「レッドクリフ PartⅠ」
■作品基礎データ 「レッドクリフ PartⅠ」 2008年 米、中、日、台、韓合作映画 監督:ジョン・ウー 脚本:ジョン・ウー カン・チャン コー・ジェン シン・ハーユ 出演:トニー・レオン |
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西暦208年、
帝国を支配する丞相・曹操(チャン・フォンイー)は、
近隣の対抗勢力を殲滅すべく80万の大軍で征討に赴く。
曹操が標的にしたのは、劉備軍。
民を守るために撤退が遅れた劉備軍は、精強ながら、その数わずか2万。
劉備と義兄弟の契りを交した関羽と張飛の獅子奮迅の活躍でどうにか全滅は免れるが、
敗走を余儀なくされる。
その頃、勇猛な武将・趙雲(フー・ジュン)は、
村に取り残された劉備の妻と幼い子供を救出するため、
曹操軍を相手に孤軍奮闘していた。
深い傷を負いながら、
なんとか劉備のもとへと辿り着いた趙雲の胸には、
赤ん坊がくくり付けられていたが、そこに劉備の妻の姿はなかった。
戦火の中、趙雲の負担になっていることを察し、
我が子を救うために自ら命を絶ってしまったのだ。
悲しみに暮れる劉備に、軍師の孔明(金城武)は、
ここまできたら敵軍である孫権軍と運命を共にし、
同盟を結ぶことしか民を救う道はないと進言、ひとり孫権の許へ向かった。
孫権(チャン・チェン)への謁見を許された孔明だったが、
26歳の若き皇帝孫権のまわりには、
先代に仕えていた保守的な臣下が多く、戦争反対の声が多勢を占める。
協力的な軍師・魯粛の導きによって、
孫権軍が軍事演習を行なっている“赤壁”へと赴いた孔明は、
司令官・周瑜(トニー・レオン)と出会う。
かつては荒くれ者だった兵士たちを見事に束ねる周瑜のカリスマ性に孔明は魅了され、
周瑜は孔明の戦術に対する博識ぶりに感嘆し、
お互いの存在を意識し始める。
しかし、相手は突然やってきた使者……どこまで信じてよいのか戸惑っていた周瑜だが、
妻・小喬(リン・チーリン)がかわいがっている馬が出産できずに困っている場で、
彼女に手を貸した孔明の心に触れて、次第に信用するようになっていく。
その夜、琴の演奏を共にした2人は、
心を揺り動かす演奏を通してますます信頼を深めていった。
翌朝、孫権とその妹・尚香(ヴィッキー・チャオ)を虎狩りに誘った周瑜は、
孫権に劉備軍との同盟を進言し、
3万の軍勢を率いて劉備の陣営を訪れることに成功した。
疑心暗鬼の両軍は、血気盛んな張飛と、
周瑜の部下の小競り合いがもとで一触即発の状況に陥ってしまうが、
劉備の編んだ草鞋を手に取った周瑜が
「一本だと切れるわらも、合わせて編むと強くなる。
私が抱く夢は、あなたがたと同じです。
我らが力を合わせれば強くなれる」と、
これからの両軍の運命を示唆する。
劉備軍、孫権軍は周瑜の言葉に深い感銘を受け、
心を一つにして同盟を結ぶのだった。
孫権に降伏を迫っていた曹操は、
孫権軍と劉備軍が同盟を結んだことを知り、
怒り心頭で使者を処刑してしまう。
彼は戦いの大義名分として「天下統一」を掲げていたが、
実は秘められたもうひとつの目的があった。
それは、孫権を降伏させ、絶世の美女と言われる周瑜の妻、
小喬を我がものにすることだったのだ。
力づくで小喬を奪おうと曹操は、
2000隻の大船団を率いて、決戦の地、赤壁へと向かう……。
孫・劉連合軍5万は圧倒的不利な状況を覆すため、
亀の甲からヒントを得た孔明の奇策“九官八卦の陣”に運命をかけることにする。
少数である分、連合軍は勇気を持って立ち向かおうと心をひとつにし、
周瑜と孔明の心も決戦が近づくにつれて結束していく。
はたして、孔明の奇策は成功するのか!?
そして、周瑜は曹操の魔の手から小喬を守ることができるのか!?
