選手を出すこと!
さらに夏陽子は津軽から野性児のようなダイバー沖津飛沫(溝端淳平)を連れてクール。
強烈な個性でMDCの空気を一変させる飛沫にライバル心を燃やす要一。
一方、知季も“ダイヤモンドの瞳”という特殊な能力を夏陽子に見出され、
真剣にトレーニングへ打ち込んでいく。
知季、要一、飛沫、それぞれ悩みをかかえ、葛藤、挫折しながらも、
飛び込みに賭けることで何かをつかもうとする3人。
果たして彼らはオリンピックに行けるのか?
そして彼らが限界の先で見たものとは――

出演は、『バッテリー』(07)で鮮烈な主演デビューを果たし、
〈第31回日本アカデミー賞>新人俳優賞に輝いた、林遣都。
『ラストサムライ』(03)、NHK大河ドラマ「風林火山」(07)ほか
数多くの映画・TVに出演し、演技派として早くから活躍する、池松壮亮。
2006年〈JUNONスーパーボーイ・コンテスト〉グランプリを獲得し、
歴代最多の芸能プロ40社からオファーを受けた溝端淳平。
彼等に要求されたのは、リアルな身体に加え、飛び込みが出来るようになること。
もちろん彼ら皆、飛び込みなんてまったく未経験。
元オリンピック選手の金戸恵太氏をコーチに迎え、約3ヵ月の猛特訓に突入。
飛び込みは一歩間違えれば命の危険を伴う競技だけに、彼らも真剣そのもの。
その甲斐あって、見事なアスリート体型に変身!
10mからの飛び込みもバッチリこなせるようになりました。
映画化原作は、直木賞作家・森絵都のベストセラー青春小説「DIVE!!」。
森絵都自身も脚本協力で参加しています。
共演は瀬戸朝香をはじめ、『転校生 さよならあなた』での主演が
高く評価された蓮佛美沙子、他に光石研、江守徹など。
監督は熊澤尚人(06『虹の女神~Rainbow song~』)。
人気デュオ・スキマスイッチの二人が、
それぞれソロ名義の書き下ろしで初めて一つの映画に参加。
大橋卓弥は主題歌を、常田真太郎は全編の音楽を担当しています。
わずか1.8秒という、一瞬で勝負が決まる“飛込み競技”のダイナミックな迫力を
表現するため、
映画『スパイダーマン』などで使用された“スパイダーカム”という
ハリウッドの最新キャメラを導入し、
これまでの日本映画にはない映像で、10mの高さから飛ぶ感覚、
回転する速さ、飛び込み競技を知る人でも唸るスリリングな表現を実現しています。

書店の店頭でこの作品の予告編を見たときの印象がとてもさわやかだったので、
結構期待して試写会に出かけました。
大画面にふさわしい 夏、水着、美少年 の三拍子揃った映画でした。
(夏、野球、美少年 なら「バッテリー」になる。笑)
ジャンパーたちは、飛び込むことを「とぶ」…飛ぶ、と言い、
飛び込み台のことを「プラットホーム」と呼ぶのだとはじめて知りました。
動体視野がスポーツに優位と言うのは劇画で知っていましたが、
瞬間視野、なんてモノが存在するとは驚きです。
写真機のシャッターのように瞬時の映像を正確に捉える視力だそうで、
日常生活にはほとんど何の役にも立たないが、
こと飛び込みに関しては、恐るべき能力となります。
何がどう、恐るべきか、は映画を見てください。
この“ダイヤモンドの瞳”を持つ美少年が主人公です。

これまでシーンクロ、ジャズ、フラダンスと落ちこぼれのリベンジが、
青春映画だと思わされてきた節がありますが、
この主人公達の目標はオリンピック。
冒頭、五分かそこいらかで「オリンピックを目指す」と鬼コーチが宣言し、
主人公とそのライバルは怒涛の訓練に突入。
訓練と試合で映画のほとんどが構成されていて無駄がありません。
劇画の世界ではコーチらの方が王道なのだけど、
(原作はジュニア小説です。)
それをそっくり映像で見せるとなると生身の俳優を使ったのでは大変だったと思います。
主演の男の子三人は3ヵ月あまりの特訓を経てカメラの前に立ったそうで、
しっかり腹筋が割れてます。笑

飛び込み台の端っこに立つときの孤独と恍惚を、
宙を飛ぶような撮影で見せています。
飛び込み台そのものが十メートルの高さがあるのでその周りでカメラを旋回させるのは
それ自体驚きです。
角川文庫の○周年記念映画だそうです。
角川春樹氏が去った後の角川映画は、“貞子”でJホラーの草分けとなり、
大作主義によらない邦画の新しい方向性を探ってきました。
新しいスポーツ青春ものがこの作品から始まって欲しいものです。

