「デトロイト・メタル・シティ」

「デトロイト・メタル・シティ」映画チラシ■作品基礎データ
「デトロイト・メタル・シティ」
2008年 日本映画
監督:李闘士男
原作::若杉公徳「デトロイト・メタル・シティ」(白泉社ヤングアニマル連載中)
脚本:大森美香
出演:松山ケンイチ
               

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「こんなはずじゃなかった・・・」
心優しき青年・根岸崇一は、
オシャレな渋谷系ポップソングミュージシャンを夢見て大分の田舎町から上京。

渾身の甘いポップソング「ラズベリーキッス」でデビューを目指すが、
ふとしたことから奇抜なメイクと演奏で人気を博す悪魔系デスメタルバンド
「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)の
ギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」として活躍する羽目になってしまう。
オシャレとポップソングが大好きな憧れの美女・相川さんには
そのことをひた隠して活動を続ける根岸青年だったが、
DMCのデビューシングル「SATSUGAI(殺害)」が爆発的なヒットとなり、
その意思とは裏腹にクラウザーさんはどんどんカリスマとなっていく。

SATSUGAIの爆発的人気とともに、
インディーズバンド戦国時代が日本各地で勃発。
DMCはライバルのデスメタルバンドやパンクバンド、
HIPHOP界のカリスマなどを次々と討ち果たし、
レジェンドを重ねスターダムにのしあがっていってしまう。

「ボクがやりたいのは、こんなバンドじゃない・・・!」
そんな状況に苦悩する根岸。DMCの活動の合間に、
オシャレミュージシャンとして路上ライブをする日々だが、
一向に芽が出ない。
そして憧れの相川さんに
クラウザーとしての正体を隠そうとする日々にほころびが生じはじめる。

そんななか、アメリカ・ニューヨークから、
凶暴極まりない世界的デスメタルのカリスマ、
ジャック・イル・ダークが音楽界からの引退を発表し、
その引退を前に世界中のメタルバンドと戦うワールドツアーを敢行する
というニュースが入ってくる。
そして、日本での対バン相手にDMCが正式指名されることに・・・。

盛り上がる世間とは裏腹に根岸の苦悩はますます深まっていくが、
対決の日は刻一刻と迫ってきて・・・。


コミックス1巻発売と同時に人気が大爆発。
ランキング雑誌の権威『このマンガがすごい!』で
『デスノート』を抑えて第1位獲得。
カリスマ漫画家や芸能界にも熱烈なファンを生み、
現在250万部超の大ヒットを記録中の漫画、“DMC”が映画化されました。
『デスノート』のL役で
その圧倒的な存在感と演技力で人気が爆発した松山ケンイチが、
ナヨナヨ根岸とデスメタルのカリスマ・クラウザーを演じ分ける。
そのナリキリぶりが傑作です。

松山ケンイチという人は、
素の顔でオタクの名探偵をやったテレビの連続ドラマとかは大コケなのに、
白塗りでデス・メタルやるとお客が来る。
“L”も白塗りでしいたね。 “白塗り男優” 松山ケンイチ 笑

かなりベタなギャグの連発だったのではたして笑えるかしらん、
と思ってましたが、
客席全部ばか受けだったのでこちらも楽しく笑わしていただきました。

加藤ローサのひよこのパンツネタは、
主人公崇一も彼女も社会人のはずなのにそれはないでしょうレベル。
しかし、そういう歳がいもないようなところで
笑いをとるのがこの作品の笑いのサビなんだろうな。

松雪さんのデス・メタルな女社長、
タバコの火を自分の舌に押し付けて、じゅっと音を立てて消すところは笑いましたが、
崇一の部屋に乗り込んで、ミニスカートのおぱんつ丸見えで馬乗りになって
高笑いするところは痛かったです。
なんか原作ではしもねたを一手に引き受けていそうな人物だけに、
映画でははじけてなくてね。
事務所も始め貧乏臭かったのに売れてくると、
大画面の液晶テレビなんかが置かれるようになったりと、
繁盛振りがうかがえる辺りが可笑しい。

監督はテレビのバラエティなんかの製作会社の演出兼社長という
人物らしい。
映画のスクリーンとテレビのモニターの違いを判ってないような
場面もちらほらありますし、
原作の戦隊ショーギャグの舞台とは言え、
妙に長い遊園地のチープさ加減など、
バラエティ丸出しの部分もありますが、
別に映画畑の演出なら、いつでもすばらしいというものでもないし、
どんな世界から持ってきたものでも、
映画として面白けりゃまる(〇)です。
ステージシーンはそこがウリなだけにかっこよく絵が作られています。

