「モンスター VS エイリアン」

「モンスター VS エイリアン」映画チラシ■作品基礎データ
「モンスター VS エイリアン」
2009年 アメリカ映画
監督・ストーリー・共同脚本:ロブ・レターマン
監督・ストーリー:コンラッド・ヴァーノン
脚本:マヤ・フォーブス、ウォーリー・ウォロダースキー
ジョナサン・エイベル、グレン・バーガー

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カリフォルニアの教会で、
今まさに幸せいっぱいのスーザン(声:リース・ウィザースプーン)と、
TVキャスターのデレク(声:ポール・ラッド)の結婚式が執り行われようとしていた。
テラスでひとりハネムーンに思いをはせるスーザン。
ところがその時、轟音とともに突然謎の隕石が落下し、スーザンを直撃してしまう。
本人は何が起こったのか分からないままチャペルへと急ぐが、
結婚式の最中に何とスーザンの身体はおよそ15mに巨大化し、
ついに教会の天井を突き破ってしまう!
パニックに陥ったスーザンの姿は、
まるで巨大なモンスターが暴れているかのよう。
デレクもスーザンの両親も、
目の前の出来事に呆気にとられている中、
軍隊がスーザンを捕獲して連れ去ってしまうのだった。

堅牢な建物の中で目が覚めたスーザン。
まわりには誰もいないと思っていたら、何かの気配が…。
その時、彼女の前に、この世のものとは思えない奇妙な生物が姿を現した。
彼らはスーザンと同様に捕獲され、監禁されていたモンスターたちだったのだ!
ゼラチン質で全身胃袋、
脳ミソもないのに陽気なおとぼけキャラのボブ(声:セス・ローゲン)。
天才的な頭脳とゴキブリの身体というバランスの悪いコックローチ博士
(声:ヒュー・ローリー)。
マッチョなくせに意外と身体が弱い半猿半魚人ミッシング・リンク
(声:ウィル・アーネット)。
放射能を浴びて身長が100mに巨大化した昆虫のムシザウルス―

―そして絶叫するスーザンの前に、
今度は彼女から見れば“小さな人間”が現れる。
彼こそがスーザンたちを捕らえたW.R.モンガー将軍
(声:キーファー・サザーランド)だった。
モンガー将軍はスーザンに、
もう2度と家族や婚約者に会えないこと、
そして、これからはモンスター名“ジャイノミカ”になったことを告げるのだった。

一方その頃、アメリカ政府は、
地球侵略を目論むギャラクサー(声:レイン・ウィルソン)が
放ったエイリアン・ロボットへの対応に頭を痛めていた。
大統領(声:スティーヴン・コルバート)が
友好的なファースト・コンタクトに失敗。
軍隊が攻撃を開始するが全く歯が立たず、撤退を余儀なくされる。
人類にはもう打つ手はないのか…?

そんな時、ただただ困っているだけの大統領にモンガー将軍が進言する。
「今こそ出動させるのです!モンスターを!!」
――こうして“モンスターVSエイリアン”作戦が開始されたが、
スーザンにとっては巨大化してモンスターと呼ばれるだけでも大問題なのに、
さらにエイリアンと戦うなんて大・大問題!
でも、いま地球を救えるのはスーザンたちしかいない!?

モンガー将軍から、
エイリアン・ロボットを倒せば
元の生活に戻れるという条件を出されたスーザンたちは
サンフランシスコへと向かう。
懐かしい街に降り立ち、久しぶりに外の空気を吸って、
ふと自分の身に起こっている大問題を忘れてしまいそうになるスーザン。
しかし目の前に現れたエイリアン・ロボットの大きさに思わず唖然。
こんな敵に勝てるわけがないのに…
果たして、スーザンとはみ出しモンスター軍団の運命は!?

ドリームワークス・アニメーションのCEOである
ジェフリー・カッツェンバーグが監督に指名したのは、
アカデミー賞にノミネートされた『シャーク・テイル』で監督、
脚本を手がけたロブ・レターマンと、
世界的大ヒット作『シュレック2』で監督を務めたコンラッド・ヴァーノンのコンビ。
彼ら2人はストーリーも担当し、
本作品にかつてない躍動感とスケール感を注ぎ込んでいる。
製作を担当したリサ・スチュワートは、
『あの頃ペニー・レインと』、『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密』等、
女性の生き方を描いた作品を多く手がけてきた敏腕プロデューサー。
彼女の存在がスーザンのキャラクター形成にも大きく影響しているのは間違いない。
またビッグ・プロジェクトにふさわしく、
脚本は『The Rocker』のマヤ・フォーブス、
『ダージリン急行』のウォレス・ウォロダースキー、
『カンフー・パンダ』のジョナサン・エイベルとグレン・バーガー、
そして監督のロブ・レターマンといった面々が集められ、
共同作業で奇想天外な物語を作り上げていった。
音楽を手がけているのは、
ハンス・ジマーとのコンビで『ダ・ヴィンチ・コード』、
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、
『ダークナイト』にも関わっていたヘンリー・ジャックマン。
その他、プロダクション・デザイナーの
デヴィッド・ジェームズ(『森のリトル・ギャング』)、
視覚効果スーパーバイザーのケン・ビレンバーグ
(『シュレック』シリーズ)、
キャラクター・アニメーション責任者のデヴィッド・バージェス
(『ビー・ムービー』)等、
CGアニメーション作品には欠かせない分野にも超一流のスタッフが集められている。


「モンスター VS エイリアン」試写会で見ています。
ドリームワークスの新作CGアニメで3D版もあるようです。
私が見たのは2D版でしたが、
そういえば意図的にパースを付けた構図が連続してます。
3D上映では映えるんだろうな。

