「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」DVD脚本レビュー
★映画基礎データー★「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」 2005年 アメリカ映画 監督脚本 ジョージ・ルーカス 出演 ヘイデン・クリステンセン |
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銀河共和国は、分離主義者との多年にわたる内紛で疲弊していた、
その首領と目されるシス卿ドゥークー伯爵(クリストファー・リー)は
残忍なドロイドの指導者グリーヴァス将軍
〔分離主義者のアンチ・ヒューマンタイプの半分エイリアンで半分ドロイドの指導者〕とともに共和国の首都に入り込み、
元老院の指導者パルパティーン最高議長(イアン・マクディアミッド)を誘拐した。
ドロイド軍が人質を連れて包囲された首都を逃れようとした時、
二人のジェダイの騎士が囚われの最高議長を救うため、惑星コルサント上空にある通商連合の旗艦に乗り込む。
アナキン(ヘイデン・クリステンセン)とオビ=ワン(ユアン・マクレガー)は、
艦のドックに着陸しグリーヴァス将軍と彼のボディガードと戦う。
一度は捕らえられてブリッジに連行されるが、包囲を蹴散らし将軍を討とうとする。
将軍は艦をコルサントの地表に激突させようと墜落させる暴挙に出、自らは脱出する。
アナキンとオビ=ワンは、パルパティーンが捕虜となっている場所でドゥークーと
出会う。
「今度こそ、ふたりでこいつを倒すんだっ」
オビ=ワンは意気込むが、わずかな隙を突いて気絶させられてしまい、アナキンはひとりでドゥークーと戦うことになる。
映画『 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』のタイトルは、
第三作『 スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 (1983)』の偽タイトル、
『 ジェダイの復讐 REVENGE OF THE JEDI』に基づいているんですって。
『 スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 』のスペシャル・エディションで、
ジョージ・ルーカス監督自身が語っていることには、
海賊版を作る人々を捕まえるために、
わざと『 ジェダイの復讐 』というタイトルをリークしたというんですけどぉ。
ジェダイは復讐を望んだりはしないので、
真のスター・ウォーズ・ファンはそれが誤ったタイトルだと見破るはず、
とルーカス監督は話していたそうです。
オビ=ワン役のユアン・マクレガーとアナキン役のヘイデン・クリステンセンは、
のっけの墜落する旗艦での斬り合いからラストの一騎打ちまで、
全編戦いまくるので、撮影前にフェンシングとフィットネスの訓練を2
ヶ月間行ったと
伝えられています。
当初の配役ではゲイリー・オールドマン
(『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (2004)』
『バットマン ビギンズ (2005))』)が
ライトセーバーぶん!ぶん!ぶん!ぶん!のグリーヴァス将軍の声を当てるはずでしたが、
オールドマンが所属する俳優組合「Screen Actor's Guild (SAG)」に所属していない俳優を使って
映画が製作されているとの理由で、
役を降らざるを得ませんでした。
オールドマン本人はとても残念がったそうですが、
SAGの規定には逆らえなかったようです。
アナキンがドゥークーのライトセーバーを腕ごと斬りおとす。
「とどめを刺せっ」
パルパティーンの命令でドゥークーを殺害するアナキン。
ドゥークーは一瞬、驚きの表情になる。
素手の相手の命を奪ったことに後味の悪さをかみ締めるアナキンだったが、
艦の墜落を食い止める方が先だった。
船体が二つに裂けたものの、
空中で消防艇で火災を消し、宇宙空港の滑走路に不時着に成功する。
アナキンとオビ=ワンは、パルパティーンを伴い凱旋するが、
オビ=ワンは栄光をかつての弟子アナキンに譲り、「貸しだぞ」と微笑む。
すでにパダワンからジェダイの騎士として独り立ちしたアナキンは
「八つ目の貸しですね」と生意気を言うがそれでも敬愛を込めて
