「モールス」

「モールス」■作品基礎データ
「モールス」
2010年 アメリカ映画
監督・脚本:マット・リーヴス
原作:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィズト
「MORSE-モールス-」(ハヤカワ文庫刊)
撮影:グレッグ・フレイザー 『ブライト・スター~いちばん美しい恋の詩~』
音楽:マイケル・ジアッキノ 『カールじいさんの空飛ぶ家』
出演:クロエ・モレッツ コディ・スミット=マクフィー

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雪に閉ざされた町。
母と暮らす孤独な12歳の少年、オーウェンは学校でのイジメに悩んでいた。
ある日、謎多き少女アビーが隣に越してくる。
彼女はどんなに雪が降り積もる日でも裸足だった。
何度も会ううちに、孤独を抱える二人は徐々に惹かれあい、
お互いにしか分からない壁越しのモールス信号が絆を日に日に強くさせていく。
やがて、オーウェンはアビーに隠された哀しい秘密を知ることになる。
時を同じくして、町では残酷な連続猟奇殺人が頻発するようになる。
刑事は事件の真相を追い続け、二人の住む団地へ捜査の手が及んでいく――。
果たして、アビーの秘密と事件が繋がった時、
オーウェンはどのような衝撃の決断を下すのか――。

世界中の映画ファンを虜にした『クローバーフィールド/HAKAISHA』
のマット・リーヴス監督が、
『キック・アス』で一躍新人女優注目度No.1となったクロエ・グレース・モレッツを
主演に迎え、全世界60の映画賞を受賞したスウェーデン映画
『ぼくのエリ 200歳の少女』をハリウッド版として映画化。
ハリウッドならではの迫力と映像マジックで、
恐怖とスリルを倍増させた、映画『モールス』が、
2011年8月に全国公開されました。

ホラー小説の巨匠スティーヴン・キングが2010年NO.1映画に選び
「この20年でNO.1のスリラー!」と大絶賛、
数々の映画賞を受賞した、“最も切なくて”“最も怖ろしい”イノセントスリラーです。


「モールス」見ました。

スティーヴン・キングが「この20年で、もっとも優れたホラー映画」
と絶賛しただけの事はあります。ハンパない面白さです。

「ホラー映画は苦手」と言うあなた、是非とも見て下さい。

作品の見せ場は恐怖シーンにあらず、
報われない恋のドラマであり、
少年少女時代にしか感じ取る事の出来ぬ感傷でもあります。

アビー役のクロエちゃん、こうなるとデビュー作品「キックアス」を見損なったのは、
大失敗です。

今作の成功で、名だたる巨匠、名監督の新作に続々出演がきまっており、
当分、彼女の姿を見ぬ日はなさそうです。

少し前の時代が舞台です。

過去にせずともいいではないか、と思ったのですが、
ストーリーを話そうとした友人に「メールでなくてモールス信号?」と言われ、
成る程、携帯電話やインターネットのない世界でないと成立しない話だなと思いました。

ネタばれ改行です。



ドラマは少年の側から語られますが、アビーの側から見るとどんな話になるのでしょう?

彼女が次の男を手に入れるまでの話と言うことになるのでは?

”雪の夜、公園のジャングルジムで素足の少女を見かけても、
決して声を掛けてはいけない。”


マット・リーヴス監督にインタビュー

ホラー(スリラー)作品ながら、少年と少女二人のピュアな感情を描きだし、
切ないラブストーリーとしても見応えがある本作。
ホラー(スリラー)の要素と切ない恋愛要素のバランスをとる上で気を付けた点は?

「まさにゴールを据えていたのがそれだったので、そう言ってもらえると凄く嬉しいです。
どちらもキャラクターありきというか、
彼らの立場だったらどうするかというところから考えていったから出来たのかなと
思います。
今作での“ホラー”は、キャラクターが感じているものの延長線上にあるわけで、
例えば“疎外感”や“何かを求める気持ち”
の延長線上にあるというふうに考えて作りました。
全てがキャラクターに導いてもらって辿り着くという、
そういうことにこだわった結果だと思います」。

「キャラクターありき」という本作で主演を務めたのは、
共に10代前半の注目俳優コディ・スミット=マクフィーとクロエ・モレッツだ。

「クロエとコディがとにかく大好きで、
二人の関係性がなんだかすごく胸にグッとくるものがあるんです」と監督。
実際に二人の間に友情が育まれれば、
それがうまくキャラクターにも反映するのではないかという狙いから、
なるべく順撮り(※物語の順番に沿ってシーンを撮影すること)を心がけたそう。
それは見事に当たり、クロエとコディは本当に仲良くなっていったとのこと。

さて、ホラー界の巨匠スティーヴン・キングから
「2010年のNo.1映画であり、この20年でNo.1のスリラー!」
と絶賛されたことでも話題の本作。スウェーデン映画
「ぼくのエリ 200歳の少女」(08)のハリウッド版だが、
製作するにあたって自信のほどはどうだったのだろうか。

「何といっても『ぼくのエリ~』が素晴らしい映画だったし、
皆さんも強く思い入れがあった中で、
自分のバージョンを観たいかどうかすらわからなかったから、
不安や心配はありました」。そう振り返った監督だが、
本作を絶賛したスティーヴン・キングとの邂逅のエピソードを披露してくれた。