大分の実家に帰って、
そこから東京に戻って来てクライマックスというのは月並みですが、
まあ、そうでもしないとクライマックスが作れないでしょう?
弟の豹変などでテンション下がらないよう工夫されてもいるのだから、
私はそんなに悪くいう気はないです。

主人公は、理想と現実のギャップに悩んでますが、
夢の渋谷系ポップソング・ミュージシャンとしては才能なくて、
大嫌いなデス・メタルの天才だったという皮肉は、
現実にもしばしありうることです。
それでも就職もせずに音楽で食ってイケるのなら幸せじゃないのと、
私なんぞは思うのですが。
好きな世界だからこその地獄というのは、
あるかもです。

原作コミックは
2005年、『ヤングアニマル』第17巻9号、13号、14号に読み切り掲載。
19号より本連載が開始されました。
作品名はキッスの「Detroit Rock City」に由来するものです。
話数の単位は「TRACK~」。
作中に登場する特異な発言やフレーズと
平常時の主人公の性格と行動のギャップや作者の強烈なコメントなどから、
一部にカルト的な人気を誇ることになります。
それがネット上での口コミなどで人気を博しコミックス1巻は発売早々品薄になりました。
大手インターネット通販サイトアマゾンにおいて
全書籍売上ランキング第1位を獲得しています。

2006年12月に発売された宝島社「このマンガがすごい!」
2007オトコ版にて1位を獲得した。

作中にはドラゴンボールや北斗の拳などのパロディが所々に盛り込まれています。
過激な言葉の羅列や下品な雰囲気がヤングアニマル読者内において賛否があり、
読者を選ぶ形の作品であもあります。

2008年8月8日、OVA(STUDIO 4℃)発売。
2008年8月23日、実写版映画(東宝)が劇場公開されました。
香港では『爆粗BAND友』というタイトルで出版されていますが、
過激とみなされる性的描写やセリフ表現があるため、
18歳未満禁止という扱いを受けています。
原作者である若杉は『フラッシュEX』のインタビューで
「自分がデスメタル愛好家なら、
このようなギャグマンガとして取り上げはしなかっただろう」と言う
趣旨のコメントを残しています。
DMCは名目上デスメタル・バンドということになっているが、
サタニズム、白塗り(コープスペイント、Corpse paint)のメイキャップ等から
ブラック・メタルに見られる容貌となっています。

デトロイト・メタル・シティ (Detroit Metal City) のメンバーは
ヨハネ・クラウザーII世(Gt,Vo)、
アレキサンダー・ジャギ(Ba,Vo)、カミュ(Dr)の3人構成。
デビュー初期よりその過激なライブパフォーマンスで話題になる。
DMCを快く思わないアーティスト達から、
次々と対バンを申し込まれるも、ことごとく勝利を収める。
また熱狂的な信者の間でクラウザーII世を中心とした数々の”伝説”が
まことしやかに語られている。
ゲリラライブ中に止めに入った警察官を暴行した
(実際はギターが偶然警官の頭に当たってしまった)等、
実際に犯罪を犯しているが、事件現場からうまく逃げ出し、
本当に本物だったのかどうか誰も確認できないため、
逮捕される事無く活動を続けており、
ネット上においてもその人気は過熱の一途を辿っている…。
一方で、一般人には受け入れられず、
楽曲の差別的内容に反発も多いため
「メンバーは麻薬中毒者や連続レイプ犯らしい」などの噂が流れている。

メンバーはKISSの1976年のようなフェイスペイントをしているが、
容姿全般については聖飢魔IIや初期のXから、
初期のBOOWY等、ステージパフォーマンスはザ・フーや
イギー・ポップ、ジミ・ヘンドリックスなどの影響も見受けられる。