少し歳の離れた兄のようなオビ=ワンを「マイ・マスター」と呼ぶのだった。
アナキンは元老院に戻って歓迎されるが、
パルパティーンは議長室に呼んで私的にアナキンを「きみはもっと評価されるべきだ」と褒め称え、
彼をジェダイ評議会に自分の代理人として派遣すると言い出す。
ヨーダら評議委員は、パルパティーンの意図に疑念を持っており、
代理人の派遣をジェダイ騎士団への政治の不当介入と受け取っていた。
が、アナキンにはマスターの地位を許さぬまま、一騎士として評議委員になることを
認める。
過去の慣例にない処遇に不服を口にするアナキンに
パルパティーンの意図を探れと命ずるメイス・ウィンドゥ(サミュエル・L・ジャクソン)
とヨーダ。
アナキンは信頼するパルパティーンを貶められた上に、
スパイを命じられて屈辱に青ざめる。
その夜遅く、パルパティーンはアナキンを劇場へと招待する。
パルパティーンはアナキンがスパイ役として評議会入りしたことを見抜いており、
悲しむべきことだと嘆いてみせる。
一本気なアナキンは自分の立場を見破りながらなお、
退けようとしないパルパティーンの懐の大きさに心動かされるとともに、
この戦時下に強いリーダーシップを
発揮できる優秀な人間こそ、銀河の君主に着くべきではないか、
とうそぶくパルパティーンに逆に共感してしまうのだった。
それはひとつ間違えば専制君主、−独裁制の肯定に繋がることに
アナキンは気が付いていない。
そして彼の秘密の妻、
パドメ(ナタリー・ポートマン)とベイル・オーガナ元老院議員
(ジミー・スミッツ のちにレイア姫を引き取ることになる人ですね。)
やモン・モスマ元老院議員(ジュヌヴィエーヴ・オライリー)ら良識派元老院たちは、
戦時下の非常事態任期を終えてなお、最高議長の座に居座る
パルパティーンは辞職すべきと考えていたのだ。
パドメはアナキンに懐妊を告げるが、政治的立場が対立に向かっていることに
聡明な彼女もまだ気づいていない。
アナキンは久しぶりに妻とベッドを共にするが悪夢にうなされ床を離れる。
悪夢はパドメが苦しみもがいて死に至るというものだった。
かつて母が殺された時もアナキンは同じ悪夢に苦しんだ。
“予知夢ではないか?”
心配して問いかけるパドメの顔をアナキンはまともに見ることさえ出来なかった。
逃亡中のグリーヴァス将軍が分離主義者たちの再結集を画策して
惑星ウタパウに潜伏していることが判明する。
ジェダイ評議会は、オビ=ワンを惑星ウタパウに派遣し、グリーヴァス将軍を逮捕もしくは殺害するよう命ずる。
時を同じくヨーダ(声:フランク・オズ)はドロイド軍の攻撃にさらされ窮地にあるウーキー族の故郷キャッシークに
クローン兵を伴い赴くことになる。
気が付けば大半のジェダイが分離主義者との戦いや捜索、逮捕に出払うこととなり、
コルサントに残る有力な騎士はアナキンとメイス・ウィンドゥくらいなものという状況に陥ろうとしていた。
パドメは悩みを打ち明けてくれぬアナキンに、
オビ=ワンに相談してはどうかと勧めるが、当のオビ=ワンに
ウタパウへの同行を蹴られたばかりのアナキンは浮かぬ顔だ。
悪夢にはパドメとともにオビ=ワンがその場にいることも、相談しにくくなった理由のひとつである。
オビ=ワンはドロイドのR4とともにジェダイ・ファイターで旅立つ。
出発前、ヨーダは死についてアナキンと話す。
アナキンは、死を超越したシスの騎士の話をパルパティーンから聞いていたが、
同じ技を身に付けることは出来るか?と問うとパルパティーンは「ジェダイには無理だ」とだけ答えている。
パドメが救えるならばと、パルパティーンの名を伏せヨーダにシスの騎士の事を尋ねると、
その存在をヨーダは否定しなかったが、
「何故死を恐れる? 死は生の一部だというのに」とアナキンを教え諭す。
それは以前から聞かされていたジェダイの古き教えだったが、いまのアナキンが求めていた答えではなかった。
ウタパウのオビ=ワンは、
グリーヴァス将軍をトカゲのような生物に乗って追い、一騎打ちとなる。
倒したジェダイのライトセーバーをコレクションとして持ち歩いている将軍は、
四本に腕に四つのライトセーバーをかざしてオビ=ワンに挑みかかる。
オビ=ワンはなんとか将軍を倒すが、そこで知りえた重大機密を
メイス・ウィンドゥへホログラム通信で通報する。
パルパティーン議長こそシスの暗黒卿 ダース・シディアスであることを!
