「DRIVE ドライブ」映画製作裏話

「ドライブ」映画パンフレット★映画基礎データー★
「DRIVE ドライブ」
2002年日本映画
公式サイト http://www.sabu-drive.com/index_f.html

監督・脚本: SABU
出演:堤真一 柴咲コウ 安藤政信 筧利夫 大杉漣 寺島進

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規則正しい生活を送る頭痛持ちの営業マン、朝倉(堤真一)。ある日、彼は銀行強盗
に失敗した4人組(安藤政信/筧利夫/大杉漣/寺島進)にいきなり車に乗り込ま
れ、彼らの運転手をすることに。焦りながらも制限速度40キロをきっちり守る朝倉
に、男たちは完全にキレて……。
堤真一、安藤政信、筧利夫、大杉漣、寺島進と“濃い目”の配役です。
1人ひとりエピソードがあってオムニバスの様でもあります。
SABU監督は前作『MONDAY』を私は見てます。
あれも主人公の暴走を描いている。
暴走しまくって自滅。DRIVEではハッピーエンド。
堤真一ら車に乗り合わせた男たち以外にも、いろんな所で出てくる
松尾スズキや松雪泰子やらがいちいち面白く描けてます。
大きくクレジットされている柴咲コウははじめと終わりのみ出てきます。
ゲスト出演のひとりとしては面白いのだけれど、
作品を代表して舞台挨拶とかに出るのはちょっとね。
まあ興行主サイドの要請なんでしょうけど。

なんか全体としてはへんな話です。
へんてこな面白さがあります。
脚本的には、『MONDAY』の主人公があのまま自滅しなかったらどうなる、
という話をもとに
作品化できなかった「穴に腕をつっこんだまま動けなくなった男」などの脚本が
ミックスされて書かれているのだそうです。
個々のエピソードと、そのエピソードの主人公が面白いのはそのためです。
しかしながらパッチワークの様にはぎはぎの脚本のため、
全体の構成バランスが悪いです。
この監督は、もともとストーリー的な破綻を、
腕づくでねじ伏せるパワフルな演出力がウリの方なので、
あまり頓着せずにいつも通りぶっちぎっているようですが、
映画関係の掲示板を見ると、そこが面白いと書いている人と訳がわからんと溜息つい
ている人と両方います。
SABU監督やさしくなったなぁ。
『MONDAY』のころからどのような心境の変化があったのか、
テレビの生番組出演も見ましたが、よくわからないままです。
「縁だろう」といってますが、
『MONDAY』までは地獄のドミノ倒しのような不幸の連鎖だったのに、
いったいどうしたのだろうと思います。
ハッピーエンド自体は良いことだと思うのですが、しかし、
この映画に付いてはいささか問題が…。
ねたばれ改行です。










彼らは銀行強盗なのですから、
プロ野球にスカウトされたり、
説教ロックのメンバーに参加したり、
奥さんとともに平穏無事に帰宅したりするのは変です。
警察はいったい何をしてるんだ。
筧利夫ひとりが地獄に落ちて、いや、落ちてないか、
ともかく腕がもげて彼だけが悪役として処断されるというのはね。
筧利夫に他の男たちが全員騙されて銀行強盗にさせられてしまったとかの
種明かしでも用意しないとさすがにしんどいです。
でも、ひとつまちがうとドラマ全体が予定調和になってしまって価値を失う恐れもあ
るのですが。

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