「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」

「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」映画チラシ■作品基礎データ
「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」
2008年 アメリカ映画
監督:ロブ・コーエン
脚本:アルフレッド・ガフ マイルズ・ミラー
出演:ブレンダン・フレイザー

               

mixi(ミクシー)「独身社会人映画ファンコミュニティ」に入ろう!

1作目の冒険が縁で結ばれたリックとエヴリンのオコンネル夫妻。
1946年のロンドンで、幸せだがちょっぴり退屈な毎日を送っていた2人は、
外務省に頼まれ、
<シャングリラの目>と呼ばれる巨大なブルーダイヤを返還するために上海へやって来る。
そこで彼らを待ち受けていたのは、
両親に内緒で大学を辞め、現地で遺跡の発掘にいそしんでいた息子アレックスとの
思いがけない再会だった。
その驚きに追い打ちをかけるように、アレックスの発掘した皇帝のミイラが、
2000有余年の時を超えて生き返る事件が勃発。
またもやスーパー・パワーを持つミイラと戦うハメに陥ったオコンネル・ファミリーは、
皇帝の世界征服の野望を阻止するべく、
ヒマラヤから万里の長城へと冒険を重ねて行くことになる。

外人部隊出身のヒーロー、リック・オコンネルを演じるのは、
前2作でトップ・スターの仲間入りを果たしたブレンダン・フレイザー。
いっぽう、小説家として成功をおさめた妻のエヴリンには、
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』でゴールデン・グローブ賞候補になった演技派
女優のマリア・ベロが扮している。
息子のアレックスを演じるのは、新人ルーク・フォード。
彼と恋に落ちるミステリアスな美女リリーには、『the EYE 3』のイザベラ・リョン。
20世紀に蘇った皇帝に『HERO』のジェット・リー。
彼への復讐を誓った謎の女に『SAYURI』のミシェル・ヨーのキャスト。
今回はプロデュースに専念したスティーヴン・ソマーズに代わり、
監督をつとめるのは、『ワイルド・スピード』や『トリプルX』でヒット・メーカーとして
知られるロブ・コーエンです。

「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」ジャパン・プレミアで見ています。
国際フォーラムで舞台にはそれらしいステージを組み、ブレンダン・フレイザー、
ミシェル・ヨー、イザベラ・リョン、日本語吹き替え版の上地雄輔、
配給会社の東宝もゲストに自社のタレントを4,5人送り込んで、
あんまり中身はなかったけどそれなりに華やかなイベントにはなっていました。

北京五輪にあやかる作品は多いのだけれども、これもそう。
見ようによっては「カンフー・パンダ」なんかより、よほど正直に
“あやかり映画”になってますね。
レイチェル・ワイズが再登場しないのが何より不満です。
ブレンダン・フレイザー他のレギュラー陣は、
はっきりいって「ハムナプトラ」シリーズ以外に仕事のない人たちなので、
「久しぶり」と笑顔出てこられても、あんまり感情移入できないんですが、
他ではシリアスな芝居に徹しているレイチェルがブレンダン・フレイザーとともに、
ミイラに追っかけられてこそ「ハムナプトラ」ですので、
それがないとかなりつまらないです。
新手の悪役はジェット・リーの皇帝以外はいかにも駒が小さい。
2のスコーピオン・キングみたいなインパクトのある奴はいないです。

「ドラゴン・キングダム」もそうでしたが、
出てくる古代中国の歴史というのが、映画用に創作されたもので、
史実の始皇帝などとはだいぶ違っています。
その方が自由度があって話が作りやすいということかもしれないけど。
ああ、もともと「ハムナプトラ」は創作古代史でしたね。
こっちの方が「ドラゴン・キングダム」より先輩だ。

上海のカーチェイスから、ヒマラヤの雪男、兵馬俑、万里の長城とにぎにぎしく
ごきげんを伺うのだけれどもステレオタイプに展開しているという気もしなくもないですね。
ドラマのへそと思われるのが、
主人公親子の葛藤らしいのだけれども、
それもインディ4で見ているので新鮮味はないです。
ああ、なんか悪口ばかりになってしまった。
ということは実は私はこのシリーズをかっており、
結構期待してといたという事なんですよ。
パターンどおりに進みながら、
そのパターンを突き破るお行儀の悪さがこのシリーズの人気の源のはずなのだけど、
そこが見えてこないのがイケてないです。
それと本筋とは関わりないかもしれませんが、
兵馬俑の兵士は土偶…土で作られたものであってミイラではないと思うのだけれどもな。
ミイラ、ミイラと連呼するのはやはり気になりますね。

