「HERO」

映画チラシ「HERO」■作品基礎データ
「HERO」
2007年 日本映画
監督:鈴木雅之
脚本:福田靖
出演:木村拓哉
               

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沖縄、北海道、山口を経て東京地検城西支部に再び戻った久利生(木村拓哉)は、
ある傷害致死事件の裁判を任されるが、容疑者が初公判で犯行を全面的に否認し、
無罪を主張したため思わぬ事態を迎える。
どよめく法廷で久利生に対峙する男、
それは刑事事件無罪獲得数日本一の弁護士・蒲生(松本幸四郎)だった。
実はこの事件の裏には、ある大物政治家・花岡練三郎(森田一義)がおり、
裁判の結果が政界を揺るがす贈収賄事件の発覚に繋がっていたのだ。
久利生と城西支部の面々は窮地に追い詰められながらも、
事件の鍵を握る証拠が韓国・釜山にあることを突き詰め、
韓国のエリート検事カン・ミンウ(イ・ビョンホン)に捜査協力を要請するのだが。

2001年に木村拓哉主演でフジテレビ系列にて放送され、
シリーズ平均視聴率34.3%を記録し、同局の歴代No.1大ヒットドラマとなった「HERO」。
5年ぶりの放送となった2006年夏のスペシャル番組でも
視聴率30%を超えた伝説のドラマが、映画となってスクリーンに登場しました。
今回の映画版では、テレビスペシャルのラストで、
久利生が6年ぶりに東京地検“城西支部”に戻り、
レギュラーシリーズの仲間たちと再会したあとの話が描かれます。
監督・脚本はドラマシリーズを作り上げた鈴木雅之と福田靖のコンビ。
本作では映画ならではの展開でありながら、
ドラマシリーズ、特にスペシャル版に繋がる部分もあり、
ドラマを見ていた人も、そうでない人も楽しめる物語が描き出されます。

作品を見ていると検事の
久利生と彼の事務官を務める雨宮舞子とは良きパートナーシップが築けていますが、
検事と事務官はまったく別の採用ルートで採用された別々の職種で、
雨宮が久利の助手、というわけではないですね。
いえ助手なのですが、
雨宮が修行を積めば検事に成れるかというと、定年まで事務官のままです。
どこまで行っても専門職と一般事務職という違いがあります。
そこいら辺の職責の相違については名作「半落ち」という映画で、
事務官が柴田恭平扮する検事に恨み言を言う
エピソード等を見ておかないと誤解を招きそうです。

ドラマですが、活劇風に演出されており、
メリハリが利いてますので面白く見れます。
予告編やテレビスポットではイ・ビョンホンの出演が強調されていますが、
実際の出番は2シーンほど、
クレジットには特別出演だか友情出演だかになってますが、
ほんとパッと出てくる程度。
「世界観を壊さないようにした」とインタビューで語ってますが、
ほんと世界観が壊れるほど出てきません。
世界観を壊しているのはタモリの方か?
「世にも奇妙な物語」の語りのまんまセリフをしゃべってるので変です。笑

監督らは「映画のために特別なことはしないようにした」と言っています。
脚本に時間をかけたと言っていますが、中には直接、巨悪と戦う、
といったホン(脚本)もあったようです。
映画はあくまで“城西支部”が扱う“小さな事件”。
でもこれが政治家の疑惑に繋がり騒動になるという別の意味で巨悪に繋がるのは、
「容疑者 室井慎二」と同じ。
ただ敵が過去の作品でもいきさつのあった代議士に振られており、
中井貴一や綾瀬はるか等が思わせぶりに登場する。
シリーズの「決着編」というイメージがあります。
でも別に過去の特別編など見てなくてもなんとなく話は付いていけます。

キムタクという人は盲目の武士でも検事でもレーサーでも、
アイスホッケーの選手でも何をやっても、キムタク以外の何者でもないですね。
多少毛色が違うのは「華麗なる一族」の万俵家の長男くらい。
あれは珍しく死んでしまう役でした。
役を自分の方に引き寄せてしまうタレントです。
いまは若さと人気でぶいぶい言わしてますが、
演技者としての本当の評価はもう少し歳がいってからでないとわかんないです。
もっとも日本でカメレオンのように七変化する俳優さんというのはいませんから、
五年後もキムタクはキムタクなんでしょ。

