「トランスフォーマー: リベンジ」

『トランスフォーマー: リベンジ』映画チラシ■作品基礎データ
『トランスフォーマー: リベンジ』
2009年 アメリカ映画
原題:Transformers: Revenge of the Fallen
監督:マイケル・ベイ
脚本:アーレン・クルーガー、ロベルト・オーチー、アレックス・カーツマン
出演:シャイア・ラブーフ

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金属生命体トランスフォーマーの正義の集団オートボットと
悪の集団ディセプティコンの激闘から2年。
その渦中に巻き込まれたサムも大学生となり、
親元を離れるばかりか恋人ミカエラともしばし離ればなれで
キャンパス・ライフを始めることに。
一方、米政府は金属生命体の極秘研究機関だったセクター7を解体、
レノックスをはじめディセプティコンと戦った兵士たちを集め、
オートボットと連係しながら世界に散らばるディセプティコンを掃討する
精鋭部隊“NEST”が組織されていた。
そんなある日、サムは、あらゆる金属物をトランスフォーマー化するパワーを持ち、
トランスフォーマー同士の争いの元となった“キューブ”のかけらを発見する。
この時サムの体にはキューブからある“情報”が刷り込まれ、
以来たびたび脳裏に浮かぶ幻覚の中で
トランスフォーマーと人類の浅からぬ因縁を知ってしまい、
図らずも再びトランスフォーマーの戦いに身を投じていくこととなるのだが…。


2007年夏、日本を始め、全世界で7億ドルを突破する
驚異の大ヒットを記録した『トランスフォーマー』の続編です。
前作が1億5000万ドルを費やしたビッグスケールの作品だったことは記憶に新しいが、
今回の続編には、2倍の製作費が投下されたと関係者から囁かれる。
ディセプティコンの新たな侵略は、現存するオートボットたちの総力を遥かに上回る、
複数の建設車両からできた巨大なトランスフォーマーの“デヴァステーター”や、
メガトロン以上に凶悪な“フォールン”という想像を絶するパワーを誇る
トランスフォーマーたちの襲撃だった・・・。

第一作では12体のトランスフォーマーたちがフィーチャーされた。
だがこの続編では、プロデューサーのロレンツォ・デ・ボナヴェンチュラによれば、
「40体以上」登場することになるという。
またボナヴェンチュラは、「我々は続編をもっと国際的にしたいと思いました」と語る。
そしてキャスト&スタッフは、
パリ、ヨルダン、オマーン、上海、そしてエジプトのルクソールなど世界中を
ロケで駆け巡り、第一作になかったアドベンチャーの感覚を加えたという。
更に、映画との窓口を担当している陸軍のグレゴリー・ビショップ中佐によると、
陸軍・空軍・海軍・海兵隊に関して軍が協力した過去最大級の映画になるだろうと語る。
監督は勿論、前作同様マイケル・ベイが担当。
名実共に世界のNo.1監督&プロデューサーとして誰もが認める
スティーブン・スピルバーグという両雄が再びタッグを組むほか、
VFXを担う視覚効果スーパーバイザーにも、
前作同様ILMのスコット・ファーラーが参加するなど万全の体制となる。
主演には『トランスフォーマー』以降も
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』『イーグル・アイ』などで
スピルバーグ作品に起用され続け今最も世界で注目を集めているシャイア・ラブーフ、
世界で最もセクシーな女優に選ばれたミーガン・フォックスが揃って出演。
その他、ジョシュ・デュアメル、ジョン・ヴォイト、ジョン・タトゥーロ、
タイリース・ギブソンなど前作で印象的なサブキャラクターに扮した新星スターや
名バイプレイヤーが揃って再登板している。

「トランスフォーマー/リベンジ」見ました。
ドラマははじめから期待していませんでしたが、
華やかな映像とアクションを見てやろうと思いました。

ある意味期待通りでしたが、
別の意味では外されました。

一作目はトランスフォーム…、
車がロボットに変身して大立ち回りする、その映像の衝撃度が
ウリになってましたけど、
二作目はそれがないですね。

一作目の踏襲はつまらないので飛ばすという事でしょうが、
ほぼロボットの姿のまま出ずっぱりとは思わなかったです。
アクションてんこ盛り、というか、静かなシーンがほとんどなし。

ええと車の姿のロボットに乗って走るシーンは、ちゃんとありましたし、
それなりに車内シーンも見せ場になっていましたが、
二本足でどたどた走るより、タイヤで走る方が速いから
車の姿で移動する、といった雰囲気です。

ロボット達がみな饒舌ですね。
謎というのも今作なりにあるのですが、
どんどん人間相手にしゃべってくれるので、
謎っぽくないです。
そんなことで勿体つけるより、
ガンガン行くと言う演出プランのようです。

機銃とか、ミサイルとか飛び道具も使うのですが、
ロボットたちはもっぱら肉弾戦が信条のようですね。
日本のロボットモノでほとんど見られなくなったプロレス肉弾戦を
これでもかっと見せてくれる。
相手どたまかち割るどころか、
身体を引き裂いたりと結構残酷なんだけど、
そこがロボット同士で許されてしまうのだな。

前作より敵味方が分かりよく演出されているのが良かったです。
変身しない分、悪玉ははじめから悪悪しいシルエットをしている。
乱戦になると、結局わかんなくなっちゃうのだけれども。笑
ネタバレ改行です。



流体金属ならぬ砂粒ロボットが結集してなんになるかと思えば、
美女に変身して、
主人公を誘惑するというのは馬鹿馬鹿しくて大笑いでした。
主人公をベットに押し倒すと
ミニスカートが翻ってムチみたいな尻尾が伸びて、
先端に注射針がついている。
セクシーというより、もろスケベ。

そういえばロボット同士が合体して趙巨大ロボットになると、
股間に〇〇〇〇がついている。
なんかしらんが、ドラマの進行と関わりなしに
スケベネタが出てくるのは何故なんでしょう?