メイス・ウィンドゥは数名のジェダイとともにパルパティーンのオフィスへ向かい
逮捕すると宣言し、セイバーの斬りあいになる。
悩めるアナキンが眠るパドメを置いて議長のオフィスを訪ねると、
メイス・ウィンドゥとパルパティーンが戦っているではないか。
メイス・ウィンドゥはパルパティーンを窓辺に追い詰める。
パルパティーンは髪も顔も見る見る老人のような変貌を遂げ、命乞いをする。
アナキンは衝撃を受けたまま「裁きを受けさせるべきだ」と主張するが、
メイス・ウィンドゥは暗黒卿を倒さねば、とセイバーで
力ずくで討ち果たそうとする。
次の瞬間、アナキンのライトセイバーがメイス・ウィンドゥを窓外に吹き飛ばしていた。
その時、アナキンは暗黒面へと堕ちて行ったのだった。
ヘイデン・クリステンセンがはじめてダース・ベイダー・スーツを身に付ける
場面の撮影ではスタジオにシリーズのさまざまな関係者述べ千人が集まり、
シリーズのクライマックス撮影に望んだそうです。
メイキングでは感激のあまり涙するスタッフの姿などが映っています。
ヘイデン・クリステンセンが今回着るダース・ベイダー・スーツは、
彼に合うように特別にプラスチックから形成されたオーダーメイドもの。
ヘイデン・クリステンセンの身長は 1m85cm だけど、
エピソード4〜6の三部作でダース・ベイダーを演じたデイヴィッド・プラウズ
2m01cm もある大男だったので、スーツを新調しなくてはならず、
かつ背が高く見えるようにカメラ撮影されています。
過去にも「帝国の逆襲 (1980) 』『ジェダイの帰還 (1983)
』で
殺陣の場面でプラウズの代役を務めたボブ・アンダーソンの時も同じ
カメラトリックが使われています。
(ボブ・アンダーソンはイギリスのフェンシングの元オリンピック選手で
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち (2003)
』
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 (2003)』等で剣のトレーナーを務めた人です)
しかし、最初の「スター・ウォーズ」で恐ろしげに登場した黒マントの
ダース・ベイダー、あれが生命維持装置だったとわねぇ。
『ジェダイの帰還』でルークが「マスクを外したら死んでしまう」と
言っているのでなんとわなしに、その正体は知れてましたが、
真っ黒けのゾンビみたいなのが手術を受けている場面をもろ見せられてしまうと、
随分、あわれな存在だと思い知らされますね。
エピソード1〜3の展開で不可解なのは千年続いていることになっている銀河共和国が、
連合軍を組織する能力が無かったということ。
いろいろに組織換えして毎回挑んでくる分離主義勢力に真っ向対決できるのが
そもそも戦闘部隊ではないとされているジェダイのみであったこと。
エピソード1でナブーを占領した商業連合艦隊とやりあったのは、
確かボランティア・ガードとかいう名称だったけど。
つまり義勇軍ということで、正規軍ではないのですね。
銀河共和国はどうやって非武装のままで共和制を維持できたんですかね。
何か絶対的な理由があって非武装化が進んでいったと考えるべきですね。
武器の無い姿で文明が発達したわけじゃなさそうだし。
エピソード2のラストで共和国はようやく国軍を持つわけだけど、
なにせクローンの兵団なので指揮者がいないから、結局ジェダイが指揮したわけだ。
まあ、そういう設定がないと、ジェダイっていう精神性の高い騎士団は、
みんなで山ん中にでも篭って、滝にでも打たれていそうなので、
ドラマが作れなくなりますけどね。
銀河帝国はわずか20年ちょっとで倒れるわけだけれど、
皇帝とベイダー卿のシスの暗黒騎士ふたりしかいなくて、
帝政というのがそもそも変ですね。
おっさんふたりで広い銀河をどうしたかったんでしょう?
単にジェダイをやっつけたかっただけなら政権奪取は意味ないしね。
エピソード6でヨーダも天寿を全うして、
とうとうジェダイもルークひとりになったわけでけど、
仮にエピソード7以降が作られたとしたら、
当然テーマはジェダイ騎士団の復活でしょうね。
“きみのなかにもフォースは息づいている”とかなんとか、見るものすべてにエールを
送ってサーガが完結するという。
ルーカスがやる気が無いなら、子供が後を引き継いでスタッフに作らせると
良いのじゃないかな?
これがホントの親子サーガ。笑
『エピソード2』を製作中に、ジョージ・ルーカス監督はチュニジアの砂漠で
『エピソード3』の短いシーンの撮影を済ませていたようです。
どの場面を?
オビ=ワン・ケノービがおばとおじに幼いルーク・スカイウォーカーを預ける
シーンです。
このエピソードが完結編に入ることは、『エピソード3』の脚本準備にかかる
ずっと以前から確約されていたわけですし、三年後に製作チームがはるばる
チュニジアに戻って撮影をする無駄を避けて、経費を節約したためです。
ですからファイナル・シークエンスが本当は一番最初に撮影済みだった…
以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の頁をご覧下さい。
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