ラストの松たかことの「あれ」は自分はない方が良いと思いますね。
「あれ」も決着のひとつなんだろうけど、
例えは変ですが、
宮崎さんが演出したルパン最初テレビシリーズ、最終回ラストの、
銭形の号泣と一緒で、
“それをやっちゃあ、おしめえよ”ですね。
とりあえず客席は盛り上がっていたようなので、
デートムービーとしての役割は果たしていたみたいですが。
自分としては「せっかく法廷モノを見にいったつもりでいたのに、
結局デートムービーかよっ」てなもので…

以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
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にて「HERO」の頁をご覧下さい。

で、『映画「HERO」コラボ 韓国風豚カルビ焼肉おにぎり』について話を続けます。



映画のコラボ商品というのもぼちぼち出てきたようですけど、
ファミリーマートさんから映画「HERO」に因んだおにぎりが出たのにはぶっ飛んだです。
ありがとう私のためにコラボしてくれて等と頓珍漢な事を店頭でこのおにぎりさんを手にしてマジに考えました。笑
おにぎりと映画の話ならまかせてください。
「おにぎりのナゾ」ブログというのをやっていまして、以下はそっちの記事とコラボします。

映画の中盤、久利生(キムタク)と雨宮舞子(松たか子)が韓国に渡って、
犯人が証拠隠滅に廃車にした車を探す、
そこにイ・ビョンホンが絡むという展開があって、だから韓国の食べ物がコラボ商品になるんですね。
劇中でキムタクが食べたがる「チャングッチョン」というのは、
正しくは「チョングッチャン」。
韓国の味噌を使ったチゲ鍋の事なのですが、その味噌というのが、
“納豆の香りと味に近い”ものだそうで、関西から西の方々には、
ちょっと手が出そうもない、濃い目の鍋ですね。
ですので、チョングッチャンをおにぎりにする、という凶悪な企画は実施されなかったようです。

カルビおにぎりというのは、過去にミニストップさんから出てます。
その時、ブログ「おにぎりのナゾ」でもカルビについて細かく解説してます。
―カルビとは脊髄動物の胸の部分を作る12本の肋骨のこと。
韓国在来種の牛の場合は1頭(500kg)に付き40kgとれるといいます。―

ですので、今回は豚肉について解説しときます。

日本ではいつから豚肉が食べられるようになったのでしょう?
日本では弥生時代の遺跡から出土した従来イノシシと思われた骨が豚の骨と判明したという話があります。
古墳時代の遺跡からも豚の骨は出土しています。
『日本書紀』、『万葉集(萬葉集)』、『古事記』に猪飼、猪甘、猪養などという言葉があり
(「猪」は中国ではブタのことを指す)、
その当時は日本でも豚の飼育が行われていたことが伺えます。
その後、天武天皇5年675年に最初の肉食禁止令がだされ、
4月1日から9月30日までの間、稚魚の保護と五畜
(ウシ・ウマ・ニホンザル・ニワトリ・イヌ)
の肉を食べてはいけないとされたがこれに豚はふくまれていませんでした。
戦国時代にキリスト教イエズス会の宣教師たちが、
キリシタン大名たちを介して肉食の慣習を日本に持ち込んだため、
一時的に豚肉が食べられるようになりました。
やがて日本本土では豚肉を食べる習慣は廃れたが、
南西諸島の琉球王国では中国と同様、日常的に養豚が為されていました。
そして琉球人たちはハレの日には豚肉を食べていました。
こういった当時からの本土との習慣の違いにより、
沖縄県では豚肉料理が特に発達しています。
1845年5月2日の書簡によれば、
江戸幕府最後の征夷大将軍・徳川慶喜は、
島津斉彬から父・徳川斉昭宛てに豚肉が送られていたといいます。
そのせいか、彼は豚肉を好んで食べており、下々の者たちから「豚一様」と呼ばれていたのですって。笑
「豚一様」とは、「豚肉がお好きな一橋様」の略称であります。
新選組も西本願寺駐屯時に、
松本良順の勧めで神戸から子豚を持ち込んで養豚し食べていたそうです。
明治維新以後は日本全土で豚肉が一般に食べられるようになり、
夏目漱石の小説『吾輩は猫である』にもそのことに関する記述が見られます。
特に関東大震災後の関東地方ではにわかに養豚ブームが起き、
豚肉の供給量が増え安価になったため、庶民たちにも比較的手の届くものとなりました。
関東を中心とする多くの地方で「肉」と言えば豚肉のことを指すようにもなりました。
なお、関西で「肉」と言えば牛肉のことを指し、豚肉は「豚」と呼ばれる事が多いです。
従って関西では、豚肉などを使った中華まんのことを「肉まん」とは呼ばず
「豚まん」と呼ぶわけです。