ロボット生命体は有史以前から人類とかかわりがあるというのが、
今回の謎なのだけれども、
だったら何でトラックや戦闘機に変身するんだ?
―と突っ込もうとしたら、
化石みたなものから、
飛行機博物館の戦闘機に稲妻が走って、
ご先祖様登場っ
というくだりで、なんかこう旨い事、設定の矛盾を丸め込みまれてしまいます。

「卑怯者に見えようとも、いまは逃げるのです」
と家来に言い含められて、
あっさり人工衛星の親玉を見限り、
メガトロンがトンズらこいて、
「そして戦いは続く」となる。
一流大作の制作費をかけてわざと三流SFムービー風に
オチをつけるあたりはなかなかです。
いえ、皮肉とかではなしに…。


彼ら“トランスフォーマー”は如何なる存在か、ですが。
設定によると、ですね。

生体構造はナノマシンの集合体である流体構造体に
生命としての中枢体のスパークを宿した構造で、
スキャン情報によって個別の外観と能力、
多種多様の変形機構を兼ね備える機械生命体。

エネルゴンという恒星より精製されるエネルギーを摂取することで
生命活動の維持を中心に戦闘のエネルギー等を得ており、
エネルゴンを摂取しないでいると徐々に体構造を維持できなくなり、
やがて自己崩壊して死にいたるが、
ジェットファイアの例を見るかぎりでは
1回の摂取で活動できる時間はかなり長いようである。

また、別のエネルギー(燃料等)による代替もそこそこには効くようである。
性別という概念があり、遺伝も確認されている。(!)
オールスパークがエネルゴンの一種である事から、
オールスパークが行方不明になって以降も何らかの方法で繁殖が可能であるが、
詳しくは明らかにされていない。

前作では説明がなかったが、
同一種族である為自身がオートボットか、
ディセプティコンかは「個人の意思」によって決まる物であり、
ディセプティコンからオートボットへと趣旨変えする者が現れる。
また、オートボット・ディセプティコンが存在する理由も語られた。

今作では合体能力を持つトランスフォーマーも登場するが、
合体能力を持つものはザ・ツインズ(アイスクリームバン形態時)、
アーシー(小説、コミックのみ)、
コンストラクティコン・デバステーターのように
何らかの共通因子を共有しているようである。

オートボット(サイバトロン)/Autobots
故郷である惑星サイバトロン(セイバートロン)の壊滅に伴い、
前作を経て地球へ移民してきた正義のトランスフォーマー軍団。
アメリカ政府との間に同盟を結び、新たに結成された特殊部隊
NEST (Networked Elements: Supporters and Transformers)
の隊員として、ディセプティコン残党壊滅の任務に当たっている。
ただし、オートボットの存在を知るのは政府関係者及びアメリカ軍、
そしてサムたち一部の民間人のみであり、
一般人には彼らの存在は知らされていない。

前作から引き続き登場するオートボット
オプティマス・プライム(コンボイ)/Optimus Prime
変形車種:ピータービルト・379
声:ピーター・カレン/日本語版:玄田哲章
オートボット総司令官。本作ではトランスフォーマー側の主役を担う。
オートボットたちのリーダーとして、
NEST隊員たちと共にディセプティコンと戦う反面、
人類との調和に対し悩みを抱えている。
何よりも平和と自由を重んじており、
基本的には非常に穏やかな性格なのだが、
ディセプティコンとの戦闘に際しては暴力的かつ過激な台詞を発することもある。

バンブルビー(バンブル)/Bumblebee
変形車種:ゼネラルモーターズ(GM)・ シボレー・カマロ Z28コンセプト
オートボットの斥候。
オートボットの中では唯一NESTに加わらず、サムの愛車として生活している。
サムとは親友同士。愛称は「ビー」。
サムの母親からは「ワッフルビン」(日本語版では「ワッフルメーカー」)と呼ばれている。
前作のラストで発声機能を回復したが未だ完治には至らず、
引き続きラジオ音声を使用して対話している。
大学に進学することになったサムと別れる際は涙(ウォッシャー液)を
目の部分から流したり、ビークルモード時でも助手席に向けて放水したりと、
前作よりもさらに表情豊かな動きを見せている。
なお、変形する車両は前作のカマロ・コンセプトよりリニューアルされている。

アイアンハイド/Ironhide
声:ジェス・ハーネル/日本語版:北川勝博
変形車種:ゼネラルモーターズ (GM) ・GMC・トップキック C4500 4WD
クルーキャブ
オートボットの兵器担当。前線での指揮を取る。レノックスの相棒でもある。
好戦的な性格であり、また、自分に銃口が向けられるのを極端に嫌う。
しかし、冷静にオプティマスの意思を尊重する場面も見られる。
前作同様人間には批判的であり、ギャロウェイに地球から追い出されそうになった時、
撤退を提案した。

ラチェット/Ratchet
声:ロバート・フォックスワース/日本語版:浦山迅
変形車種:ゼネラルモーターズ (GM) ・ハマー・H2・レスキュー車仕様
オートボットの軍医。
戦闘においては武器の代わりに医療器具を使うこともあるが、
劇中では右手の丸鋸と左手の機関砲を利用している。

今作から新たに登場するトランスフォーマー [編集]
サイドスワイプ(ランボル)/Sideswipe
変形車種:ゼネラルモーターズ(GM)・
シボレー・コルベット・スティングレイコンセプト
声 - アンドレ・ソウグリゾ/日本語版 : 東地宏樹
オプティマスに応じて地球に来たスピードを活かした新戦士。
足がタイヤになっており、地面を高速で滑走できる。
アイアンハイドとは師弟のような関係で、彼に似て好戦的な性格。
両腕には鋭い剣を持ち、4連マフラー型のキャノンなど銃火器も充実している。
名称はアニメ第1作『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の
同名キャラクターに由来する。
ノベライズでの名称の表記が統一されておらず、
ページによってはランボルだったりサイドスワイプだったりサイドウェイズだったりする。

アーシー/Arcee
変形車種:ドゥカティ・スーパーバイク(赤)

クロミア/Chromia
変形車種:スズキ・B-KING(青)

