「DRAGONBALL EVOLUTION」

「DRAGONBALL EVOLUTION」映画チラシ■作品基礎データ
「DRAGONBALL EVOLUTION」
2009年 アメリカ映画
監督:ジェームズ・ウォン
製作総指揮:鳥山明
製作:チャウ・シンチー
脚本:ベン・ラムジー
出演:ジャスティン・チャットウィン

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いまは亡きおじいちゃんの遺志を受け、
世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集める旅に出た孫悟空
(ジャスティン・チャットウィン)。
その目的は、すべて集めるとどんな願いもかなうというドラゴンボールを狙う、
ピッコロ大魔王(ジェームズ・マースターズ)の世界征服の野望を阻止するためだった。
旅の途中でドラゴンレーダーを頼りにドラゴンボールを探すブルマ
(エミー・ロッサム)と出会い、
亀仙人(チョウ・ユンファ)のもとで修行を積んで、武術の腕に磨きをかける悟空。
そして悟空は、ブルマや亀仙人達の助けを借りて、
ピッコロ大魔王と最後の闘いに挑むのだった――。

1984年に『週刊少年ジャンプ』誌上で連載がスタートするや
瞬く間に爆発的人気を獲得し、
''95年の連載終了時までNo.1の人気を誇った鳥山明原作による痛快冒険活劇
『ドラゴンボール』。
コミックの累計部数は国内で1.5億部を超え、
テレビアニメ化されたシリーズは平均20%超の視聴率を記録。
またその影響力は世界各国に及び、コミックの売上は2億部以上、
アニメは欧米・アジアをはじめとする40ヵ国以上で放映され、
いずれの地域でも熱狂的ファンを生み出しているこの日本を代表する
漫画・アニメの金字塔が、
ハリウッドで実写映画化されました。
そして、アメリカより早く日本で公開されました。

主人公の孫悟空役に抜擢されたのは、
スティーブン・スピルバーグ監督の『宇宙戦争』で
トム・クルーズの息子役に扮したジャスティン・チャットウィン。
悟空の旅のパートナーとなるメカ好きな天才少女・ブルマ役には、
『オペラ座の怪人』『デイ・アフター・トゥモロー』のエミー・ロッサム。
武天老師こと亀仙人を、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』
の名優チョウ・ユンファ。

監督は『ファイナル・デスティネーション』『ザ・ワン』が高く評価された
新鋭ジェームズ・ワン。
スタント/アクション・コーディネーターには、
『マトリックス』『Mr. & Mrs.スミス』『300』の87Eleven。
製作は『少林サッカー』『カンフー・ハッスル』のチャウ・シンチー。
原作者の鳥山明も製作総指揮としてこの映画化に名を連ねています。

週間興業ランキングで5位。
映画の掲示板は賛否両論、というより悪口の方が多いです。
原作ファンは、やはりいろいろ言いたいんだろうなぁと。

私は原作の方は、最初と最後、
子供のチチが親父さんの牛魔王と一緒に出てきた頃と、
あとはぽんと飛んでべジータが出てくる頃から。
天下一武道会のあたりはアニメで少し…というあんまり熱心とは言いがたいファンです。

ハリウッド版のゴジラを劇場へ楽しみに見に行きました。
そんなに嫌いな作品ではないです。
特撮はそれなりでしたし、
ジャン・レノとかも出ていたし、
場所をマンハッタン島の南半分に限定したところも悪くないし、
ただ、外見も含めてあれだけオリジナリティあふれる怪獣を創作したなら、
「ゴジラ」を名乗る必要はなかったんじゃないかと。

同じ事が「ドラゴンボール」にも言えます。
高校生の悟空も悪くないし、
じいちゃんと修行もまあ、いいと思うし。
だからあれが「ドラゴンボール」を名乗る必要ないのではないかと。

やっぱり90分ちょっとで七つのボールを全部集めた上に、
ピッコロを倒すというのは無理がありますね。
映画の通り、やってやれない話ではなかったわけだけど、
ディティールを描きこんでこそ、
西遊記のパロディではない、「ドラゴンボール」なのだけど、
さらっと上っ面をなぞっただけにどうしても見えますね。

けちをつけるほどつまらない話ではないのだけど、
面白いといえるレベルにはなってないです。

主人公の悟空役の子の殺陣は、そこがウリのだけまずまずの出来ですが、
思ったよりよくないのが亀仙人のユンファさんの殺陣。
けど甲羅をしょってなくとも女の子好きの雰囲気があって、
本人が実は悟りきってないところとか、キャラ全体としては
嫌いではないです。
チチ役の女の子は、もっと美人の方が良いし、
もう少し殺陣の出来る方が良いです。

期待してなかった割にキマって見えたのが、エミリー・ロッサムのブルマ。
「オペラ座の怪人」のヒロイン役以外、いまひとつの仕事ばっかりだったけど、
このブルマ役は悪くないです。もろパターンどおりですけどね。

ヤムチャは…あれなら出てこない方が良いです。

原作者が製作総指揮にクレジットされてますが、
名義を貸しているだけなのはバレバレですね。
別の世界の話として楽しんで欲しい、とかインタビューで答えているようです。
「ドラゴンボール」の「レボリューション」バージョン、
ということなのでしょう。