歴史に残る大激戦、“赤壁の戦い”の火蓋が切って落とされた。
『フェイス/オフ』『M:I-2』でハリウッドの頂点を極めたジョン・ウー監督が、『
パイレーツ・オブ・カリビアン』のスタッフとタッグを組み、
製作費100億円を投入して作り上げたスペクタクル巨編が
「レッド・クリフ」です。
日本でも小説、漫画、ゲームと様々な形でブームを起こし、
広く世界中で愛されてきた英雄伝「三国志」。
18年来、その映画化の構想を温めてきたジョン・ウーは夢の具現化にあたり、
80万の兵士を擁する曹操軍に対し、
劉備軍と孫権軍が同盟を組んで立ち向かう最大の見せ場“赤壁の戦い”をもとに
オリジナル脚本を書き下ろした。
ジョン・ウーは、10億円もの私財をつぎ込んで追加撮影を敢行。
孫権軍の司令官・周瑜役には、ジョン・ウー作品3度目の出演となるトニー・レオン。
劉備軍の天才軍師・諸葛孔明役には金城武。
『傷だらけの男たち』に続く共演となったトニー・レオンとのコンビネーションは抜群。
周瑜の妻・小喬役には台湾のスーパーモデル、リン・チーリン。
天下統一を目指し、劉備軍と孫権軍に戦争を仕掛ける暴君・曹操役には
『さらば、わが愛 覇王別姫』『始皇帝暗殺』などのベテラン俳優、
チャン・フォンイー。
孫権役には、日本や韓国映画でも活躍する国際派スター、チャン・チェン。
孫権のお転婆な妹・尚香役には『少林サッカー』のヴィッキー・チャオ。
勇猛果敢な武将・趙雲役には、
中国を代表する人気スターのフー・ジュンが扮している。
また、周瑜の部下・甘興役で、日本から中村獅童も特別出演。
馬上での激しいアクションに挑戦し、抜群の存在感を見せる。
VFXを担当したのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや
『ダイ・ハード4.0』を手がけたオーファネージ社。
『マトリックス レボリューションズ』のクレイグ・ヘイズを中心に、
2000隻の船団が大炎上するという、
映画史に残るであろう究極のスペクタクル映像を作り上げるなど、
1000ヶ所を超えるCGショットを創り出した。
そして、アクションシーンを演出したのは、
『トランスポーター』などで監督としても活躍するコリー・ユン。
現役の人民軍兵士を1000人以上、馬も200頭以上使うなど、
あくまでもリアルこにだわった
『グリーン・デスティニー』『PROMISE プロミス』などのティム・イップが
美術・衣装デザインを、
『血と骨』『殺人の追憶』などの岩代太郎が音楽を担当している。
「レッド・クリフ」公開2日目に見ています。
テレビCMはカラーテレビの宣伝とタイアップして
かなり前から流れていましたが、
はっきり言って期待していませんでした。
映画一本で三国志を描くなんて収まりっこない、
と分かっていたからです。
二部作と分かったのは、割と最近。
でも、私が無知なのではなくて、
「レッド・クリフ part1」とフルタイトルで宣伝し始めたのは、
割と最近ではないですか?
それでも映画2本で三国志が収まるわけが…。
結論から言いますと、結構面白かったです。
part2が楽しみです。
公開は来年4月ですって?
先、過ぎますね。
「二十世紀少年」みたく、ちゃっちゃとやってくんないかな。
ドラマは、西暦208年、漢帝国の末裔を傀儡皇帝に祭り上げ、
自らは執政である丞相に上り詰めた曹操が、
80万の大軍で劉備軍をけちょんぱにやっつける戦いから。
劉備軍は、その数2万。劉備と義兄弟の契りを交した関羽と張飛の活躍で
どうにか全滅は免れますが、
村に取り残された劉備の妻は、井戸に身を投げ自決。
趙雲は、劉備の赤ん坊がくくり付け辛くも脱出。
軍師の孔明(金城武)は、敵軍である孫権軍に同盟を結んで
対抗しようと進言、ひとり孫権の許へ向かいます。
26歳の若き皇帝孫権を口説くには司令官・周瑜の説得が必要と
腹をくくった孔明は、孫権軍の前線基地、赤壁(レッド・クリフ)に乗り込みます。
三国志のクライマックス、“赤壁の戦い”を
100億の制作費をつぎ込んで映像化しようという目論見で、
part1は、戦闘ははじめるのぼろ負けと、
“赤壁の戦い”の前哨戦まで、
ドラマ的には孔明がどうやって孫権を口説くかが、
見せ場ということです。
自分の知ってる三国志は、孔明がめちゃくちゃ天才で、
逃走路の確保に徹して、劉備の負けははじめから折込済みだったり、
孫権を口説くために、その妹と劉備を結婚させたりと策謀の人。
周瑜は孔明が疫病神であることを知っていて、
亡き者にせんとあらゆる手立てを打つものの、ことごとく裏を掛かれてしまう…。
―言ってみれば、原作の“赤壁の戦い”は
孔明一人の見せ場を全員で盛り上げるような展開に
なっていなくもないのですけど。
だから「レッド・クリフ」の孔明さん、金城武が
はるかにふつーの人、なのに冒頭の戦いで
面食らいました。
張飛の手勢に盾の鏡を持たせて、光の反射で
騎馬をくじくあたりは
「そんなダサい戦法、三国志に出てこないぢゃん」
と腹ただしい位でした。
孫権と対峙しても、まともに「正義のために戦おう」
なんと言っちゃうもので、「アホか、こいつは」と。
ですか、孔明を引かせる事で、