フレアアップ/Flareup
変形車種:MVアグスタ・F4(紫)
声 - グレイ・デリスル/日本語版 : 勝生真沙子
バイク型の女性トランスフォーマー。
3体で1つの人格を有している
(小説版、コミック版で合体形態を持っていることに起因する)。
ビークルモードでは座席部分に人間の女性のホログラフを映してカモフラージュしている。
モチーフは『初代』に登場したウーマン・サイバトロンである。
なお、吹き替えを担当した勝生真沙子はアニメの日本語版でも
アーシー、クロミアを担当している。
その独特なロボットモードのスタイルは、
海外のファンから「マーメイドスタイル」と呼ばれた。

ザ・ツインズ(スキッズ&マッドフラップ)/The Twins(Skids and Mudflap)
変形車種:アイスクリームバン→ゼネラルモーターズ(GM)・シボレー・ビート
(スキッズ)、
ゼネラルモーターズ (GM)・シボレー・トラックス(マッドフラップ)
声 - トム・ケニー(スキッズ)、レノ・ウィルソン(マッドフラップ)
/日本語版:関智一(スキッズ)、小西克幸(マッドフラップ)
サイドスワイプやアーシー3姉妹と共にやって来た双子のオートボット。
お調子者であるが、実戦では見事なコンビプレーを見せている。
ひとつのプロトフォームがスパークごと2つに分裂することで誕生した経緯をもつ。
最初はアイスクリームバンの姿で登場し、
合体してビークル形態、2つに分離してロボット形態をとる。
アイスクリームトラック形態の際、車体に
「SUCK MY POPSICLES!(俺のアイスをしゃぶれ)」
(隣にはディセプティコンのロゴ) と書かれている。
MTVでマイケル・ベイがお気に入りと語ったトランスフォーマーである。
スキッズの名称はアニメ第1作に登場した同名キャラクターに由来する。
マッドフラップは『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』の
デモリッシャーの海外名であるが、関連性は無い。

ジョルト/Jolt
変形車種:ゼネラルモーターズ(GM)・シボレー・ボルト
サイドスワイプ達とは少し遅れて地球に到着したトランスフォーマー。
両腕にスタンガンのような武器を装備する。
本編では台詞がまったく無く、
ノベライズに至っては名前すら出てこないが、
オプティマスとジェットファイアの合体を支援するなどの活躍を見せる。
『マイクロン伝説』などに同名のキャラクターがいるが、変形モチーフが異なる。

ジェットファイア(スカイファイアー)/Jetfire
変形機種:スカンクワークス、ロッキード・SR-71 ブラックバード
声:マーク・ライアン/日本語版:江川央生
元ディセプティコンの傭兵だった老将。
フォールンの命令でマトリクスを捜し求めて
古い時代から地球に潜伏していたトランスフォーマーで、
全世界に彼と同じ使命を持ったトランスフォーマーが点在している事が確認されている。
戦争を始め、相手を憎むことしか知らないディセプティコンを嫌悪し
オートボットに鞍替え、
何らかの事情でスミソニアン航空宇宙博物館にブラックバードとして展示されていた。
本人の発言から、両親(父親は旧型車だったらしい)がいた事が判明している。

長期にわたりエネルゴンを摂取できなかった為体の老朽化が激しく、
動くたびにパーツがいくつかこぼれる事があり
ランディングギアを杖代わりにして歩いている。
記憶情報の取り出しも困難が見え、
サム達との会話でも思い出すのに時間がかかる為あまり会話に脈略が無いが、
本質は博識であり様々な古代言語を理解することができる。
現在では製造困難なスペースブリッジ(空間移動能力)が体内に搭載されており、
周囲の物体ともども遥離れた地にテレポートする能力を持つ。
老朽化の影響で火器も上手く使用できず
(逆方向に撃ってしまったり、落としてしまったりしている)、
戦闘では鎌のように変形させた杖を武器として使用する。

名称はG1シリーズに登場したスカイファイアー(ジェットファイアー)
に由来しているのだが、
オプティマスとの合体、好戦的な性格などユニクロン3部作に登場した
ジェットファイアーの設定が反映されたキャラクターとなっている。


ディセプティコン(デストロン)/Decepticons
惑星サイバトロンを壊滅に追い込んだ悪のトランスフォーマー軍団。
前回の戦いの後、地球に残った僅かな残党が活動していたが、
逃げ延びたスタースクリームを筆頭とする新たな軍団が地球に再来し、
オートボットおよびNEST部隊と激しい戦いを繰り広げる。
ディセプティコンにはコンストラクティコンをはじめ、
前作のブラックアウトと同型のグラインダー等、
いくつかのタイプに同型体が複数存在する事が確認されている。

前作から引き続き登場するトランスフォーマー
メガトロン/Megatron
変形形態:エイリアンタンク
声:ヒューゴ・ウィーヴィング/日本語版:中村浩太郎
ディセプティコンのリーダー。
前作で倒されローレンシア海溝に沈められたが、
キューブの欠片の力により不完全ながらも復活を遂げる。
ザ・フォールンに師事しており、
その関係は初代アニメシリーズにおけるガルバトロン
とユニクロンを彷彿とさせるものとなっている。
前作で自分を殺したサムを恨んでいる。

復活の過程で破損した身体を
コンストラクティコンズのパーツを使って修復されたため、
前作から引き続き登場するトランスフォーマーの中で唯一姿が変わっており、
両腕が左右非対称になり、足がキャタピラ状になっている。
後、劇中でのオプティマスとの格闘シーンで確認できる通り、
前作より小型化している。
今作の変形形態はタンクモードであるが、飛行も可能で、飛行する際には翼が出現する。

スタースクリーム/Starscream
変形機種:ロッキード・マーティン・F-22ラプター(ステルス戦闘機)
声:チャーリー・アドラー/日本語版:宮澤正
前作で唯一地球から脱出した、ディセプティコンのNo.2。
今作では伝説上のディセプティコンに肖り、全身にオールスパークの柄の刺青を施している。
声は前作と同じ声優が担当しているが、エフェクトが無くなり、
よりG1スタースクリームに近いハスキーな声で話している。
他にもG1を想起させるシーンが多く見られ、
メガトロンには帰還後に一人で逃げ出したことを咎められた。