監督と主演の3人はインタビューで次のように答えています。

―高飛び込みはとっても怖そうに見えるのですが、実際にやってみていかがでしたか?
林遣都:最初は立つだけで怖かったんです。
でも、初めて10Mから飛ぶことができた時、
「あっ、これは自分にとって大きな成長になった」と思えました。
コーチ達が拍手をしてくれているのを見て、
1つの家族のようなものを感じて鳥肌が立ったのを覚えています。
僕は飛び込みを語ることはできませんが、
飛び込みは過酷だけどとても素敵なスポーツなんだということを知りました。
池松壮亮:映画のためとはいえ、
実際に飛び込むとなったら僕も怖くて仕方がありませんでした。
最初は3m、5mから飛び込むのがやっとでしたね。
でも3度の合宿を通して、コーチの方々のご指導のおかげで、
今では飛び込みがとても楽しくなりました。
また撮影前に痛さや恐怖心、成功した時の喜びなどを感じることが出来て
良かったと思います。
溝端淳平:最初は僕も恐怖でしたね。
水に当たって痛いし鼻から水は入るし、本当に大変でした。
でもクランクインの1ヶ月前から朝から晩まで特訓して、
最後には飛び込みの快感がわかってきてやみつきになってしまいました。

―具体的にはどのようなトレーニングをしたんですか?
林:トータル3ヶ月くらい練習しました。
みんなで合宿をし、ひたすらトレーニングの毎日でしたね。
朝起きてトレーニング、プールで飛んで、昼またトレーニング、
また飛んで夕方トレーニングって感じで。
大変でしたがみんな仲が良かったのですごく楽しかったですね。
池松:僕は空中でキレイな姿勢をとるために必要な腹筋、
背筋、側筋を主に鍛えました。
映画への出演が決まり、毎日決められたメニューを渡され、
それに加え3度の合宿がありました。
トレーニングとしてはトータルで1ヶ月間続けたので、
みんな撮影に入る前には腹筋が見事に割れていましたね。(笑)
溝端:僕も合宿前から、暇さえあれば練習してました。
とにかく飛び込みシーンを吹き替えなしでやりたかったので、
朝は毎朝6時半に起きて、夕方まで特訓の毎日で、
合宿が終わる頃にはみんな、顔つきも体つきも変わってましたね。
でも合宿のおかげでクランクイン前からみんな仲良くなれて、
映画はまるでドキュメンタリーのようなリアルさになったんじゃないかな、
と思います。とにかく他ではできない良い経験ができて、
今では映画関係者やスタッフの皆さんに感謝しています。

―練習やロケを通じて、他の2人の共演者とは仲良くなりましたか?
3人でのエピソードなどがあれば教えてください。

林:(劇中の)知希、要一、飛沫はもちろん、
一緒に練習をやってきた仲間達は本当にみんながみんな仲良しです。
本当に最高のメンバーでした。
3人でのエピソードと言えば、
撮影が進むにつれて飛び込みで競い合うようになったことです。
あ、でも、2人に聞いていないのでわかりませんけど、
少なくとも僕は2人をライバルとして意識してました。
池松:3人だけというよりも、
合宿の時からずっと一緒だった9人のメンバーーでの思い出がたくさんあります。
この2ヶ月間、朝から晩までずっと一緒で、
"同じ釜の飯を食った仲間"という感じ。
メンバーーの中の1人の誕生日にみんなでサプライズでケーキをプレゼントしたら、
泣きそうになりながら喜んでくれたことが思い出に残っています。
そんな仲間だったのでクランクアップの時は涙々の別れでした。
溝端:みんな本当に仲良くなりましたね。
(池松)壮亮はとにかく経験豊富で、
話していることすべてが僕にとっては勉強になるという感じ。
でも可愛いところもあったりするんですよ。
(林)遣都はとってもまっすぐなやつなんです。
3人で、バカをやったり楽しくやったり、
演技に関しても飛び込みに関してもいいライバルになれました。
ほかのメンバーーもですが、撮影だけでなく、
精神面でも友情を築けたと思いますとにかく、映画のまんまって感じですよ。

―共演の瀬戸朝香さんについてはいかがでしたか?
林:麻木コーチは厳しいコーチということで、
正直ちょっと不安だったのですが、
瀬戸さんはいつも気軽に話しかけてくれ、すごく優しい方だなぁと思いました。
同じ現場にいる場面が多いので、とてもいい経験になっています。
池松:最初の僕の中でのイメージでは、少しクールな方だと
思っていましたがとても気さくな方で、
撮影中もよく話しかけて下さいました。そして 本当によく笑う方。
厳しいコーチの役でしたが、 僕らにとってはとても優しいコーチでしたね。
溝端:結婚されてびっくりしました。
クランクアップの日まで全く知らなくて、翌日ニュース見てびっくりですよ。
瀬戸さんは、年下の僕が言うのもなんですが、とても女性らしく、
気持ちがフレッシュでかわいらしい方なんです。
よく話しかけてくださって、とてもやさしい方でもあります
僕が監督に演技のことで何か言われても「そこは私がこうしてしまったから…」と
フォローして下さったり、とても気配りをされる方で、
精神、演技両方の面で…

以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて「DIVE!! ダイブ」の頁をご覧下さい。


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