「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」DVDレビュー

「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」映画ポスター★映画基礎データー★
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」
2002/07/13公開
2002年アメリカ20世紀フォックス映画
公式サイト http://www.foxjapan.com/movies/episode2/
製作総指揮・監督・脚本:ジョージ・ルーカス
出演:ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン/ヘイデン・クリステンセン/サミュエル・L・ジャクソン

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ルーカス自身が「SWとは25年の付き合いになる」と映画批評に書いていたのを見て、
四半世紀もか、と唸ってます。
始めはハリウッドの既存の組織に属さない若手が集まって、
お祭りのようにSWを作っていたように感じましたが、
いまや「SWという名の産業」という感があります。
そのもろもろのしがらみ、制約の中で、
「戦争も描きたければ、決闘もののアクションも、
師弟愛、恋愛、家族愛と描きたいものは一杯あるんだよー」
とあがいている様子が伝わってきて、
私としては「なかなかかんばっているじゃないの」と思ってます。

全9部作が6部作で完結になったことについて、
ルーカスはあらゆるインタビューで世界中から突っ込まれている様ですが、
もともとSWは3部作で、
バックグラウンドドラマが、前と後ろにそれぞれ3部づつある、という構成だったようです。

旧3部作は舞台や登場人物を限定し、
映像化が可能な部分だけを映画にしていますが、
(だから二つ目のデス・スターをぶっ潰しただけで帝国が滅んでしまったりした。)
話がバックグラウンドとなると、
「宇宙艦隊が押し寄せ、戦闘の末、惑星連合を滅ぼした」と小説で書けば1行で済むものを、
全て映像にして見せるために膨大な作業を強いられることとなります。

新3部作は銀河全体に版図をもつ
「共和国」がまるごと衰亡する過程を
ジェダイという仮想の超能力騎士団の
団としての活躍とともに追いかける必要があり、
関与する様々なエイリアンの登場と彼等の持つ文化圏をそれなりに
説得力のある映像とドラマで見せていくという気の遠くなるような仕事に取組まねばなりません。

準備の為に書き上げられたデザイン画の山、
イマジネーションは大変な質と量ですし、
脚本は撮影の3日前まで推敲されつづけたそうです。

が、それらのバックグラウンドに、
情報量に、本来、ファンが見たいと思われる痛快アクションや、
溜飲の下がる大団円が埋もれてしまいがちなのもまた事実です。

話を単純化させようとして登場させたコメディリリーフ、
――「帝国の逆襲」のC3POの役回りや
「ジェダイの帰還」のイウォーク族、
「エピソード1」のジャージャー・ビンクスに批評の石つぶてが降り注いだりもしたようです。
(私自身は、それらの筋書きとは関係無い道化場面も嫌いではありません。
眉間に立てジワ寄せたジェダイの求道的なドラマばかりでは息が詰まりそうです。)

そして今回、ドラマ的にクローズアップされるキャラクター、
賞金稼ぎ達もいずれもかっちょよかったです。
ジャンゴ・フェットとボバの親子、
それと冒頭に登場する女刺客ザム・ウェセル
(彼女は断末魔のトカゲ星人の方が正体で、仕事をする時だけ人間の女に化ける様ですが。)
とオビ・ワンとアナキンの追いかけっこも思ったよりボリュームがあり、
エピソード1ではミニチュアのプラモデルの様だった首都惑星コルサントが、
人の住む町にちゃんと見えました。

ジャンゴ・フェットとオビ・ワンの対決シーンは、
殺陣師によると「虎と鮫の戦い」なのだそうで、
周囲3フィートの接近戦ならジェダイに敵う者無しなので、
ジャンゴ・フェットの方は飛び道具や投げ縄などを離れた場所から
不意打ち用の隠し武器を次々に繰り出す
「勝ちゃいい」賞金稼ぎならではの戦いぶりでしたし、
ジャンゴ・フェット役のテムエラ・モリソンの顔を見せるシーンは僅かでしたが、
なかなかにふてぶてしく正体不明っぽくてよかったです。

エピソード2は思っていた以上に「帝国の逆襲」との相似点が多かったです。
@ メインのストーリーが二つに分離し、交互に描かれクライマックスでひとつになる。全体の構成が同じ。
A どっちも色恋沙汰がウリになっている。
B 裏切り者がいる。しかも2人づつ。
C ヨーダが活躍する。(笑)
D 小惑星地帯での追いかけっこがある。
E 主人公がライトセーバーで利き腕を切断され、義手を使うようになる。

まだあるかもしれません。
ねたばれ改行して、他に2、3思いついたことを挙げときます。








エピソード4でC−3POはタトゥイーンに初めて来たようなことを言ってます。
この惑星出身の筈なのに変ですが、
エピソード3の仕舞であっさり記憶装置をフォーマットされている。
ずるいなぁ。(爆)

ドゥーク伯爵役のクリストファー・リーは「ロード・オブ・ザ・リング」でも悪役張ってますが、
やっぱし悪役は黒服黒マントに限りますね。
「ロード・オブ」のシロ装束はどうも好きになれない…。
私は暗黒卿=皇帝だとばかり思っていたんですが、違うのですね。
元老院最高議長パルパティーンが皇帝だそうで。
暗黒卿はシスの指導者だとか。では二人の関係は? 
ふつうの人間のはずの皇帝パルパティーンがダークパワーを使った
(エピソード6のクライマックスで)のは何故? 
エピソード3で全てが解決されます。うーん、されたかな?


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