今作から新たに登場するトランスフォーマー

サウンドウェーブ/Soundwave
変形形態:エイリアンサテライト(人工衛星)
声:フランク・ウェルカー/日本語版:郷里大輔
アメリカ軍の軍事人工衛星に取り憑くような形でハッキングし、
機密情報の盗聴等による情報収集等を行い
衛星軌道上からディセプティコンの活動をサポートする。
今回は単体での変形による活動や戦闘は行わない。
名称はG1シリーズに登場した同名キャラクターに由来する。
前作でもヘリコプターへ変形するサウンドウェーブの登場が検討されたが
実現せず
(代わりに大型ヘリに変形するブラックアウトとカセットロンの一人である
フレンジーが登場した)、
その後アメコミでの登場を経て、本作でファンの期待に応えての登場となった。

ラヴィッジ(ジャガー)/Ravage
サウンドウェーブの胸部より放たれる、
動物のジャガーの姿を模した単眼のディセプティコン。
地球上のジャガーと同程度の大きさであるが、
背部のバルカン砲など豊富な武装を持ち、
ドクターやインセクティコンなどの小型ディセプティコンを体内に収納する事も可能。
モチーフはG1シリーズに登場したサウンドウェーブの部下の諜報破壊兵ジャガーで、
デザインや設定共にほぼ同じである。
またノベライズではカセットを思わせる直方体の物体にも変形している。

インセクティコン(インセクトロン)/Insecticons
地球の節足動物に類似した姿を持つ超小型トランスフォーマー。
リードマンへと変形するパチンコ玉型のものや、
サムの体内を調べる際にドクターが使用した芋虫型、
羽を持つハエ型などが存在する。
G1やビーストウォーズに同カテゴリーのTFが存在するが、
昆虫型であるという点以外の共通項はない。

リードマン/Reedman
声:フランク・ウェルカー
ラヴィッジの体内から放たれたパチンコ玉サイズのインセクティコンが合体した姿。
サイズは人間より小さいが、
全身が鋭利な刃物で構成されていて、
ボディが紙のように極端に薄い為、隠密行動に長けている。
アメリカ政府によって管理されていたオールスパークの欠片を強奪する。

アリス/Alice
変形形態:成人型の白人女性
(小説版によると、CMに使用されていたホンダ製の女性型ロボットを
スキャンしたらしいことが示唆されている)
演:イザベル・ルーカス/吹き替え:牛田裕子
人間に擬態する「プリテンダー」と呼ばれるトランスフォーマー。
人間と同サイズだが、口から触手を伸ばし、
手からビームを発射するなど、人間が相手にするには充分脅威である。
女子大生を装ってサムに近づく。
サム一行との追跡劇はターミネーターのパロディとなっている
(ちなみに本作の直前にターミネーター4が公開されており、
ロボット映画対決と言われた)。
目の色は前作のフレンジーと同様、他のディセプティコンと異なり青色である。

ザ・ドクター/The Doctor
変形器具:光学顕微鏡
声:ジョン・ディ・クロスタ/日本語版:龍田直樹
ディセプティコンの軍医。
人間の頭部ほどの大きさしかないが、
膨大な解剖学の知識を持っており、目的の為なら手段を選ばない残虐な性格で、
メガトロンを修理する際「パーツが足りない」という理由で
味方のディセプティコンを他の者に分解させてパーツを奪ってしまうほどである。
解剖する際はメガネをかけ、
被験者の体内に小型ドローンを侵入させて調べる他、
丸鋸などの医療器具も利用する。
英語を話す際はドイツ訛りで会話している。
顕微鏡へと変形するトランスフォーマーとして
パーセプターが登場しているが
こちらはオートボットに所属しているキャラクターであり、関連は薄い。

デモリッシャー/Demolishor
変形機種:O&K/テレックス・RH400・油圧ショベル
声:カルヴィン・ウィマー/日本語版:大滝寛
スカベンジャーと同じ建機種に変形する単体型コンストラクティコン
(ただし腕の色が異なっている)。オプティマスの数倍以上の巨大な体躯を持つ。
メガトロンが機能停止している間、
上海に潜伏しているディセプティコン達を仕切っていた。
上半身のみの姿をしており、
両腕はシャベルが変形したバケットアームになっている。
体の上下にキャタピラが変形した大型のタイヤを持ち、
状況に応じて一輪と二輪に使い分けて走行する。
撮影中スタッフからWheelBot(ホイールボット)の渾名で呼ばれていた。

サイドウェイズ/Sideways
変形車種:アウディ・R8
上海に潜伏していたディセプティコンの1人。
本来はあまり好戦的な性格ではないようで、
NESTに発見された際には全く戦おうとせず真っ先に逃走した
(ただしゲームではノコギリと狙撃銃を使用しており、
接近戦が不得手なだけという意見もある)。
デザイン発表時から前作のバリケードと似ているとファンの間で騒がれたが、
似ているのは単純にCGデザインを流用しただけである。
名称は『マイクロン伝説』のダブルフェイス、
『ギャラクシーフォース』のノイズメイズの海外名に由来している。

グラインダー/Grindor
変形機種:シコルスキー・CH-53E スーパースタリオン (多用途ヘリコプター)
声:フランク・ウェルカー
前作のブラックアウトと同型のディセプティコン。
頭部や体色などが若干異なっており、変形機種も異なる。
予告編に登場した際、ブラックアウトの再来かとファンの間で騒がれたが、
サイドウェイズ同様CGデザインを流用しただけである。
かつてのシリーズに同名のキャラクターが複数存在しているが関連は無く、
名前だけ借りたオリジナルキャラクターである。