主人公の悟空を演じたジャスティン・チャットウィン(26)と
ブルマ役のエミー・ロッサム(22)のインタビューより
メイキングに関する部分を採録します。

 <ジャスティン・チャット プロフィル>
 82年10月31日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州出身。
俳優になるため地元の大学を中退し、渡米。
04年にテレビシリーズ「トラフィック/新たなる連鎖」での演技が高く評価される。
05年、スティーブン・スピルバーグ監督の「宇宙戦争」に
トム・クルーズの息子役で出演し、脚光を浴びた。

 <エミー・ロッサム プロフィル>
 86年9月12日、アメリカ・ニューヨーク州出身。
幼いころからオペラを学び、20以上の演目に出演。
13歳で本格的にテレビデビューを果たす。
00年の「歌追い人」で映画デビュー。
歌手として活躍するかたわら、「ミスティック・リバー」(03年)や
「デイ・アフター・トゥモロー」(04年)に出演している。


ロッサムは子供のころ、週末の朝に「ドラゴンボール」のアニメをよく見ていて、
「ブルマはよく知っていたので、この役をいただいた時はすごくうれしくかった。
でも(原作に)これだけいろんなキャラクターが登場して、
それぞれにどんな背景があるのかは知りませんでした。
役が決まって、初めてマンガを読んでいろんなキャラクターについて勉強しました」
 
チャットウィンも「僕は10代の時に見ていたんだけど、
先に友達の兄弟が悟空がどうの、ベジータがどうのって、
けっこう話題にしてたんです。
そんなに面白いんだったら僕も見てみようと思って、見たらハマってしまいました。
何が一番面白かったかって、コメディーとバイオレンスの両極端な部分があることが、
とても魅力的でした。
伝説のドラゴンボールの話も魅力を感じました」。

映画化が決まった時に少し心配になったという。
「あの壮大な物語をどうやって映画にするんだろうってね」。
「結果的にはジェームズ(・ウォン)監督がすばらしい仕事をしたと思います。
この映画は、青年が大人の男に成長する物語で、
1人のヒーローの(人生の)旅だと感じています」

原作は日本では広く知られているが、
その登場人物を演じるプレッシャーはなかったのだろうか。そう問われると、
チャットウィン「それは(原作のある)どんな作品でも避けられないと思います。
『スパイダーマン』や『バットマン』、『ストリートファイター』など
原作のファンに気に入られるかどうかは、(映画化に)ついて回るものです。
一つ、忘れてはならないことは、
そういったすばらしい物語は生き続けなければならない。
そのためにはマンガから始まって、
アニメ、実写などいろんなフォーマットに変えて語り続け、
鳥山明先生の物語を生かし続けることが大事だと僕は思うんです」

この映画のもう一つの柱はアクションだ。
体力作りはもちろん、けがなどにも気を付けなければいけないが……。
ロッサム「トレーニングはたくさんしたけれど、
みんなどこかケガをしてました。私は足が青アザだらけだった」

チャットウィン「僕も切り傷や胸を強打したり、左足の親指を折ったこともあった。
腕にけっこう深い切り傷を負って、破傷風のワクチンを打たなければいけなかったほど。
足の指を骨折したときは3週間ほど足を引きずっていた。
うまくキックできなくて大変だった」

チャットウィン「トレーニングで一生懸命、筋肉を付けたにもかかわらず、
撮影で5キロもやせてしまったので、
筋肉があるように見えるボディスーツを着なければいけなかったんです」

ロッサム「私たちはスーパーヒーローではなくて生身の人間だから、それだけ大変だった」チャットウィン「完成作を見て、そういう苦労はすべて報われました。
それだけ苦労のしがいがあったと思います」

チャットウィン「自分らしさを出していくというのがストーリーの核でもあるから、
自分の中にある正直さとか素直や道徳観を考えて、意識しながら自分らしく演じたよ」
ロッサム「漫画を実写にするときは、やっぱり違ったものになるでしょ。
でもできるだけエッセンスを残すことは意識したわ」

 原作とは趣の異なる本作だが、
チャットウィンも「オリジナルそのままで、
笑いやアドレナリンが出るようなハイテンションなものがくるのかなと思っていた」
しかし「最初はすごく普通の高校生の話。
それが自分の運命に気づいて、漫画の中の悟空に変身していく。
だんだん成長していくということで、
初めはドラゴンボールでスタートしないで、
最終的にドラゴンボールになっていくというビジョンを監督は持っていたようだよ」

 またエミーは「ただ外見上が強くなるだけではなく、
内面的にも強くなることを求められたの。
すごく過酷なトレーニングを通して鍛えられて、内面的にも戦士として見えるように。
最終的にはとてもタフな人間像を作り上げていきたいというのがあったと思うわ」
と監督から伝わってきたビジョンを語った。

 ちなみに性別など抜きに役柄を交換できるとしたら、
ジャスティンは「オートバイを乗り回して、銃をぶっ放したい!」、
エミーは「やっぱりカメハメ波のシーンをやりたい!」と互いに即答。
しかしジャスティンに羨ましがられたオートバイに関しては
「怖かった」のが本音だとエミー。
「キャスティングが決まったのが、撮影の3週間前だったの。
だから3週間ですべてを覚える必要があった。
オートバイもそうだし、銃の扱いもそう。すごくハードだったわ」
と語りつつ「でもすごく楽しかったわよ」とニッコリ。

 本作に込められたメッセージについては、
ジャスティンが「怖いとか論理的でないとか、
安全ではないとか悩んで諦めたりしないで、夢を追い続けること、チャンスをつかむこと。
つまりは自分を信じること。それがこの映画の伝えたいことでもあると思う」
と……


以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて『DRAGONBALL EVOLUTION』の頁をご覧下さい。



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