根岸 崇一(ねぎし そういち)= ヨハネ・クラウザーII世の詳細設定が
また笑えます。

OVA版CV:岸尾だいすけ 実写劇場版:松山ケンイチ
本作の主人公。
身長170cm、体重58kg、血液型A型。
大学進学に伴い大分県大野郡犬飼町(現豊後大野市)から上京してきた、
心優しい青年。
初登場時で23歳の童貞。
マッシュルームカット・痩せ型で”ゴボウ男”と揶揄されるひ弱そうな外見だが、
実家の農作業を手伝っていたためか、
牛の世話や草刈り、トラクターの運転など、高い農作業スキルを持ち、
体力はそれなりにある。
酒は飲めるが、余り強い方ではなく、酔った時は卑屈な面も覗かせる。
大学ではフランス語を専攻していた為、フランス語会話が出来る。
紅茶を飲みながら、カヒミ・カリィのホームページと、
加藤ローサ(!)と後述の山野花江のブログをチェックする事が日課。
好きな映画は「アメリ」。
音楽もスウェディッシュポップやフレンチ・ポップスなどを嗜好し、
特にカヒミ・カリィは全てのアルバムを所持するほど大ファン。
邦楽では小沢健二のようなポップな音楽を好んでおり、目標としている。
定期的に路上でアコースティック・ギター片手に自作のポップ
(『甘い恋人』など)を歌っており、
相川と佐治からは評価されているものの、一般的なウケは芳しくない。
大学時代から相川にほのかな恋心を抱いていおり、
自作曲を誉められた事がきっかけで、プロを目指すようになる。
卒業後にインディーズレーベル「デスレコーズ」と契約したが、
本人の意に反し『デトロイト・メタル・シティ(DMC)』の
フロントマン「ヨハネ・クラウザーII世」として活動していく事になる。
嫌々クラウザーII世を演じているだけだが、
怒りや嫉妬心でテンションが上がったりした場合は、
自然にクラウザーII世の人格が顔を出す。(決して二重人格ではない)
 この状態では罪悪感が無くなっている為、
周囲の者が被害を受ける事も多い。
また理性が働いている時には、ファンを失望させない為、
クラウザーになってあらゆる場所に”降臨”する。
サタニック・エンペラー以降は徐々に人格がクラウザーと同化しつつあり、
日常生活でも頻繁にクラウザーのような言動が出る様になる。
基本的にクラウザーII世としての行動を自己嫌悪している事から
ライブ後の打ち上げにも殆ど顔を出さないが、
メンバー達との信頼関係は厚く、
対バン等を通じアーティストとして純粋に対抗心を燃やすなど、
本質的には「バンド野郎」である。

ヨハネ・クラウザーII世 (Johannes Krauser II) の方の詳細設定です。
OVA版CV:うえだゆうじ
ギター&ボーカルを担当。
頭に金髪のフルウィッグ、顔を白塗り・くま取りにメイクして額に
”殺”の文字を書き込み、特撮の悪役の如きコスチュームにマントをまとう。
熱狂的なファンからは「クラウザーさん」と慕われ
(作中でも正式名で呼ばれる事はあまり無い)、
崇拝されると共に恐れられている。
メンバーの和田は、
数々のパフォーマンスを披露するクラウザーII世を
「メタルモンスター」と呼んでいる。
また盲信的ファンが多く、アルバイト、B級映画の監督、
果ては幼女や自分の肉親まで、その範囲は多岐に渡っている。
当初のキャラ設定は
「魔界出身の悪魔で、幼き頃に両親を殺害してレイプ
(「レイプして殺害」ではないことに注意)した為服役していたが、
バンド活動の為に刑務所から出てきた」という
デビュー曲の歌詞から派生したものだけだったが、
その後、人権無視、女性蔑視などの非人道的言動、
曲の歌詞や宣伝文句、数々の奇行を経て、
時に根岸当人さえ全く知らない虚虚実実な伝説がファンを中心に広まっている。
曰く“この世界の全てを支配している悪魔で、血の色は緑。 ”
異常性欲者であり、
人間だけでなく目に入ったものは非生物ですら見境無くレイプする。
東京タワーをレイプして妊娠させ、その結果六本木ヒルズが出来た(とされる)。
猟奇殺人者で「48のポリ(警官)殺し」を身につけている。
(『キン肉マン』の「48の殺人技」を元ネタとするパロディ)
非常に高いギターテクニックを生かし、ギターを歯で弾く、
ウィンドミル奏法といった奏法を得意とする
(尚、これらはファンの間ではそれぞれ「歯ギター」「腕グルグルギター」などと
呼ばれている)。
ライブ時には高確率でギターを破壊する。
後にデスメタルの帝王、ジャック・イル・ダークよりSGタイプの通称
「伝説の悪魔のギター」を譲り受けた(クラウザーII世が3代目)。
みんなの「邪気」を分けてもらい強烈な痰を相手に吐きつける
「悪魔玉」(『ドラゴンボール』の必殺技「元気玉」が元ネタ)、
1秒間に10回「レイプ」と叫ぶ
(イプとレイを同時に発声させることで可能となる)、
などのパフォーマンスを持つ。また、ある事がきっかけで犬嫌いになる。

2007年、東京で行われたエアギター地方予選大会
(エアギタージャパン主催)において、
幾度かクラウザーII世とされる人物が競技審査員を努めた。
毎回必ず、“前日のライブで喉を痛めた”という理由で声を発する事ができず、
質問に対しては“レイプ”“サツガイ”“八つ裂き”という
3つの札のみで回答するというのがお約束となっている。
ガチャピンに子供番組では言えない様な言葉を教えた。