バッファロー型ディセプティコン(名称不明)
変形車種:バッファロー (地雷除去車)
前作のボーンクラッシャーと同型のディセプティコン。
エジプトでの戦闘の際に確認できるが、
前作のボーンクラッシャーとの関連は明らかにされていない。
サイドウェイズ、グラインダーなどと同様、CGデザインを流用しただけである。

ウィーリー/Wheelie
変形器具:モンスタートラック型・RCカー
声:トム・ケニー/日本語版:龍田直樹
ディセプティコンのスパイ。RCカーに擬態し、キューブの欠片の在り処を調査する。
口は悪いが、武器もなく臆病な性格。早口のブルックリン訛りで会話している。
キューブの欠片を持っていたミカエラを見張っていたが、
仕掛けられていたネズミ捕りにかかったところをミカエラに見つかり
ガスバーナーで折檻され、人質兼情報源にする為に金属製の箱に詰められる。
ジェットファイアーから「ディセプティコンが勝利すると宇宙が滅ぶ」と聞かされ、
オートボットに寝返る。
同名のキャラクターとしては、
『トランスフォーマー ザ・ムービー』に登場したミニボットのウィーリーがおり、
小柄である事や口調が汚い事など共通点も多いが、
こちらは最初からオートボットに所属している。

イジェクター/Ejector
変形器具:サムの家のトースター
サムが持っていたキューブの欠片の影響で誕生したトランスフォーマー。
同様の経緯でダイソンの掃除機、Blendtec社のミキサー、
コーヒーミル、電子レンジ、ガスコンロなどもトランスフォーマー化している。
あまり大きくは無いものの火器は豊富な上に獰猛な為、
民間人が接近するにはかなり危険である。
過去にスピルバーグが関わった『グレムリン (映画)』がモチーフになっていると思われる。

ディセプティコン・プロトフォーム/Decepticon Protoforms
トランスフォーマーの、機械等をスキャンする前
(もしくはスキャンデータを反映していない状態)の形態。
近くに自分の質量に合った機械が無かったのか、
プロトフォームのままで戦闘を行っていた。
メガトロンの部下として何種類か登場し、
それぞれ頭部や武器などの細部が異なっている。
前作のブラックアウトの頭部のデザインを流用したタイプも見られる。

ストーカースコルポノック(メガザラック)/Stalker Scorponok
サソリの姿を模したディセプティコン。
前作のスコルポノックと同型のディセプティコンである。

コンストラクティコンズ・デバステーター(ビルドロン・デバスター)
/Constructicons
建設車両から成るトランスフォーマー達。
その内の7体は合体することによりデバステーターになる。
合体に加わるメンバーは劇中では個別では変形しない。
合体するものと単体で活動するものはそれぞれ別人である。
前作に登場したエイブラムス戦車に変形するデバステイター(ブロウル)とは
別の存在であり、特に関連も無い。

スカベンジャー/Scavenger
変形機種:O&K/テレックス・RH400・油圧ショベル
デモリッシャーの同型体で、全身が赤色となっている。
サイズはメンバーの中で最も大きい。
合体する際には上半身と両肩に変形。
劇中において単体で変形はしない。
名称はG1シリーズの同名のキャラクターに由来する。

ミックスマスター/Mixmaster
変形機種:マック・トラック・ミキサー車、移動砲台
声:マイク・パットン
銀色のミキサー車に変形、合体する際には頭部に変形する。
長い手足と、タンクから変形した装甲板が特徴。
ビークルモードではボンネットのキツネの顔の彫刻や、
タンクにディセプティコンのエンブレムがあしらわれている。
劇中では同型のトランスフォーマーが複数登場する。
ブルックリン橋の上でアメリカの国旗をへし折っているのは彼である。
前日談コミックにも登場している。
名称はG1シリーズの同名のキャラクターに由来する。

ランページ/Rampage
変形機種:キャタピラー・D9L・ブルドーザー
声:ケビン・マイケル・リチャードソン
ブルドーザーに変形。
合体する際には左脚に変形。
キャタピラから変形した両腕のムチとバネ状の下半身が特徴。
劇中では単体で変形する赤い個体と、
デバステーターに合体する黄色の個体が登場しており、
実際にランページと呼ばれたのは赤い個体の方であり、
海底のメガトロンを修理するシーンに登場したのも赤い個体である。
赤い個体はスタースクリームの命令でサムの両親を人質にし、
マトリクスを入手するためサムを脅迫。その後、バンブルビーと激戦を繰り広げた。
撮影中、スタッフからSkipJack(スキップジャック)という渾名をつけられていた。
メンバーの中で最も小柄だが、それでもバンブルビーより一回り大きい。
G1のボーンクラッシャーに相当するキャラクターであるが、
前作で同名のキャラクターが登場したため名称が変更された。
ランページはG1シリーズや『ビーストウォーズメタルス』などに
同名キャラクターが存在する。

オーバーロード/Overload
変形機種:コマツ・HD465-7・アーティキュレートダンプトラック
赤色のアーティキュレート・ダンプに変形。
合体する際には腰に変形。4本の腕と、背中にあるクロー状の武器、3つの目が特徴。
劇中においては単体で変形しないが、ロボットモードのデザインは存在する
(各種コンセプトアートや、本作を原案とした絵本などから確認できる)。
『マイクロン伝説』(ウルトラマグナスの海外名)や
『マイクロマスター』等に同名キャラクターが存在するが、
『超神マスターフォース』のオーバーロードとはスペルが異なる。

スクラッパー/Scrapper
変形機種:キャタピラー・992G・ホイルローダー
黄色のホイルローダーに変形。合体する際には右腕に変形。
細身の体型が特徴。
左腕がチェーンハンマー、右腕は爪状の武器になっている。
同型のトランスフォーマーが複数体登場する。
前作公開後に発売されたゲームで同名のドローンが登場しているが関連性は無い。
名称はG1シリーズの同名のキャラクターに由来する。

