「スピード・レーサー」
■作品基礎データ 「スピード・レーサー」 2008年 アメリカ映画 原作:吉田竜夫「マッハGo Go Go」 監督脚本:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー 出演:エミール・ハーシュ |
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天性のハンドルさばきでライバルたちを追い抜き、
かわしながらレーストラックを疾走するスピード・レーサー(エミール・ハーシュ)。
生まれながらのカー・レーサー、
スピードは攻撃的で本能的で、なによりも怖いもの知らず。
彼にとって唯一の真のライバルとは、
崇拝していた兄、伝説的なレックス・レーサーの思い出だ。
レース中に命を落とした彼の遺志をスピードはどうしても継がなければならない。
スピードの愛車“マッハ5”を設計したのは
父ポップス・レーサー(ジョン・グッドマン)で、
スピードは父が率いる家族のレース・ビジネスを心から大切に思っている。
だからこそ彼はロイヤルトン・インダストリーズからの高額で魅力的なオファーも
断るのだが、そのために同社のマニアックなオーナー(ロジャー・アラム)を
激怒させただけでなく、それがきっかけで恐るべき秘密を暴いてしまう。
ごく少数の冷酷非情な権力者たちが私腹を肥やすためにトップ・レーサーたちを操り、
いくつかの最も大きなレースで不正をおこなっているのだ。
もしロイヤルトンのためにレースをしなければ、
マッハ5に二度とゴールはさせないとロイヤルトンは彼を脅す。
ファミリー・ビジネスと愛するスポーツを救うためにスピードに残された道はただひとつ。
ロイヤルトンをレースで破ることだ。
家族と献身的な恋人トリクシィ(クリスティーナ・リッチ)に支えられたスピードは、
かつてのライバル、正体不明のレーサーX(マシュー・フォックス)とチームを組み、
兄の命を奪ったレース、“クルーシブル”として知られる危険な
クロスカントリー・ラリーに挑む。
世界を驚愕させた「マトリックス」三部作のクリエーターであるラリー&アンディの
ウォシャウスキー兄弟が監督・脚本・製作を担当し、
ジョエル・シルバーの製作で贈るエネルギッシュな実写版ファミリー・アドベンチャー
『スピード・レーサー』が公開されました。
「マトリックス」三部作、『Vフォー・ヴェンデッタ』で彼らと組んだ
ジョエル・シルバーが自身のシルバー・ピクチャーズにより製作してます。
ウォシャウスキー兄弟とグラント・ヒルが製作に名を連ね、
デイビッド・レーン・セルツァーとブルース・バーマンが製作総指揮を務めています。
主人公スピード
(「スピード・レーサー」というのは実は主人公のフルネーム。
名前がスピードで、苗字がレーサー、というのが驚きです。)
をエミール・ハーシュ(『Alpha Dog』)、
トリクシィをクリスティーナ・リッチ(『ブラック・スネーク・モーン』)、
謎の覆面レーサーXをマシュー・フォックス(TV「LOST」)が演じ、
オスカー女優スーザン・サランドン(『デッドマン・ウォーキング』)と
ジョン・グッドマン(『エバン・オールマイティ』)がスピードの両親を演じてます。
さらに、ロイヤルトンをロジャー・アラム(『Vフォー・ヴェンデッタ』『クィーン』)、
ミスター・ムシャを真田広之(『ラスト サムライ』)、
ベン・バーンズをリチャード・ラウンドツリー(『シャフト』)が演じるほか、
アジアではポップスのスターであるチョン・ジフン(Rain)がライバルのドライバー、
タエジョー・トーゴーカーン役でメジャー映画デビューしてます。
アニメの草分け的存在吉田竜夫原作の
日本の往年のタツノコプロのアニメ「マッハGOGO!」の実写映画化です。
アニメ版のマッハ号のデザインと「マッハGOGOGO~~~!」っていう
テーマソングのさびの部分をかろうじて知ってるくらいで、
もとがどんな話か良く知りません。
なんでもシナリオ段階でかなり難航した作品のようでけど、
映画はごくシンプルな話になってましたね。
当然カーレースシーンがウリですが、
カーレースというのは映像化するにはとてつもなくお金がかかるらしい、
過去の実写作品「デイズ・オブ・サンダー」とか百億円単位で制作費が跳んでいくので、
アニメファンしか劇場に来てくれなかったら、
大赤字になってしまう。
紆余曲折した末の脚本が、家族愛のドラマにする、ということだったようです。
事故死した兄ちゃんの汚名をそそぐため、弟がレーサーになり、
家族でマッハ5(マッハ号)を作り上げて応援する。
名が知れるようになるとスポンサーの名乗りをあげる企業が出てくるのだけど、
家族の結束にこだわる弟は、契約を蹴り、
企業オーナーの怒りを買う。
「家族もろともつぶしてやる」
てんで、自動車会社が次々に送り込んでくる殺人レーサーたちとの戦いになる。
うわー、なんだかトラの穴と戦うタイガーマスクやんか。
美術がCGてんこ盛りのはではでな画面作りをしていて、
そこがウリなのですが、
サーキットコースが、ジェットコースターのコースのようだったり、
黒装束の忍者が出てきて大立ち回りしたりと、
アニメ以上にアニメっぽい作りになっています。
それなりに作りこまれた画面になってはいるんだけど、
どうも好きになれなかったですね。
肝心の自動車が、飛んだり跳ねたりのし過ぎで、
人間がハンドル握って運転しているように見えなくて、かえって迫力をそいでました。
それと最初のレースと、兄ちゃんの死と再び家族が立ち上がるまでがカットバックで
出てくるのですが、
人物の画面いっぱいのどアップが右から左へ流れていって、
カットが切り替わるのを連続されたりして、
そんなに複雑な話ではないのに、えらくわかりにくいので損をしています。
コメディリリーフなのでしょうが、
主人公の弟とチンパンジー。特にチンパンジーは邪魔臭かったです。
ヤフーなどの掲示板では中途で出てくる韓国人俳優の演ずるドライバーが
ひどく叩かれていましたが、
妹が日本人名なのに本人が韓国名というのは変ですね。やっぱり。
主役のエミール・ハーシュはインタビューで次のように語っています。
Q : この象徴的な役を演じたことについて話してもらえますか?