予告を見たときの印象がかなり良かったので、
「もしかしてウォーリーの向こうを張れるか?」
等と期待しましたが、それは期待のしすぎでした。

まあ、93、4分でヒロインがそれなりに描けているのだから、
合格点をあげても良いのだけれども、
彼女の相棒達、半漁人とゼリーのモンスターとハエ人間が
役に立っていないのが不満ですね。
でっかい虫の方は、役には立ってるのだから、
口数の多いあと三人が、駄洒落しか言わない通行人じゃもったいないです。

それにしてもドリームワークスの作品はどんどん目が大きくなってますね。
日本の少女漫画並みにつぶらな瞳に、
バービー人形のようなプロポーションのヒロインが
泣いて叫んで駆けずり回るのは、
不思議な魅力です。
ネタバレ改行です。



ヒロインが巨大化するところから、
秘密基地に閉じ込められ、
他のモンスターに引き合わされて、
エイリアンと対決するまでがほんの数分で描かれ、
凄い飛ばし方をしてるな、と
思いきや、エイリアン・ロボットを倒して故郷に返り咲いて、
揉め事を起こすくだりでドラマのペースが落ちます。

将軍も大統領も彼女らをそのまま連れて行ったら
騒動になるのは目に見えてるでしょうに、
何の工夫もせずに送り届けてしまう。
でもってヒロイン達もなんの躊躇もないどころか、
ヒーローとして喝采を浴びるものと
思い込んで帰っちゃうところが凄い。

案の定、婚約者の事とかたちまち揉めるのは、
計算どおり?
―いや、将軍も大統領もそんな悪意の陰謀を
こらしてヒロイン達を帰省させているようには見えないんだな。

エイリアンの宇宙船が襲来してもう一度戦いになる。
それをやっつけて、故郷に今度こそヒーローとして
受け入れられるのだけど。
主人公達がそこで再び暮らしを始める前に
次のモンスター退治に外国に出動するところで終わってます。
それでは逃げなんだけどな。

テーマを突き詰めれば
「ミスター・インクレイティブ」になれたかもしれないけれど、
とりあえず映像の面白さだけで、
描いちゃってますね。

軍隊がエイリアン・ロボットと戦うところとか、
ヒロインとロボットの市街戦。
ゴールデンゲートブリッジの戦闘等、
絵的には後半の宇宙船内の戦いより、
前半の方がゴジラ映画のパロディをまじめに
CGで見せているようで好きです。


「3Dの導入はモノクロがカラーになったとき以来の革命を映画にもたらす」と、
早い段階から口にしていたドリームワークス・アニメーションの
総帥ジェフリー・カッツェンバーグ。

氏のインタビューを再録します。

ジェフリー・カッツェンバーグのプロフィール
ドリームワークスのCEO=最高責任者。
'84年に低迷していたアニメ部門を含むディズニーの映画部門の責任者に就任し、
ピクサーとの提携や、ミラマックスの買収も実現させ、
ディズニーの第二次黄金時代を築く。
'94年にディズニーを辞職した後、
ドリームワークスのアニメ部門を担当。
2001年の『シュレック』は新たに設けられた
アカデミー長編アニメ映画賞を初めて受賞した。


彼の未来のビジョンを実現する最初の一手が
『モンスター VS エイリアン』だ。
これは、3D仕様で劇場公開されることを前提として制作された
同社の最初のアニメーションでもある。
「この2年間で3Dは大きな飛躍を遂げたと思う。
2年前の『ポーラー・エクスプレス』は素晴らしい映画で、
初めて洗練された3Dに接することができた。
でも『モンスター VS エイリアン』で我々が用いた技術は、
そこから何光年も進化したものだ。
僕が『ポーラー…』を作ったわけではないので比べるのはフェアじゃないが、
まず映写技術が当時とは違う。
そしてデジタル技術が進化したので、3D映像はより美しいものとなっている」

3Dというと劇中の物体が目の前に迫るトリッキーな映像を思い浮かべる人も多いだろう。
しかし、本作は飛び出すものよりも奥行や立体感に重きが置かれている。
「これまでの3D映画の売りになっていた、
観客をからかうようなチープなトリックは避けた。
観客を驚かせるのではなく、映画の中に引きずり込みたい。
その場にいるような臨場感こそ、我々が目指したものだ」

観客が求めるのはトリックではなく映画であることを、
カッツェンバーグは理解している。3Dはその上に立脚した新たな技術なのだ。
「新しい3Dのテクノロジーは
素晴らしいストーリーを引き立てるためのツールだ。
ちょうど70年前、『オズの魔法使い』はモノクロにカラーを持ちこんだ。
それは映画に色を導入することで、
ストーリーの表現方法を広げることを可能にした素晴らしいツールだった。
同様の可能性を、3Dは秘めているんだよ」

やはり3Dの新作『ボルト』『カールじいさんの空飛ぶ家』を送り出す
ライバルのディズニー/ピクサーについてカッツェンバーグは
「率直に言って、彼らがやろうとしていることは気になるし、常に意識している。
でも一ファンとして彼らの作品をいつも楽しみにしているよ。
我々としては前作より良いものを作るだけ」
と優等生的に(?)語る。
いずれにしても両者が3Dをリードしていけば、
この技術はスタンダードな映像技法に近づいていくに違いない。
最後に今後の3Dの見通しを訊いてみた。
「実写でも3Dはどんどん増えていくだろう。
そういう点では年末公開の『アバター』で状況がどう変わるか、
とても楽しみにしている。3Dの未来…

以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて『モンスター VS エイリアン』の頁をご覧下さい。



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