ロングハウル/Long Haul
変形機種:キャタピラー・773B・重巨大ダンプ
緑色の重巨大ダンプに変形。合体する際には右脚に変形。
マッシブで大柄な体型が特徴。
劇中では体色が異なる同車種のトランスフォーマーが1体登場しており、
こちらはデバステイターの合体シーンにのみ登場している。
フリーランスのあるデザイナーがインターネットで公開していた
ファンアートが原型となっており、
本作のデザインはさらにスタッフがアレンジを加えたものである。
ダンプ形態はコンストラティコン最小のランページとほぼ同サイズにも関わらず
ロボットモードではスカベンジャーに次ぐ巨躯となっており、
変形の前後で明らかに体の大きさが変わっている
(デザイン段階で変形車種が変更された事が原因だったようである)。
前日談コミックにも登場している。
前作公開後に発売されたゲームで同名のドローンが登場しているが関連は無い。
名称はG1シリーズの同名のキャラクターに由来する。

ハイタワー/Hightower
変形機種:コベルコクレーン・CK2500・クレーン車
クレーンの長さの関係でスカベンジャーに次いで大型。
黄色のクレーンに変形。合体する際には左腕に変形。劇中においては単体で変形はしない。
ロボットモードのデザインが唯一存在しない。
『トランスフォーマー カーロボット』に登場する
ビルドサイクロンの海外名に由来する。

ブルドーザー型ディセプティコン(名称不明)
変形機種:キャタピラー・D9L・ブルドーザー
デバステイターの合体シーンのみ登場。
ランページに似ているが小型である。ハイタワーに続いて左手首に合体する。

ショベルカー型ディセプティコン(名称不明)
変形機種:VOLVO・ショベルカー
メガトロンを修理するシーンにのみ登場。
バケットが油圧クラッシャーのようなものになっている。
また、このバケットがスクラッパーの右腕の武器と酷似しており、
スクラッパーの肩にキャタピラのような物が確認できるため、
スクラッパーがトリプルチェンジャーだという説がある。

ダンプカー型ディセプティコン(名称不明)
変形機種:キャタピラー・773B・重巨大ダンプ
デバステーターの合体シーンのみ登場。
ロングハウルと同型で、黄色のダンプカーに変形する。
合体する際、ハイタワーより前にダンプカーのタイヤのような物が
左肩の部分に確認できるため、左肩に変形すると思われる。

デバステーター/Devastator
声:フランク・ウェルカー/日本語版 : 原康義
コンストラクティコンが合体して誕生する超巨大トランスフォーマー。
頭部を大きく開いてあらゆる物体を吸引し、口内のミキサードラムで粉砕する。
両腕の爪はチェーンアンカーとして飛ばすことができる。
その巨体は見る者を圧倒するが、知能はあまり高くなく、また動作や反応も鈍重である。
また、合体後の鉄球がいかにも男性の睾丸を思わせる位置にあるなど
スタッフのお遊び具合が伺える
(本編でもシモンズにそれと分かるような台詞を言わせている)。
名称はG1シリーズに登場したデバスターに由来している。
建機型TFが合体して完成するという設定はそのままだが、
今作では合体する個体の数が増えている。

古代トランスフォーマー [編集]
今は失われてしまったエネルゴン製造方法を知る、原初のトランスフォーマー。
何者かが作ったオールスパークによって誕生した存在で、
徐々に増え文化を作る過程で古代トランスフォーマーのまとめ役、
プライムと呼ばれる7人の兄弟が登場する事となる。
以降、この名称は代々子孫へと受け継がれ、全体のリーダーシップを取ることとなる。

ザ・フォールン/The Fallen
声 - トニー・トッド/日本語版 : 銀河万丈
エネルゴンとなる恒星を求め宇宙を探索した7人のプライムの1人。
探索の果てに条件を満たす恒星の一つ、地球の太陽を探し出したが、
ルールに従い生成を見送ろうとする兄弟達と対立し、
種の為(実際には自身のエネルゴン掌握のための方便であり、
種のことは考えていない。『Defiance』より)と離反。
ジェットファイア曰く他のプライム達より争いが強いらしい。
ディセプティコンを創設し対立するも鍵となるマトリクスを隠され、今日まで至る。
テレポートや重力を操る能力を持ち、他の兄弟同様ロッドのような武器を持っている。
小説版では一貫して「墜落せし者」と訳されている。
名称はアメコミ『The War Within』に登場した同名のキャラクターに由来。
体中の隙間から赤い炎のような光が漏れているなど、デザインにも共通点が見られる。

6人のプライム達
声 - マイケル・ヨーク、ケビン・マイケル・リチャードソン、
ロビン・アトキン・ダウンズ/日本語版:銀河万丈、郷里大輔、原康義
ザ・フォールンと供に地球に訪れたプライム達。
掟に反して地球を滅ぼそうとしたザ・フォールンと対立し、
マトリクスを奪った後、自らの命を犠牲にして、マトリクスを封印する。
肉体は滅んだものの、魂はマトリクスに宿っており、
サムの行動を見守っていた。
6人のうち誰かの子孫がオプティマス・プライムとされている。
顔のデザインと体のデザインはそれぞれ微妙に違っている。
アメコミなどに登場した原初のトランスフォーマーや、
コンボイ以前のマトリクス保持者達がモチーフになっている。
また劇中でのサムの台詞から、センチネル・プライム
(G1コンボイの先代のマトリクス保持者と同名)の存在が示唆されている。

…登場するトランスフォーマーたちの設定をずらずら並べただけでも
かなり楽しいでしょう?
彼らに関する歴史的な設定を整理すると以下のように説明されます。
全編ネタ晴らしそのものなので念のため

本来オールスパークとは
トランスフォーマーを誕生させた何者かが作り出したものであり、
原初のトランスフォーマー達はそれの器でもあり生命活動の元となる
エネルゴン・キューブを製造することが出来るマシンを建造する技術を得ていた。
しかし、製造に適した恒星を探す中、
探索隊のリーダーでトランスフォーマーの指導者でもあるプライム兄弟
(小説では13人という設定)が一万年前の地球に降り立つが、
エネルゴン・キューブの生成の是非を巡って争いが起こり、
生成を強行しようとした者から星を守るため
マシンを起動させる鍵「マトリクス」を隠し、残る全員が命を落とす。