「すごく楽しかった。保守的なドライバーである僕が、
あんな激しい運転をする男のフリができるなんて、そうそうあることじゃないからね。」
Q : ジンバルとは何ですか? また、それを使っての演技はどうでした?
「ジンバルというのは、載ってる人間を振り回し、
むち打ち症にするような巨大な機械のアームみたいにもの。
その上では道を運転してるフリをしなければならないんだけど、
実際は運転してないんだよ。」
Q : ほとんどがグリーン・スクリーンでの撮影だったのはどうでした?
「グリーン・スクリーンは、時には悪夢っぽくなるけど
そこに何かがあるフリをしなければならなくて、そうしてるうちに、
最後には信じるフリをすることが楽しくなってくる。
子供に戻った感じだよ。「あっ、車が見える!」みたいなことを想像するわけ。」
Q : レーシングカーのドライバーとしてのスピードと、
普通の息子としてのスピードの違いは?
「車に乗っている時、彼はコースとかいろんなことにものすごくイライラする。
それはちょうど僕がジンバルの上に載ってるときに感じるのと同じで、
僕もすごくイライラしたんだ。
というのも、あれって、すごく落ち着かないことがあるんだ。
ブンブン振り回されるんで、クレイジーな気分になった。
でも、車から出ると僕はすごくゆったりした気分になれた。
スピードはとてもリラックスしてて、クールな奴。
スピードには2つの面があるんだ。ひとつは、ハンドルを握らせると激しい、
という面で、でも、車に乗っていない彼はほんわかした感じの奴なんだ。」
Q : お気に入りのカー・フー・トリックは?
「ジャンプ・ジャック・フリップはすごく気に入ったし、
ボタンを押すと、車がバク転するなんて、なんか現実離れしててクールだよね。
TVシリーズのほうは見て育った?驚くかもしれないけど、
あのシリーズはカトゥーン・ネットワークで再放送されたんだ。
だから、実際に僕も見て育った。
子供のころはほんとにハマッたよ。「6歳のときは毎日カートゥーン・ネットワークで
これを見てたんだ」って感じ。
だから、ウォシャウスキー兄弟が監督すると聞いたときは、
「ワオ、ウォシャウスキー兄弟が!」と思った。
『マトリックス』は史上最高の映画のひとつだからね。」
Q : 初めてこの映画を観たときの感想は?
「もう圧倒された。ウォシャウスキー兄弟はまたやってくれたよね。
とにかく気に入った。すごくよかった。
すごくサイケデリックで、とにかくカラフルでクレイジー。そして楽しい。」
Q : 格闘シーケンスのためにどんなトレーニングをしました?
「スタント・コーディネーターのチャドとデイブからトレーニングを受けた。
彼らはこの業界でもいちばんタフな人たちだよ。
彼らの目標は、僕を鍛え上げて、格闘シーンをこなせるようにすること。
だから、『ベスト・キッド』のシーンでトレーニングを受けてた奴みたいに(身振り)
それを2か月ぐらいやった。」
Q : レースカーの運転のトレーニングは受けましたか?
「いや、運転はまったくしていない。全部コンピュータ」
Q : この映画の見所をお聞かせください。
「特に日本は、この「マッハGoGoGo」が生まれた国ということで、
この映画を楽しみにしている人もたくさんいると思う。
僕自身もこのアニメを見ていたのでどのようにリメイクされるのか
すごく興味があった。だから昔のファンもそうだし、
子供たちにも新たな発見が…
以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて「スピード・レーサー」の頁をご覧下さい。
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