豚肉は、世界で消費されている食肉のうち50〜60%程度も占めるほど
消費量の多い食材です。
世界中の国々ではその国の気候や風習などに合わせて色々な豚肉料理が作られていて、
普段身近にある豚肉の調理方法から、国々の特徴をも垣間見ることができます。
豚肉にはビタミンが牛肉より豊富に含まれていることは良く知られています。
また、豚肉に含まれる脂は人間の体温に近い36度前後の温度で溶けるため、
体にも優しい食肉としても日常的に使われる代表的な食肉のひとつです。
豚肉はほかの肉に比べてクセや臭みが少なく、
牛や鶏といったほかの動物の肉と一緒に調理されることも多くあり手豚肉を
使った定番料理の数も大変多くあります。
欧米の豚料理の中で代表的なものとしては、
ハンバーグやミートローフなどではないでしょうか。
また、塩漬けや燻製に加工して長期保存できるようにした豚肉を
色々な料理に利用したりそのままで食べたりと食べ方も様々です。

なかでも定番の豚肉の加工品といえば、
豚の腸詰めでハムやソーセージが最もよく知られています。
特に白ソーセージやミュンヘナーといったソーセージで有名な国はドイツで、
ドイツではソーセージのことを「ヴルスト」といいます。
ハムやソーセージなどは、
豚肉と一緒にハーブやスパイスを練りこんで作られていて
国によって少しずつ味の違った特徴あるソーセージが作られています。
欧米ではこの豚肉の加工品がサンドウィッチ・オードブル・サラダ・パスタなどの
色々な料理に利用されています。
こうしてみるとソーセージやハムなどは、
欧米で作られた豚肉の加工品のようなイメージがありますよね。
しかし、もともと羊の腸を利用した豚肉の腸詰は
ドイツやウィーンなどの欧米で作られるより以前から作られ食べられてきましたので、
中国には豚肉の加工品を利用した中華料理がたくさんあります。
最近では中国の金華豚を使った金華ハムが有名になってきたので、
知っている方も多いと思います。
こういった燻製や塩漬けになっている豚肉の加工品は保存食としても重宝されますし
生の豚肉を調理して使うより手軽に料理に利用されています。

日本でも豚肉を使って色々な料理が作られていますが、
豚肉に愛称の良い白菜やたまねぎ、アスパラガスなどの野菜を使った豚肉料理も
多くあります。
同じように豚肉と野菜を使った料理の名前や味が違っていても
レシピや作り方があまり変わらないという定番料理もあります。
ポークジンジャーと日本の豚肉の生姜焼きや、
中国の塩豚と呼ばれる豚の塩漬け肉とパンチェッタなどは
どれも豚肉を使った定番料理ですが国によって使われかたや味の特徴が違っていますよね。
豚肉を使った料理は食べやすく、
違う国の料理でもちょとアレンジを加えるだけで、
ほかの国の人にも馴染みやすい味にして調理されていくことも多いようです。
そうやって、ひとつの豚肉料理のレシピが世界中の色々な国で広まって、
その国の定番豚肉料理になっているとも考えられるのではないでしょうか。
また、日本では一般的な料理で豚肉を大きなブロックのまま使うことは少なく、
大きいものと言ってもとんかつ・角煮・チャーシュー程度です。
しかし、世界の国々では大きな塊のままの豚肉を野菜やハーブと一緒に
オーブンで焼いたり鍋で煮込んだりして、
食べる直前にテーブルで切り分けたり調理している途中で
食べごろになったところから切り取ってとって食べる料理が
豚肉の定番料理となっている国も多くあります。
また、中国では豚肉を調理する際に蒸して料理に使う調理方法が使われる定番料理も
多くあります。
同じ豚肉でも、食べ方や食事の習慣や文化の違いから、
定番料理にも様々な特徴を見ることができます。

とまあ、そんなわけで、豚肉と豚肉料理のお話でした。

で、肝心のHEROおにぎりですが、辛いです。
しっかり韓国焼肉してます。
牛カルビのおにぎりが既にあるのだから、豚カルビではねぇ。
しかし、映画とコラボというのは面白いのでもっとやって下さい。
米にガーリックライスを使ったのは〇です。
白米では具の「豚肉玉葱たれ和え」(とラベルの原材料に書いてある)
に負けてしまいますから。
おにぎりの評価は星…

以下は、ブログ「おにぎりのナゾ」
http://blogs.yahoo.co.jp/maybelljp
をご覧下さい。

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