兄弟と離反した者は「ザ・フォールン」と名乗り、
自身の手足となるディセプティコンを創設
(故にディセプティコンインシグニアは
ザ・フォールンの顔が模されたものである)。
ザ・フォールンは兄弟と袂を別けた後、
故郷サイバトロン星へと戻って星の覇権を握り、
兄弟の子孫を根絶やしにしようと戦争をしかけるが何らかの理由で戦争は中断され、
ここで一旦歴史が断絶される(『Defiance』より)。

それから後の時代、メガトロンがザ・フォールンと出会い、
その弟子となったことで戦争が再開。
これが後のサイバトロン星壊滅に繋がる。

オートボットのルーツは古代トランスフォーマーによる、
和平・共存を望む『プライム王朝』の意思を受け継いだ
本来のトランスフォーマーの姿であると説明がある。
ザ・フォールンによってプライムとその子孫はことごとく殺されたが、
その最後の子孫が孤児として戦争が中断された事もあって辛うじて生き延び、
後のオートボット総司令官としてディセプティコンと敵対する事になる。

ザ・フォールンは地球の場所そのものをすでに知っており、
ジェットファイヤーなど多数の配下を送り込みマシンの所在を調べさせていた。
しかしオールスパークが落着した場所である事は近年まで判らず、
「マシンのある星」と「オールスパークが落着した星」が同一の星である事は長い間、
誰も知らなかった。

オールスパークの器だったエネルゴン・キューブは破壊されたが、
いくつかの欠片はサムの服、メガトロンの体などに残った。
そしてオールスパーク本体といえる膨大な叡智は
その時キューブを持っていたサムの脳に移った
(小説版ではサムがプリンストン大学に入学できるほどに成績が向上したのは
その影響によることが示唆されている)。

―というような事情を踏まえて「リベンジ」のドラマが展開する、
という事になっています。

アフリカ大陸でのロケ撮影において、
ヨルダンのペトラ遺跡とエジプトのピラミッドをロケ地にした撮影が行われた。
ただ背景として映しただけでなく、
役者が実際に中に入ったり登ったりもしているが、
これはそれらを管理するヨルダン王室およびエジプト考古学最高権威の
ザヒ・ハワス氏がトランスフォーマーシリーズの大ファンだったため、
今回特別に認められたものである。

終盤でのプロットのモチーフになったのは、
アニメ第1作の第12話「ソーラーエネルギーを盗め!」
(原語版第18話「Changing Gears」)である。
他にも旧作アニメに対するオマージュが散りばめられている。

本作登場のTF達のデザインは、
前作から登場しているトランスフォーマーと比べてより奇抜になっているが、
これは「ごちゃごちゃし過ぎていて誰が何をどうしているのかわからない」
という前作に対する批判を受けてのものである。

監督のマイケル・ベイは前作で
「道路でのバトルシーンはもうやらない」と発言していたが、
今作では前作以上にスケールアップしている。
前作同様、マイケル・ベイ本人が端役で出演している。
劇中でミカエラのペットとして登場しているマスティフ犬
「ボーンズ」のフルネームは「ボーンクラッシャー」であり、
マイケル・ベイ自身のペットである。

今作は前作から2年での2009年公開となり続編制作も決定しているが、
今作よりも十分な期間での制作をしたいという監督の希望で、
3年後の2012年夏の公開を予定している。

主演を務めるシャイア・ラブーフは撮影中に左腕を負傷し、
撮影の続行が危ぶまれたが、
マイケル・ベイは「それならそれで対応する」として撮影を続行した。
本編後半でサムが左腕に包帯を巻いているのはこの為である
(本編ではスペースブリッジで飛ばされた際に負傷したことになっている)。

オプティマスがジェットファイヤーと合体して
パワーアップするアイディアは映画制作会社から提示されたもので、
ロボット同士の合体によるパワーアップという
日本のロボットアニメにおけるパワーアップの常套手段
(タカラトミーでいえば他に勇者シリーズなど)とも取れるアイディアが
海外側から提示されたことにタカラトミー側も
当初驚きを隠せなかったという
(トランスフォーマー・リベンジアルティメットガイドタカラ・トミー開発スタッフ
インタビュー記事より)。
但し、アメリカでも『カーロボット』などが放映されており、
これらの作品によって
「ロボット同士の合体でパワーアップする」
というパターンがアメリカでも受け入られるようになったと思われる。

マイケル・ベイ監督のインタビューよりメイキングに関する部分を採録します。

マイケル・ベイ
'65年、LA生まれ。'95年、『バッドボーイズ』で監督デビュー。
『アルマゲドン』『パール・ハーバー』などのメガヒット作を発表し、
ハリウッドを代表する存在に。
'10年には『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』の公開が控える。

映画のためなら本物の車を何台もクラッシュさせ、
セットを破壊し、豪邸をも爆破させるマイケル・ベイ。
やり過ぎにも思えるが、映画の撮影現場を戦場に例えるなら、
彼の攻めの姿勢は指揮官のようだ。実際、現場での彼は“将軍”と呼ばれることもある。
これは攻撃的な姿勢から来たものと言うより、
100人以上のスタッフに指示を出す必要がある統率力の表れというべきだろう。
「自分は周囲に要求するものが多いし、現場でも威張っているよ(笑)。
ただ、自分がそこで何をしたいのか常にはっきりわかっているから、
周囲を混乱させることはない。
一日の撮影量は多いが、ダラダラと長時間に渡って撮影することもないね」

撮影現場でベイを探しだすのはたやすい。とにかく、頻繁に大声をあげているからだ。
「スタッフには、よく“マイケルはすぐ怒鳴る”と言われるし、
自分でもよく怒鳴ると思う。
でも普段から意味もなく怒鳴っているわけじゃない。
爆発やアクションで、良く聞こえないと困る時には大声を出さざるをえないからね。
怪我をされたら困るじゃないか。
普通なら助監督が怒鳴る役だが、僕の撮影現場は彼と僕と両方で怒鳴ってる(笑)。
その方が、進行が速いんだよ」

