「ジェイン・オースティンの読書会」
■作品基礎データ「ジェイン・オースティンの読書会」 2007年 アメリカ映画 監督:ロビン・スウィコード 原作:カレン・ジョイ・ファウラー 脚本:ロビン・スウィコード 出演:キャシー・ベイカー |
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きっかけは、一匹の犬だった。
ブリーダーのジョスリン(マリア・ベロ)が、
一番愛情を注いでいたプライディが亡くなったのだ。
ジョスリンは、恋愛には興味がないと言い放つ独身主義者。
葬儀に集まった友人たちは、彼女が悲しむ姿を見て、元気づけたいと考える。
そして6回の結婚歴を誇り、今は独り者のバーナデット(キャシー・ベイカー)が、
ジェイン・オースティンの読書会を思いついたのだ。
「オースティンは、人生の最高の解毒剤」だから……。
やがて読書会で励ましたい相手がシルヴィア(エイミー・ブレネマン)に変わる。
20年以上連れ添った夫のダニエル(ジミー・スミッツ)に、
突然「他に好きな人ができた」と宣言されたのだ。
オースティンの長編小説は6冊。
1冊ごとにリーダーを決めるのが読書会のお約束、メンバーは6人だ。
「オースティン映画祭」で、バーナデットは4人目を見つける。
独自の解釈でオースティンを熱愛するプルーディー(エミリー・ブラント)、
高校のフランス語教師で、趣味の合わない夫(マーク・ブルカス)より、
教え子のトレイ(ケヴィン・ゼガーズ)にときめいている。
シルヴィアの娘アレグラ(マギー・グレイス)も巻き込み、
最後はジョスリンが、唯一の男性にしてオースティン初体験者を連れてきた。
シルヴィアの相手にと目をつけられた彼の名はグリッグ(ヒュー・ダンシー)、
熱狂的なSFファンの青年だ。
担当を決める初顔合わせも終わり、いよいよ読書会が幕を開ける。
2月「エマ」。
第1回は、ジョスリンの家。
近所のスーパーで、恋人連れのダニエルと鉢合わせしたシルヴィアは、落ち込んでいた。
もうずっと昔の話だが、シルヴィアにダニエルを紹介したのは、ジョスリンだった。
縁結びが大好きな主人公のエマは、シルヴィアにそのことを思い出させ、動揺させる。
他人の意見を受け入れないプルーディーにアレグラが反感を抱く。
彼女のオースティンを「ジェイン」と友達のように呼ぶ態度も不評だ。
なにやら初回から、普通の読書会とは違う不穏な空気が漂っていた。
3月「マンスフィールド・パーク」
パリ旅行をキャンセルしてNBA観戦に旅立つ夫、
だらしない母親(リン・レッドグレーヴ)、
大胆に誘惑してくるトレイ──プルーディーの心は分刻みで揺れていた。
ジョスリンに一目ぼれしたから参加した、というのが真相のグリッグは、
シルヴィアを誘えと煽る彼女に戸惑う。
シルヴィアは正式な離婚手続きを終え、
同性愛を公言するアレグラには新しい恋人ができる。
そんななかで開かれた第2回。
耐え忍ぶばかりの主人公ファニーに批判が集中するが、
他の女にのぼせていた男を一途に思っていたと援護するシルヴィアは、
またもや自分の姿と重なって心を乱すのだった。
4月「ノーサンガー・アビー」
ソファ選びを口実に、グリッグはジョスリンとの初デートに成功する。
亡き父の影響で好きになったSF小説の素晴らしさを熱く語るグリッグ。
彼の純粋さに心を動かされたジョスリンは、
全く興味のないル・グィンを読んでみると約束する。
シルヴィアはというと、急にやって来たダニエルに驚かされる。
芝刈りとシャワーの修理をしたいという彼の申し出は、もちろん拒絶される。
第3回は、グリッグの家。
母親が事故で急死したプルーディーは欠席だ。
久しぶりに美しく着飾ったシルヴィアと楽しげに語り合うグリッグを見て、
喜ぶはずのジョスリンの胸中は穏やかではなかった。
5月「自負と偏見」
第4回は、図書館のディナー会。
徐々にメンバーの本音があらわになる。
登場人物の誰かが自分と重なり、本について語るつもりが、自分の悩みを語っているのだ。
遅刻したグリッグとジョスリンは、道を急ぎながら口論する。
ジョスリンへの想いを打ち明け、
シルヴィアと結び付けようとする傲慢さを非難するグリッグ。
夫に付き添われて現れたプルーディーは、
母親の死のショックから、皆の前で酔っ払って取り乱してしまう。
6月「分別と多感」
