「トゥームレイダー」映画製作裏話
★映画基礎データー★「トゥームレイダー」 2001年 アメリカ映画 監督 サイモン・ウェスト 脚本 パトリック・マセット 出演 アンジェリーナ・ジョリー |
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ゲームの「トゥームレイダー」は
イギリスの富豪の娘ララ・クロフトが依頼人の依頼を受けて、
世界中何処にでも出かけて宝捜しをする、
インディー・ジョーンズの女版、トレジャーハンターものだそうで
す。
私はゲームはやったことが無いので、
映画とゲームと何処が同じで、何が違うか
知りません。
どなたかご存知の方が居ましたら、フォローをお願いします。
この手の作品は、
「ロマンシング・ストーン」の正続編、「ハムナプトラ」シリーズ
など既に傑作も多いので、
余程のものを作らない限り、観客に馬鹿にされてしまって、
ヒットは望み様もありませんが、
まさに映画の「トゥームレイダー」はその厄介な壁を登りきった作
品です。
一番の功労はアンジェリーナ・ジョリー。
スタントマンに任せりゃ良いようなスタントのほとんどを彼女がラ
イブでこなしたそうです。
こういう無茶は、役者根性とは別に保険会社が嫌がって、
なかなか撮影できなかったりと大変なのですが、
パイクから格闘技、射撃、トランポリンとあらゆる訓練を受けま
くって、
禁酒禁煙、禁Hの日々を送って撮影に望んだとか。
反動で、「ポアゾン」とかR−18やっちゃうわけだ。(うそ)
特に屋敷内でバンジージャンプ(?)しながら
敵と銃撃戦をやるとこなぞ、ちょっとないパターンのアクションで
したし、
カンボジアロケで、アンコールワットの現物がハリウッド映画にデ
ビュー(!)したり、
ロシアロケでは、大型軍用ヘリの編隊飛行や水陸両用軍用車両の登
場など、
いままでスクリーンで見たことも無いものが次々に出てくる。
ララのファッションとか、美術全般、お金がかかっていて、
贅沢でとてもスタイリッシュでした。
ちょっとしたシーンとかでも、
やりとりに小業が利いていて、
その意味でも、
映画としての見せ方は、とてもセンス良く工夫された作品ですが、
比べて脚本、というかストーリーが平凡で退屈でもったいなかった
です。
ある日ララは、20年前に失踪したララの父クラフト卿(J・ボイ
ト)の隠し部屋から、
不思議なアンティークの時計を発見する。
そこには謎の星座表が隠されていた。
5千年に一度の惑星直列の時、
時空の扉を開ける鍵となる“Holly Triangle”に
よって、
秘密結社イルミナーティは人類の支配を企んでいると…。
惑星直列に、時空の鍵、秘密結社、
使い古された三大ネタが工夫も無しにそのまま出てきてしまう。
敵が魅力なくてね。
インディーと戦ったナチの将校とか、暗黒邪教のおっさんとかの方
が、
キャラがあった。
J・ボイトとの親子共演はキャスティング的にはよかったですが、
シーンとしては思ったとおりの展開で、意外性・発展性が無く
つまんなかったです。
「ロマンシング・ストーン」では主人公二人は結ばれたし、
「ハムナプトラ2」では、前世の因縁までけりをつけている。
主人公達は、冒頭とラストではやっぱり違う顔をしてました。
結局、あんだけの大冒険をしたのに、ララがちっとも成長してない
んですよね。
さりとて、なにがあっても私は私、と大見得切ることがテーマとい
うことも無い。
いったい、時空の鍵は彼女にとってなんだったのか、
オヤジさんと自分の関係を見つめなおす気があったのか、
なかったのか。
続編にアンジェリーナはおおいに乗り気だとか、
それは良いのだけど、
製作者はなにかしらドラマをどうするか、考えないと、
本当にロールプレーイングゲームを実写に引き写しただけのものに
なっちゃいます。
ゲームファンはそれで良いんだという説もありますが、
高額の制作費と数年の時間を費やして、それじゃもったいないで
す。
映画製作者たちには、ゲームを超える面白さをねらうという野心を
持ってもらいたいです。
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