「ナイト ミュージアム」

「ナイト ミュージアム」★映画基礎データー★
「ナイト ミュージアム」
2006年 アメリカ映画
監督:ショーン・レヴィ
脚本:ロバート・ベン・ガラント トーマス・レノン
原案:ロバート・ベン・ガラント トーマス・レノン
出演:ベン・スティラー

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ニューヨークに住むラリー・デリー(ベン・スティラー)はツキに見放された男。
夢想家の彼は大きな事をやり遂げたいが、
なすべきことを何一つ成し遂げられず妻エリカ(キム・レイヴァー)に
愛想をつかされ離婚、現在は失業中の身。
そんな彼に新たな問題が持ち上がった。
エリカが再婚することになり、
最愛の息子ニッキー(ジェイク・チェリー)が新しい父親にすっかりなついていたのだ。
父子の絆を保ちたいラリーには、何より新しい仕事が必要だった。
職業紹介所を訪ねた彼は気が進まないながらも、
自然史博物館で警備員の仕事に就く。


博物館のディレクターでボスのマクフィー博士
(リッキー・ジャーヴェス)は形式を重んじる堅苦しい人間で、
ラリーとはソリが合いそうにない。
さらに悪いことに、ラリーの仕事は、警備は警備でも夜警の仕事だった。
先輩の老警備員のセシル(ディック・ヴァン・ダイク)は
ラリーに鍵束と懐中電灯、マニュアルを預けると、
同僚のガス(ミッキー・ルーニー)、レジナルド(ビル・コッブス)とともに
帰宅してしまう。意味ありげな笑みを残して・・・。

勤務最初の夜、見回りに出たラリーは、
ホールの中央に設置されていることに唖然とする。
さらに驚くべき事に、
そのティラノサウルスは廊下の給水機で水を飲んでいたのだ!
ラリーに気付いたティラノサウルスは猛然と追ってくる。
災難はこれだけに止まらなかった。
展示されている歴史上の人物の人形やはく製の動物が動き出し、
館内を闊歩していたのだ!
話しかけてくるモアイ像、大騒ぎするネアンデルタール人、襲ってくるフン族。
ライオンや巨象、ダチョウに追いかけられ、
いたずら好きなノドジロオマキザルのデクスターに鍵束と
マニュアルを奪われた上に鼻を噛まれ、
西部開拓時代のジオラマではガリバーのように縛られ、
ローマ帝国では矢の一斉射撃を受けるなど、散々な目に遭うラリー。
そんな彼の目の前に、馬にまたがった第26代米国大統領、
テディことセオドア・ルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)が現れる。
テディによると、この博物館内の展示物は夜になると生命を得るとのことだった。
唖然とするしかないラリー。
こうして、彼の長い長い夜は明け、展示物は元の場所へと戻ってゆく。

昨夜と同じ過ちは繰り返すわけにはいかない。
女性館員レベッカ(カーラ・グギーノ)に展示物について尋ね、
本で歴史を勉強し、備品や秘密兵器を携えて夜に備えるラリー。
準備に余念のない彼が、勤務明けのレジナルドの不振な行動に気付くはずもなかった。

2日目の夜。
ティラノサウルスやジオラマ兵の対策も万全でひと安心したラリーは、
ショウケースの中に飾られているインディアンの女性サカジャウィア(ミズオ・ペック)
の人形に見とれていたテディに遭遇する。
どうやらテディはサカジャウィアに恋しているようだ。
しかし、ラリーが余裕を示せたのもここまで。
またしてもデクスターが彼から鍵束を奪って逃走。
必死に追うラリーだったが、
このチェイスによってジオラマ間で争いが起こり、
フン族も騒ぎ出すなだ館内は混乱に陥る。
折りしも朝日が昇り、混乱は収束に向かうのだが、
展示ケースの割れや散らかりばかりはどうしようもない。
惨状を目の当たりにしたマクフィー博士はラリーにクビを宣告。
運悪くその場をニッキーが目撃していた。
懸命の説得でクビを免れたラリーはニッキーの元へ向かい、
明日の夜、博物館に来て欲しいと伝えた。

そして3日目の夜。
ニッキーを館内に招きいれ、
ラリーは信じられない光景を見せてやろうと張り切るが、
なぜかこの夜はどの展示物も動き出そうとしない。
ティラノサウルスもテディも停止したまま。
ニッキーの顔に広がる失望の色に、動揺するラリー。
いったい何故?


宣伝コピーが「みんなみんな生き返る」ですけど、
春の映画で予告編を見て一番笑ったのが「ナイト・ミュージアム」です。
まあ、博物館の展示物が動き出すという、ワンアイディアのみで成立している
その単純明快さがウケました。
『ハリー・ポッター』シリーズを生んだ
クリス・コロンバスとマイケル・バーナサン、マーク・ラドクリフのプロデュースの下、
『ピンクパンサー』のリメイクを成功させた
(といえるんだろうか?)
ショーン・レヴィが監督しています。
ウリになっている視覚効果は『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のジム・ライギール、
『ナルニア国物語/第一章:ライオンと魔女』のVFX工房リズム&ヒューズが、
クリエイトしてますね。
どんなものを見せても「CGでしょ?」で片づけられちゃう、
不幸な時代に特撮のわくわく感を取り戻すというのは大変だったろうなと
察しますが、でもこれは夜の博物館という設定のありようによるところが大きい。
この作品は 財団法人 日本博物館協会 推薦映画です。マジです。

 物語の舞台となったアメリカ自然史博物館
(American Museum of Natural History)は、
ニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークの西端に位置する、
1869年設立の自然科学・博物学に関する世界最大の博物館です。
ここは、ノア・ボーンバッハ監督の「イカとクジラ」で
海洋ホールにあるダイオウイカとマッコウクジラの実物大模型が使われているように、
「マンハッタン」「素晴らしき日」「小説家を見つけたら」
といったニューヨークが舞台の映画にちょくちょく登場しています。
ニューヨーク市民になくてはならない人気スポットです。
ナショナル・ジオグラフィック誌が世界のあちこちで取材している
自然科学・博物学に関することすべてがジオラマ・実物大模型・標本などで
展示されています。
で、「ナイト・ミュージアム」のヒットをうけて、
本当に夜のアメリカ自然史博物館内をツアーするというイベントを
博物館が企画して、えらい大当たりをとり、
いまや数ヶ月先まで予約で一杯だとか。
でもま、ティラノは動きださんでしょうけど。笑

キャストでは怪しげな老警備員に
『メリー・ポピンズ』のディック・ヴァン・ダイク、
『ティファニーで朝食を』のミッキー・ルーニー、
『ハスラー2』のビル・コッブスという大ベテラン・トリオが、
余裕たっぷりの妙演をみせているので洋画ファンは要チェックです。
それとですね、ラリーと恋を予感させる博物館員レベッカに
『シン・シティ』のカーラ・グギーノが、
ベン・スティラーの実の母親で伝説のコメディエンヌ、アン・メアラが
ラリーに仕事を斡旋する職業紹介員で顔を見せています。


以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて『ナイトミュージアム』の頁をご覧下さい。


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