 <ミシェル・ヨーのプロフィル>
 1962年、マレーシア生まれ。少女時代からバレエを習い、
83年にはミス・マレーシアに選出される。
それがサモ・ハン・キンポーの目に留まり、
84年に「デブゴンの怪盗紳士録」で映画デビュー。
以降、ジャッキー・チェンと共演した「ポリス・ストーリー3」(92年)などで
見事なアクション演技を披露し、一方で「宋家の三姉妹」(97年)で
演技派女優としての地位を確立。
97年には「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」でハリウッド・デビューを果たした。
また、07年には、アジアとフランスの美術と文化交流に寄与した功績を称えられ、
フランス大統領からレジオンドヌール勲章を贈られた。
主な作品に「グリーン・デスティニー」(00年)、
製作総指揮を兼任した「レジェンド 三蔵法師の秘宝」(02年)、
「SAYURI」(05年)などがある。

 <イザベラ・リョンのプロフィル>
 1988年、マカオ出身。香港で最も人気のあるシンガーのひとり。
05年にホラー映画「the EYE3」で映画デビュー。
その後、「妄想diary」(06年)などに出演し、
着々と女優としての人気も高めている。
今作「ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝」でハリウッド・デビューを果たした。

ジャパン・プレミアでの舞台あいさつや記者会見の合間を縫って、
ヨーとリョンがインタビューに答えています。
 --今回もアクションシーンがふんだんに盛りこまれています。
個人的には、ヨーさんのアクションをもっと見たかったです。
 ヨー:この作品の出演が決まったときから、自分の役割は十分理解していました。
要するに、大切なのはアクション・シーンの数ではなく、質だということ。
私自身がアクションをしているので、どうしてもひいき目に見てしまいますが、
やっぱり、ジェット・リーと私が闘うシーンは最高だったと思っています。

 --クライマックスで、2000年の時を経て、ヨーさんとリーさんがそれぞれの思い
を胸に死闘を繰り広げる場面ですね。
 ヨー:あのシーンには、お互いの心の中に渦巻く感情が凝縮されています。
私にとってとても楽しめたシーンですし、観客の皆さんを絶対にがっかりさせることは
ないと自負しています。素晴らしい景色の中で、品質や色ともに素晴らしい衣装を着て、
20年以上にもわたって武術の権威の座に君臨しているジェット・リーとダンスを踊った、
私自身はそういう意識でいるんです。

 リョン:私にとっては、今回の作品は初めてのハリウッド作品。
(演技以前に)さまざまな困難を乗り越えなければなりませんでした。まず英語。
去年までは話せませんでした。ほかにもアクションをこなし、ワイヤーワ-クも
練習しなければなりませんでした。でも、ハリウッド映画初出演作で
これだけ大きなチャレンジができ、大変でしたが楽しかったです。
 --リョンさんはハリウッド作品に初出演するにあたり、ヨーさんから何かアドバイス
はありましたか?
 リョン:英語をもっと勉強しなさいと言われました(笑い)。
 --ところで、ヨーさんは呪術家の役ですが、もし自分にそういう力があったら、何をしたいですか。
 リョン:私は、ああいう魔術を持っていたら飛べるようになりたいです。
そうしたら、行きたいところに飛行機もバスも使わずに行けますから(笑い)。
 ヨー:実は、呪術家の役というのが、この作品に出たいと思ったきっかけでも
ありました。魔法は注意深く使わなければ、時として危険なものになります。
そういうことを子供たちに伝えたいと思った時、ふと「メリー・ポピンズ」を思い出した
んです。ですから、もし私に魔法が使えるなら、その力を悪事に使うのではなく、
(人々を幸せにする)明るいことに使いたいですね。
 --では、気を取り直して、ファンにメッセージをお願いします。
 ヨー:「ハムナプトラ3」は、これまでのエジプトから、舞台を中国に移しています。
世界の皆さんに中国を知っていただけるとてもよい機会だと思っています。
ただ、これはあくまでもファンタジー・ムービーです。
万里の長城や兵馬俑のミイラが出てきますが、中国にはそのようなミイラはいませんので、
念のため(笑い)。それから、作品のすべてを見てほしいので、みなさん、
絶対に途中でトイレに立たないでくださいね。