スカイダイビングやロッククライミングなど、
危険なエクストリームスポーツが大好きでケガが絶えないアレグラが入院、
駆けつけたシルヴィアとダニエルは、家族の絆を再確認する。
ジョスリンへの恋心を募らせるグリッグは、
傷つくことを恐れて拒絶する彼女に怒りを抱く。
アレグラの病室で開かれた第5回は、登場人物たちの入り組んだ人間関係を借りて、
グリッグとジョスリンが想いをぶつけ合う緊張感あふれる会になる。
7月「説得」
遂に迎えた最終回は、
「説得」で描かれるイギリスの海岸町ライムへの小旅行にちなんで、海岸で開かれる。
読書会を夫への口実にトレイに会いに行ったプルーディーは担当にもかかわらず遅刻、
グリッグは女連れで来ると宣言、
「最後で幸い」「少々もつれすぎね」という事態になるが、
さらに海岸にはダニエルも現れた……。
『自負と偏見』などの小説で知られるジェイン・オースティンの作品に、
読書会のメンバー6人の人生を描き込んだドラマ。
全米ベストセラーとなった小説を基に、
『SAYURI』の脚本家ロビン・スウィコードが初メガホンを取った。
『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントや
『ワールド・トレード・センター』のマリア・ベロらが演じる読書会参加者が、
オースティンへのアプローチを通して心に抱えた問題とも向き合っていく。
“アメリカでは今、ミドルクラスの女性の3人に一人が参加しているといわれる程、
読書会ブームなのだ。“
というのが作品のふれこみなのですが、
本当の話でしょうか?
そんなブームのなか、読書会を開く女たちを描いた小説が出版されたのが
この映画の原作「ジェイン・オースティンの読書会」。
書評家からも大絶賛され、
2004年のニューヨークタイムズのベストセラー・リストに載ったとのこと。
本作が長編映画の監督デビュー作となるロビン・スウィコード。
「SAYURI」等の脚本家としてすでに高く評価されている人物です。
プルーディーを演じるのは、
『プラダを着た悪魔』でゴールデングローブ賞にノミネートされたエミリー・ブラント。
バーナデットには『コールドマウンテン』のキャシー・ベイカー、
ジョスリンには『ワールド・トレード・センター』のマリア・ベロ、
シルヴィアには『ヒート』のエイミー・ブレネマン、
グリッグには『ブラックホーク・ダウン』のヒュー・ダンシー、
アレグラには人気TVシリーズ「LOST」のマギー・グレイス。
プルーディーの母にはアカデミー賞に2度ノミネートされたベテラン女優、
リン・レッドグレーヴ、
プルーディーの教え子には、『トランスアメリカ』のケヴィン・ゼガーズ、
シルヴィアの夫には『スター・ウォーズ』シリーズで知られるジミー・スミッツ。
6人のキャラクターを裏付ける部屋作りを手がけた美術は、
『オースティン・パワーズ』シリーズのラスティ・スミス。
衣装は、『きみに読む物語』のジョネッタ・ブーン。
音楽を、プロデューサーとしてクリスティーナ・アギレラ、アリサ・フランクリンらを手がける
アーロン・ジグマンが担当。
騒々しいアクション映画は見たくなかったので
ドラマの映画を選択しました。
ジェイン・オースティンは未読ですが、それなりに楽しめるよう構成されています。
こうした読書会はアメリカのミドルクラスで流行っているという触れ込みですが、
本当なのでしょうか?
それぞれの自宅を回って会合がもたれるのですが、
まあ、ちょいと裕福目のお宅が次々登場しています。
これは社会派ドラマではないですね。
読書会の女性達はそれぞれ悩み事を抱えていますが、
夫婦の不和といっても生活の係ってくる様な深刻な奴ではなく、
男性メンバーを挟んだ恋愛模様も、
他愛ないレベルですので“お洒落”と“お気楽”の間くらいの作風です。
まあ、これはこれで良いのでしょう。
ひとつ間違えると“テレビドラマ”になりそうなところを
上手く“映画”に仕立てています。
新人監督のその手腕は…
以下はネタバレとなるのでこの続きはmixi独身映画ファンコミニティの
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「ジェイン・オースティンの読書会」をご覧下さい。
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