そんな武闘派ベイが、
今回の『トランスフォーマー/リベンジ』で何を破壊するのか大いに気になるところ。
しかしそこは将軍、
「たくさん破壊したから覚えてないな。まあ、前作よりは爆破は少ないね」
とジョークにすりかえ、簡単には“作戦”を明かさない。
観客を驚かせたい彼は公開前の作品については口が固い。
それでも本作で実現した大きなチャレンジについて、嬉しそうに語ってくれた。
たとえば、30年も許可されることがなかったピラミッドでの撮影。
ベイはエジプト政府と7カ月にわたって交渉してこれを実現させた。
「エジプトの有名な考古学者で遺跡の管理を統括している人間が、
幸いにも前作のファンだった。
連絡を取ったら、承知してくれた。彼らはとても協力的だったね」

さらに驚かされるのは、ヨルダンの有名なペトラ遺跡でもロケを敢行。
それは『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』以来20年ぶりの
ハリウッド映画のロケとなったが、本作の方がスケールは大きいようだ。
「今まで誰もやったことのない、僧院の上からの撮影を敢行した。
ヨルダン軍のヘリコプターが36機、我々クルーと機材をそこまで運んでくれたのさ。
そこでクレーン撮影をしたんだが、
おかげで誰も見たことのない角度からペトラを撮ることができた。この映像は凄いよ」

VFXも含めて観客に「凄い!」と思わせるエキサイティングなものを提供したいと、
彼は語る。
「他の監督なら手間を考え、“ピラミッドなんてデジタルで十分だ”ということになる。
でも俺は撮ったことがないと聞くと、ますます撮影したくなってしまうタチなんだ」

しかし、ベイがもっともやりたかったことは他にある。
前作以上に熱い映画を撮る、ということだ。
「前作は物語とキャラクター紹介の基礎固めに集中していたので感情面に迫れなかった。
その点今回は、観客もキャラクターを知っているので、
彼らの感情面を、時間をかけて見せることができる。
サムと恋人、両親との複雑な葛藤を描けたので、深く感情移入できるだろう。
それに今度はトランスフォーマーたちもエモーションを持っているのさ!」

前作が7億ドル以上の世界興収を上げた実績もあり、
この夏世界でもっともヒットする映画になると見られている
『トランスフォーマー/リベンジ』。となれば、
シリーズ化の戦略も練られていそうなものだが、ベイ将軍はきっぱりとこれを否定する。

「脚本家には“次があると思うな”と言っている。
くだらない思わせぶりなネタで続編を意識させたくない。
これしかないつもりで最高のものを書いてほしいんだよ」
もちろん第3作目の企画は既にあるのですが、
これは制作の姿勢の話をしているのでしょう。

最後は主演、シャイア・ラブーフのインタビューから

Q.あなた自身、『トランスフォーマー』が
これほどの大ヒットになることを予想していましたか?

このタイトルを聞いたら、
80年代に生まれの連中がノスタルジーにかられてこの映画を見に行くのは予想していたよ。
だからぼく自身にとって一作目のヒットに驚きはなかった。
マイケル(・ベイ監督)は心配していたみたいだけどね。
撮影している時は、ぼくもこんな大作に参加したことはなかったから、
とにかく無我夢中だった。
でも二作目では映画作りの流れについて多くのことを勉強していたから
大分落ち着いてやれたよ。
ロボットが最終的にどうなって、どのぐらいまで近づいてきて、
特撮工房のILMがVFXをどう処理をするかといったこともある程度想像がついたからね。

Q.今回、再びサムを演じた印象について聞かせてください。

新作は、前作よりスケールが大きいし、
展開が早くて爆発なんかもふんだんに出てくる。肉体的にはかなりきつかったよ。
でも新作がとても魅力的に感じたのは、サムのキャラクター設定なんだ。
サムは大学生になって親元を離れるんだけど、
授業中に突然幻覚を見で取り乱してしまったりする。
前作で地球を救った後、
彼は平凡な生活を送りたいと思っていたんだけどなかなかそうはいかないんだ。
幻覚を見てパニックに陥るサムを演じるのはとても演じがいがあった。
それとこのシリーズにはコメディの要素がたっぷり入っていて、
アドリブやコメディアンにトライ出来るのは楽しかったよ。
他の映画ではなかなかそういったチャンスはないからね。

Q.マイケル・ベイ監督の演出の魅力について教えてください。

マイケルは“ジキルとハイド”なんだ。
現場にいないときは、彼は世界でもっとも優しい人だよ。
準備のときも、周囲に配慮を怠らず、ものすごく優しい。
でも、いったん現場に足を踏み入れると、突然鬼軍曹になるんだ。
クランクインからクランクアップに至るまで、
全クルーをフルパワーで駆り立て、驚異的なペースで、
目も眩むようなアクションシーンを次々とこなしていく。
これほどの規模の撮影を、こんなに速く撮影する監督は見たことがないよ。
彼のペースについていくだけで正直とても大変なんだ。
でも彼の映画では、現場が一日中緊張感に満ちているから、
そのままの精神状態でいればすんなり演技ができるんだ。
それとマイケルは、役者の頭でっかちの演技が大嫌いなんだ。
例えば、息を切らして走り回るシーンでは、
役者は本ふりではなく当に息を切らして走り回るべきだと考える。
だから、最初の3、4テイクはフィルムを回さないで、
役者が本当にバテて、息を切らせるのを待つんだ。
でも、役者はそんなことは知らないから毎回本気で走るんだよ(笑)

Q.もしもマイケル・ベイが三作目をやるとしたら、あなたももちろん参加されますよね?

クランクインを2011年まで待ってくれるなら、答えはもちろんイエスだよ!
来年はすでに作品が入っているからね。
でもマイケルも次は違ったタイプの映画をやりたいと言っているし…

以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて『トランスフォーマー: リベンジ』の頁をご覧下さい。



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