孫権と周瑜の葛藤がぐっと盛り上がっていきます。
「レッド・クリフ」のチラシなどで、
孫権と周瑜、孫権の部下である甘興(中村獅童)が前面に宣伝され、
劉備、関羽、張飛、趙雲の扱いが小さいのにどえらい不満でしたが、
この作品、すくなくともpart1では、
孔明、孫権と周瑜の3人が主役です。
主役が違う事は、作品的にはそれなりに納得いく内容になってます。
ジョン・ウー得意のアクションシーンで、
関羽、張飛、趙雲の見せ場がちゃんとあり、
三国志ファンに「これが観たかった」と膝を叩かせる大見得切って、
それぞれが大乱闘してくれますので、
意外と不満は残りません。
孔明、孫権と周瑜の3人のドラマが、
軍事教練場面や虎狩りを入れたり、とアクションを貴重にした
メリハリのある演出になっているので、
活劇ではないのに、ひたひたと決戦目指して盛り上がる感が
いい感じでした。
この作品のクライマックス、
亀の甲からヒントを得た孔明の奇策“九官八卦の陣”が
映像的に美しく、“騎馬戦”というものを
ジョン・ウー的に上手く見せていて感心しました。
逆に、ラストで予告編で流れたpart2の夜戦シーンで、
火薬らしき爆発シーンがあるのが、
かえって興ざめです。
どかんぱーっと、火柱が上がるのは他の映画で幾らでも見ているので、
人馬が魔方陣を描き回転しつつ戦う
“九官八卦の陣”が華麗すぎてしまったからです。
part2で2000隻の曹操軍の水軍の大炎上をどんだけ
魅力的に見せる事が出来るかで、全編の評価が決しそうです。
メイキングにまつわる裏話ですが、
実は本作には当初、チョウ・ユンファがキャスティングされていたそうです。
孔明役で登場の筈が、金城武がキャスティングされて一度消え、
今度は周瑜役で再度、配役。
これをユンファが自分で断っていますね。
当人のわががま、とも報じられましたが、
脚本の完成が遅れ、北京語で書かれた脚本での役作りには時間不足と
自ら降板を申し出たと言うのが真相です。
トニー・レオンはジョン・ウー作品には過去2作出演しており、
今度が3度目。ですので代役と言う感じはないのですがね。
知と徳で人心を束ねた名将・周瑜を演じるトニー・レオンは本作の見所について
次のように語っています。
Q : 三国志との出会いを教えてください。
「中国人ならみんなこの物語知ってると思うけど、
僕は子供の頃見たことなかったんだ。
僕はこの仕事を引き受けてから三国志の資料を見ました。
もちろん面白いと思ったし登場人物も多いし、
乱世において英雄が一同に会している。
みんなそれぞれの目的がありそれぞれの生きる空間を見つけている。」
Q : 撮影がいかがでしたか?
「プレッシャーが大きかったね。
この映画には多くの人間や物資が絡んでいるから撮影中は緊張したよ。
たとえばどのカットも多くの人が絡んでいる。
画面には常に多くの人が写るから彼らを呼び戻して並ばせて衣装も直させると
1時間はかかるとなると僕ら主演はプレッシャーが大きくなる。
すごく慎重になるよね。
NGになったら1時間後に撮り直す事になるからすごいプレッシャーだった。」
Q : ご自身が演じられた周瑜について教えてください。
「周瑜は非常に優秀な軍人で戦争の経験も豊富だ。
また彼はすごく音楽が好きな人だ。
彼は自由になれない音楽人だと思った。
この乱世で音楽人でありながら軍人として戦争をしなければならないが
実は戦争がきらいな人だと。また彼はロマンチックな人だね。
戦争にも奥さんを連れて行くし。あと非常に心の広い人間だよ。」
Q : 周瑜と似ているところはありますか?
「周瑜は完璧なヒーローだと思うよ。欠点が見つからない。
僕と似てるところは比較的内向的な部分かな。非常に穏健だ。
人にプレッシャーを感じさせない温厚な人なんだ。」
Q : 夫婦役で共演したリン・チーリンとの仕事はいかがでしたか?
「チーリンは初めての映画出演だから新鮮に感じたね。
それに彼女は初めてだから緊張していたよ。
大事な事は撮影現場で彼女を気楽にさせてリラックスさせる事だった。
そうすれば彼女は素質を発揮できる。彼女は素質のある役者だよ。
彼女との共演は気持ちよかった。また彼女は頭がよく努力家だ。」
Q : 映画の見どころを教えてください。
「この映画で面白いところはジョン・ウーが三国志を撮った事だ。
三国志はいろんな角度で表現できる。
政治的な角度や計略や戦術の角度もある。
だがジョン・ウーは真正面の角度から撮った。
これは非常にいい映画で見終わった後、希望を感じられる作品だよ。」
Q : 日本のファンにメッセージをお願いします。
「「レッドクリフ」は僕にとって友情や愛情が詰まった団結を語る
すごく真正面な映画です。
僕は長い間時代劇には出ていませんでした。
僕にとっては体力的にも演技的にも大きな挑戦でした。
と言うのも撮影の時は非常に暑い上に鎧は重かったからです。
それに初めてこんな冒険的な役をやるので大きな…
以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて『レッドクリフ PartⅠ』の頁をご覧下さい。
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