「宣伝の一環で、ニューヨーカーという雑誌がやっているヴァンパイアについて
のパネルにパネリストとして参加したんです。
『トワイライト』の脚本家とスティーヴン・キング氏も参加していて。
ドキドキして行ったんですが、
キング氏と挨拶をした時に『君がマットか』と言われて、『はい』と怯えていたら、
肩をガッと掴まれて『話がある」と横に連れていかれたんです。
僕は『ヤバい、怒られる!』と思ったのですが、
そしたら『凄く良かったよ、モールス!大好きだ!』と言ってくれて。
もう、ビックリして有頂天になりましたね。
個人的な場でそういう風に言ってもらうことも感激だったんですが、
公の場でも褒めてくれて、本当に驚きと嬉しさでいっぱいでした。
あとは、原作者のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが
本当にこの作品を気に入ってくれている事が自分がこの映画を作った事の
ハイライトですね」。

最後に次回作の構想を聞いてみた。

「映画の素敵なところは、自分ではない誰かの目を通して世界が見られたり、
一瞬でも他人の立場になって何か沸き起こる感情などを経験したり、
そういうコネクションを持てることだと思うんですね。
今のアメリカでは、キャラクターが何者かが明らかにわかっている、
すごく有名な作品の続編やリメイク、
漫画のヒーローなど有名なキャラクターが主役じゃないと、
ドラマを作るのがなかなか難しくなっています。
でも僕は、例えばホラーやSFといったジャンルものであっても、
今回の場合は思春期の傷み、
「クローバーフィールド」の場合は、
人間誰しも感じる不安感みたいなものを突き詰めていくことができました。
そういったジャンルの映画にすごく惹かれていて、今後もいくつか構想はありますね」。


クロエ・グレース・モレッツのインタビューです。

プロフィール
1997年2月10日生まれ。ジョージア州アトランタ出身。
5歳のときにデビューし、6歳でテレビシリーズ
『堕ちた弁護士~ニック・フォーリン~』(01~04)に出演。
『悪魔の棲む家』(06)で注目を浴び、
『キック・アス』(10)のヒロイン、ヒット・ガール役でブレイク。

ミステリアスな少女アビーを演じた彼女が、役柄や作品について語った。

──『キック・アス』公開時に来日されましたが、その時の日本の印象は?
モレッツ:みんな素晴らしくて、
今までに会ったことがないくらいいい人たちばかりだったわ。
東京も、言葉で言い尽くせないくらいとってもきれいな街。
食べ物も美味しいし、原宿にいる女の子たちもみんなスタイリッシュだったわ!

──今回の脚本、もしくは原作を読まれて、
演じるアビーについてどのように感じましたか?
モレッツ:撮影前には原作を読まなかったし、
オリジナルの『ぼくのエリ~』も見なかったの。
私なりの役の解釈をしたかったから影響を受けたくなくて。
脚本を読んで、アビーはとても複雑な役だと感じたわ。
本当は年を取っているんだけど、外見は年若い女の子なの。
悲しげで、でもそれと同時にパズルとか小さなことに喜びを見出したりして、
200歳なのに心は少女のまま。
そして、許されていないのに恋もしてしまう、
あらゆる要素を持ち合わせた役柄だと思うわ。
オリジナルの『ぼくのエリ~』は撮影後に見たの。
とても素晴らしくて、美しい映画だったわ。

──撮影中に苦労したことがあれば教えて下さい。
モレッツ:やっぱりアビーの役作りが難しかった。
年を取っているのに幼い少女のままで大人としての世界観は持っていなくて、
イノセントな部分と邪悪な部分を持ち合わせてる……そんな少女だから。
それと、恋愛感情の表現も難しかったかな。
私自身まだ14 歳だし、恋に落ちたことがないから(笑)。

──アビーは悲しい運命を背負っている少女ですが、
もし同じような運命を背負ってしまったらどうしますか?
モレッツ:アビーはそうした運命のために苦しんでいるんでしょうね。
でも、悲しいばかりじゃなく、幸せなときもあるわ。
出会った少年オーウェンと一緒にゲームセンターに行くところなんて幸せそうだもの。
彼女はきっと人間であることが恋しくて愛しいと思っているんじゃないかしら。
とくに、誰かを愛したり、呼吸しながら生きていくこと、そして死んでいくことをね。
だからアビーは、悲しさと幸せな部分と両方を持っていると思うの。
私自身もそんなアビーに共通点を感じるわ。
口では上手く言い表せないけど、彼女が私自身の一部だと感じるの。

──『Hugo Cabret(原題)』や『Dark Shadows(原題)』『Kick-Ass 2(原題)』
など大作への出演も続々と予定されていますが、今後、挑戦したい役柄などはありますか?
モレッツ:いつも全く違う役を演じていきたいと思っているの。
出演作によって全然違う役を。『Hugo Cabret』で演じるは、とても幼い少女の役よ。
フランス人で、いつも物思いにふけっていて頭が良くて本ばかり読んでいる女の子。
1930年代の設定の作品だし、ほかとはまた違う役柄だわ。
『Dark Shadows』のほうは苦しい思いをしている女の子の役で、
70 年代のヒッピーで影の部分もあるから面白いわ。
これまで演じてきた役はみんなどれも違うの。
もちろん、これからもいろいろな役に挑戦していきたいわ!

──これから作品を観る観客にメッセージをお願いします。
モレッツ:これは、私が演じるアビーという女の子に出会う男の子の話です。
恋に落ちて、彼は彼女の恐ろしい秘密を知ってしまい、
そこから彼らがどうしていくのか……最後に衝撃があるストーリーです。
是非、映画『モールス』を見てください…


以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて「モールス」の頁をご覧下さい。



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