なお、書ききれない漏れネタとしては、
原作にはヨハネ・クラウザーI世 (Johannes Krauser I)=死神G というのが、
ちゃんといる。
ヒロイン相川 由利(あいかわ ゆり)は
実写劇場版では加藤ローサが演じているが、
OVA版では長澤まさみが演じている、などがあります。

松山ケンイチのインタビューは以下の通り。
Q:脚本を読んでいかがでしたか?
単純に面白いと思いました。
まだ完結していない漫画を2時間弱の脚本に仕上げた脚本家の大森美香さんは、
本当にすごいです。
Q:完成作をご覧になった感想は?
根岸が、思いのほかイラッとさせるキャラクターになっていて心配になりました。
少しはイラッとさせるようにと演じていましたが、出来上がりは想定以上でした。
皆さんに受け入れてもらえるでしょうか。心配です。
Q:根岸くんのクネクネぶりや内股走りがかわいかったです。
原作では「クネクネ」という文字で表現されていたので、
どう動くか僕なりに考えました。
現場でも試したんですが、結局は監督のアイデアであの動きになりました。
早回しのような内股走りになっているんです。
普段の僕はあんな風に走りませんけどね(笑)。
Q:演じるにあたり、監督からどのような指示がありましたか?
コメディーだということをあまり意識しないでほしいと言われました。
笑いの感覚は僕にはよくわからないので間合いやリズムは、
毎回調整してもらいました。
Q:原作以上に笑えました。
ありがとうございます。
メッセージも含まれていますが、単純に映画館を出ていくときに、
すっきり、かつ笑ってくれればいいって気持ちです。
Q:今回の役作りについては?
根岸とクラウザーは同じ一人の人間ですから、
事前に作り込もうとは思いませんでした。
メークや衣装の力による部分が大きいですね。
クラウザーの姿になることで、
彼の持つ破壊性が自然と出てくるようになるんです。
自分でも驚くことがありました。
Q:それは現場での態度がクラウザー化したということですか?
はい。監督やスタッフの方にあいさつすべきか否か、すごく悩みました。
クラウザーとしてはあいさつしない方がいいんじゃないかと思ったんです。
でもやはり、あいさつはしようと思いました(笑)。
Q:即興でライブパフォーマンスができたそうですね?
そうなんです。クラウザーさんの姿になってエキストラの方々の前に
立つだけで自然とパフォーマンスができてしまいました。
自分の口から「貴様ら~」とか「SATSUGAIする」なんて
言葉がスラスラ出てきたんですよ。
Q:クラウザーでありながら、根岸。
また、その逆というように苦悩を含めつつ演じるのは難しかったですか?
そこは僕自身も楽しんで演じていました。
ポップミュージシャンである夢を実現できず、メタルバンドで成功している。
でもその成功があるからこそ、
本来の夢を抱き続けられるんじゃないかと思いました。
だって誰にも受け入れてもらえなかったら、
それこそ夢をあきらめてしまうんじゃないでしょうか。
根岸はいやいやながら、きっちりとクラウザーの役目を果たしている。
そういう面は、演じる上で大切にしていました。
Q:ライブシーンのために何か参考にしましたか?
KISS、スリップノット、マリリン・マンソンのDVDを観ました。
意外なところでは、すごいパフォーマンスが参考になる気がして、
マイケル・ジャクソンの短編集も観ました。
Q:KISSのジーン・シモンズさんとの共演も話題ですね。
ジーン・シモンズさんはとても紳士な方でした。
僕は英語を話せないので不安だったんですが、
ジーンさんから話しかけてくれました。
ライブシーンも盛り上げてくれたんですよ。
われわれが迎えるべき立場なのに、頼っていましたから申し訳なかったです。
最後に握手したんですけど、すごい力で、
最後までバトルが続いているようでした(笑)。
僕もジーンさんと同じ58歳になったときに、
力強い握手ができるようになっていたいです。
Q:根岸くんには「NO MUSIC(音楽), NO DREAM(夢) 」なる座右の銘がありますが、
松山さんは?
特にないですが、DMCに例えて言えば、「NO WORK(仕事), NO DREAM(夢)」
だと思います。
僕には、俳優という職しかないですから。
Q:このところ漫画の主人公を演じることが多いですね。
物語はもちろん、キャラクターとして魅力的な人物が多いですよね。
でもそれは漫画に特化したことではなく、
小説であれ、オリジナルものであれ、良いものに共通することだと思います。
突き抜けた役というのは、演じがいがあります。
そして挑戦することに楽しみを抱いています。
ですので、今後もいろいろな役柄に挑戦していきたいですね。
例えば今は…


以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
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にて『幸せの1ページ』の頁をご覧下さい。



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