「レミーのおいしいレストラン」
■作品基礎データ 「レミーのおいしいレストラン」 2007年 アメリカ映画 監督脚本:ブラッド・バード 声の出演:パットン・オズワルト |
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予告編の段階で結構楽しみにしていたアニメです。
CGフルアニメもかなり数が増え、一般の観客は食傷気味。
個々の公開作品の技術的なことはもちろん、
演出や脚本等全体の作品レベルは決して下がっていないと思うのですが、
かなかなかヒットする作品が無いようです。
そうした作品の中で頭ひとつ抜きん出ているピクサーの最新作。
公開第一週の週間興行成績も第二位とまずまずです。
料理が大好きで、一流レストランのシェフになることを夢見るネズミのレミーは、
ある日、尊敬する料理人グストーの店にたどり着く。
そこで働くシェフ見習いのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。
その様子を見ていたレミーは、キッチンに入り込み、見事にスープを作り直すが、
その姿をリングイニに目撃され……。
並外れた料理の才能を持ち、一流シェフになることを夢見るネズミと、
料理の苦手な見習いシェフの出会いが巻き起こす奇跡を描いたファンタジー。
監督は、大ヒット作『Mr.インクレディブル』のブラッド・バード。
声の出演にはコメディアンのパットン・オズワルト、
『アビエイター』のイアン・ホルムなど実力派が名を連ねています。
数々の名作アニメを生み出してきたディズニーとピクサー作品ならではの、
細部にまで凝ったクオリティの高い映像は見ものです。
リングイニの先生になる料理人がコレットという女性で、
封建的なレストランの厨房で苦労させられたこと等を語っており、
ねずみの料理人の話と裏腹になっています。
異なるものと共に生きる、ということがテーマとして見える。
それ自体は悪いことではないです。
ですが、現実的な話ではないので、
これはファンタジーとして描かれるべきだと思うのですが、
中途からお店の相続争い等が出てきて、
アメリカ映画の現実的な解決方法を探す話になります。
クライマックスで、レミーの家族のネズミたちが厨房に群がって料理を
作っているところをうっかり目撃したコレットが「うぷっ!」と吐きそうになるのは、
思わず見ている観客も現実に引き戻されてしまう場面です。
ああして作られた料理がお客の前に出されるというのは、
やっぱりきついですね。
クライマックス近くで、レシピをくれと叫ぶ人間の仕事仲間たちに対して、
レシピは無いんだ、とリングイニが告白する場面は
あんまりです。
彼もプロの端くれなら、ロボットのようにレミーに操縦されていても、
メモを取るくらいの事はしてほしかった。
そうして、レシピで危機を切り抜けてなお、
リングイニが握手の手を差し出し、
レミーに対等の友人として、あらためて共にがんばろう、位のことを彼が言ってくれれば、
それはそれでオチの代わりになってくれた筈だと思ってるのですが。
原題の【RATATOUILLE】(ラタトゥーユ)というのは
家庭料理のことです。
家庭料理は家族で作るものです。
家族全員で作ると、なお素晴らしい。
クライマックスの逆転劇でそのもの図張りが登場しますが、
それとは別にリングイニがコレットとレミーともどもビストロを始めるというオチは、
つまり”家族になろう”という…
以下はネタバレとなるのでこの続きはmixi独身映画ファンコミニティの
「レミーのおいしいレストラン」
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