 インタビューの翌日、ヨー、リョン、
そしてフレイザーの3人がそろい踏みの記者会見が都内で開かれた。
フレイザーは終始おちゃらけっ放しで、他の2人が作品について語ろうとするたびに
横からちょっかいを出したり、ヨーやリョンの物まねをしてみせたりするので、
会見は脱線しがち。マイクがなかなか自分のところに回ってこないと、
「面白い話をさせてよ~!」とあらすじを延々と語りだし、
揚げ句の果てに司会者から「もう少し(コメントを)コンパクトにお願いします」と
“巻き”を入れられるありさま。
フレイザーが暴走するたびにヨーは、
やんちゃな弟を相手にするようにやんわりとたしなめ、
最後は「ジェット・リーが、今回来日できなかったことを残念がっていました。
皆さんによろしく伝えてほしいと言っていました」と、
俳優の先輩らしく会見を締めくくったとのことです。

主演のブレンダン・フレイザーは七年ぶりの続編について次のように語っています。
A:ついにきたって感じだったよ。それで「続編撮るよ!」って言われてさ。
今度は、どこに行くんだ!? ってプロデューサーに聞いたら、
「中国だよ」って。正直最初はびっくりしたよ。
何で中国!? って。面白いけど、どういうこと!? ってね。
そしたらスティーヴン・ソマーズが
「中国古代の歴史を知ってるだろ? 兵馬傭の兵士たちを知ってるだろ?」って言うんだよ。
確かにドキュメンタリーで観たことはあったんだけどね。
それから「よく考えてみろよブレンダン。マミー(ミイラ)はいるはずだろ!」って
言われたのさ(笑)。
Q:ジェット・リーとの対決はいかがでしたか?
A:ジェット・リーが出てくれるって聞いたときは、
ものすごくうれしくて大コーフンだったよ。
そりゃ「おれのケツを、けっ飛ばして~!」ってなるよね。
Q:ジェット・リーは、実際にあなたのお尻をけっ飛ばしてくれましたか?
A:あはは(笑)。本当はけっ飛ばして欲しかったんだけど、
ジェット・リーはすごい紳士なんだ。
もちろんアクションの動きは決まってはいるものの、
けりやパンチをするたびにジェット・リーは本当にスレスレのところで止めてくれるんだ。
いつも僕のことを気にかけてくれていて、すごくジェントルマンだった。
今じゃとても尊敬しているよ。正直彼のパンチなんて受けたくないもんね。
だって撮影中はどんなに殴り合っていても、
撮影の後は一緒にランチ食べるんだからさ(笑)。
Q:今回はティーンエイジャーの父親役ですが、
ティーンの息子の父親を演じるのはどんな気分でしたか?
A:ワクワクしたよ! 反抗期真っ盛りの息子なんてね(笑)。
僕の息子はまだ小さいから、そんな経験はしたことがないけど。でも楽しかった!
Q:ロブ・コーエン監督の演出はいかがでしたか?
A:ロブは、初めてこのシリーズに参加したんだけど、
彼はとても情熱的で、面白い監督だった。
彼が監督した『ワイルド・スピード』『トリプルX』はとても好きだったからね。
CGIを使い、さらに深い人間ドラマをミックスしたエンターテイメントを
作ることがとても上手な監督なんだ。
特にアクションシーンのスピーディーさなんて、
最高のものが出来上がったなと思うほどだよ。
Q:この『ハムナプトラ』シリーズが
世界中に愛されている秘密はどこにあると思いますか?
A:難しい質問だね。でも、やっぱり魅力的なストーリーじゃないかな。
ミイラってとてもミステリアスで、ちょっと怖いものだけど、
でもそんな彼らが秘めているのは永遠の愛だったり、永遠の命だったり。
それってロマンチックさを感じない? 
『ハムナプトラ』シリーズが愛される理由……、それはファンタジー、
そして愛、家族のドラマ、それからキュートな僕のアクション…


以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」の頁をご覧下さい。



トップページ(映画製作裏話、映画と原作比較レビュー)戻る。