「どろろ」

「どろろ」映画チラシ■作品基礎データ
「どろろ」
2007年 日本映画
原作:手塚治虫
監督脚本:塩田明彦
出演:柴崎コウ 妻夫木聡

               

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これも原作ファンがいろいろ石を投げていましたが、
楽しい作品でした。
原作からかなり逸脱してるんでしょうけど、
長編劇画を二時間に収めるのが土台無理なんだから、
独自の切り取り方はあって当然でしょうし、
手塚治虫が漫画を描いた時代と今では世の中随分変わってますから、
普遍的なものとして変えてはいけないところと、
どんどん変えるべきところと両方あってしかるべきでしょう。
その変更のバランスも、
今の時点での邦画のエンターテイメントとしてCG等の技術的なことも含めて
結構上手く行ってる方だと思いました。
どろろが大人の女性というのだって、
あれ柴崎コウのキャスティングが先で妻夫木クンの方が後だといいますよ。
クリーチゃーがかわゆいのも、
元の話がかなりグロですから、
シリアスなのがヅラヅラ出てくるとR-12どころか、
完全な成人映画になっちゃうでしょうから、
あの何時代だかわかんないような美術と一緒で
世界観を作るためわざとやってるんだと思いますね。
土屋アンナ、妖怪で出てくるとは知りませんでした。
似合ってるじゃん。笑

「どろろ」は虫プロダクションが
モノクロ連続アニメ番組「どろろと百鬼丸」を作っています。
差別用語等がふんだんに出てくるので再放送されず、
フィルムが火事で焼失した「バンパイヤ」同様、幻の虫プロアニメですが…。
そちらの最終話は「妖怪 ばんもん」との戦いです。
映画でも、百鬼丸とどろろが醍醐景光の領に入るところで国境の巨大な板塀がでてきますね?
その板塀が「ばんもん」と呼ばれる妖怪です。
醍醐景光の圧政から逃げ出す領民を処刑して、
その血を浴び続けた板塀が妖怪になって逆に逃亡する領民達を襲い始める。
映画は百鬼丸が醍醐景光の長男と知ってどろろが一度離れますが…。
以下、ネタバレ改行。




アニメ版では、百鬼丸の素性が判明する前に、
ばんもんとの戦いで反景光派の抵抗領民とどろろは行動を友にし、
自分の身体を取り戻す戦いを続ける百鬼丸とは決別します。
百鬼丸は妖怪たちと戦う為諸国を流浪し、
どろろは留まって領民達と共に今度は景光と戦います。

ばんもんを生み出したのは景光で、
景光こそ48番目の妖怪であると知った百鬼丸はふたたび舞い戻り、
どろろとは別行動で景光を狙います。
両者は最後は共闘して景光を倒しますが、
全身のパーツを取り戻した百鬼丸は、「お前は女に戻れ」と後事をどろろに託し、
いずこかに立ち去ります。
人間に戻った筈の百鬼丸は生きる目的を失ってしまい、
逆にコソ泥のどろろが人として生きる道を見出すという正反対の結論となり、
アニメは完結します。
コミック版のオチがどうなっているのかは知らないのですが、
当初アニメ版のタイトルは「どろろ」。
これが途中で「どろろと百鬼丸」と変更されています。
そして存知の方も多いと思いますが、映画の続編、続々編の制作が決定しました。
1作目の制作費は20億円ですが、(既に興業成績は25億円を突破)
パート2、パート3併せて60億円の制作費を投入するそうです。
妻夫木聡&柴咲コウも続投で、パート2ではどろろの過去話がメインのようです。
制作予算も法外ですが、
最初から2部作というのはハリウッドみたいでかっちょいい…

以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
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にて「どろろ」の頁をご覧下さい。



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