「トロン:レガシー」

「トロン:レガシー」映画チラシ■作品基礎データ
「トロン:レガシー」
2010年 アメリカ映画
監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:エディー・キツィス アダム・ホロビッツ
出演:ギャレット・ヘドランド

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デジタル界のカリスマであるケヴィン・フリンは、7歳の息子サムを残して姿を消した。
20年後、サムは父からの謎のメッセージに導かれて、
コンピューターの中の世界に入り込んでしまう。
そこは、父が創造した
“理想の世界”──だが、今やクルーという独裁者がすべてを支配していた。
命を狙われたサムは、クオラという女性に救出される。はたして父の行方は?
そして、人類の存亡を脅かすこの世界の秘密とは…?

圧倒的なダイナミズムと映像美で観る者を飲みこみ、
ドラマティックな展開で陶酔させるのは、ジョセフ・コシンスキー監督。
アップルやナイキなどの革新的なコマーシャルを手掛けてきた最先端の
映像クリエイターが、映画の新たなるフロンティアを切り開く。
サム役には「トロイ」「エラゴン」にも出演した新進気鋭の若手俳優
ギャレット・ヘドランド。
サムの父ケヴィン役には、「クレイジー・ハート」で本年度アカデミー賞主演男優賞に
輝いた名優ジェフ・ブリッジス。
また、全編に渡りエレクトロニック・ミュージック界屈指のトップ・アーティスト、
ダフト・パンクの音楽がフィーチャーされ、
映画の枠を超えたセンセーションを巻き起こしている。

「トロンレガシー」3D見ました。
けど、これ2D版と言うのはあるのだろうか?
映像の衝撃度が全てで中身なんかないものと決めつけてましたが、
そこそこ楽しめました。

旧作はディズニーものの少ないテレビ放送の機会に録画して見てます。

あれはゲーム会社の乗っ取り騒動で、
世辞に疎いゲームプログラマーが副社長にゲームの世界に飛ばされ、
合法的に抹殺されそうになるのだけど、
自分がプログラムしたヒーロー”トロン”とタッグを組んで、
悪の帝王(というゲームキャラ)をぶっつぶし生還する、という話。


新作は父と息子の話になっているのだけれど、、
むしろ「MATRIX」をプログラム達の側から見たら、
こんな感じという世界感じゃないかな、と思いましたね。

主人公の父がプログラムした世界だから”クリエーター”
造物主として敬われているのだけれど、
自分そっくりの助手をプログラムしたばっかりに造反される。

ゲームを戦うコロシアムだけでなく酒場が出て来たり、と妙に人間臭いんだけど、
元が人間のプログラマーが作ったゲームの世界。

人の夢も欲望もディフォルメ化して存在する。


ネタばれ改行です。










失踪したお父さんは、
結局、自分自身の”若き日の野望”と差し違える。
-というオチが気に入りました。


そして息子が愛と未来の象徴である”彼女”を
現実世界に連れ帰り、
朝日を「美しいだろう」とふたりして眺めるエンディングは、
実にディズニー的な”明るく前向き”なラストでした。

そのショットが2Dというのはどこか意味深長です。


『トロン:レガシー』でヒロイン・クオラを演じるオリヴィア・ワイルドの
インタビューを採録します。

●謎を多く持ったクオラを演じるにあたって何か役作りで参考にしたものは?
役作りで参考にしたのは、ジャンヌ・ダルクね。
彼女は実在の歴史的人物でとても戦士らしくない戦士であって、
まだ子供なのに軍隊をリードし、まったく真逆の存在なの。
クオラは子供のようなあどけない重鎮さが残るキャラクターで楽天的な部分があり、
重い過去がありながらとても強い人物よ。
肉体面では、武術や剣術、強化トレーニングを沢山行ってクオラとしての体作りをしたわ。

●撮影中のエピソードで楽しかったこと、苦労したこと、失敗してしまったことは?
映画の中で最もエキサイティングな場面が格闘のシーンなの。
とても美しいクラブ内で行われるシーンで、サムが敵のブラックガードに攻撃をされ、
クオラがサムを助ける大きなシーンがあって、
このシーンの為に4ヶ月ほど毎日みんなでリハーサルを重ねたの。
剣を使って戦ったり、キック、パンチ、転がったりという激しいシーンもあったのよ。
撮影の時に、スーツに光を起こすためにワイヤーが通っているんだけど、
汗をかいていたのでワイヤーをつたった軽い感電状態になったの。
でも、みんな興奮してアドレナリンが分泌され、そのまま続けたわ。
このシーンの撮影期間、大変だったので、みんなのことをとても誇りに思うわ。
作品の中では最もカッコよくてクールなシーンになったと思うわ。

●トロンの出演は大抜擢だと思いますが、女優になる前でも大変だったことは?
私のキャリアでは、今がとてもエキサイティングな時なの。
この作品に参加できてキャリアも大きく成長したし、
私にとって大きな進歩につながったと思うわ。
撮影を終えて1年半くらいの間に、
5本の映画とドクターハウスというテレビ番組に参加したの。
最近撮り終えたものは“Cowboys and  Aliens”という作品で、
西部劇とSFを混ぜたような大きな作品。
出演者はダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、
またアイアンマンのジョン・ファブローが手がけている作品なの。
いくつか来年公開の作品もあるけど、ここ最近、全てが変わったの。
本当にトロンの影響であると思うので感謝いるわ。

●スタイルの維持、美容方法などありますか?
今回トロン・スーツを着るということ、また肉体的にもクオラのように強くなり、
格闘シーンもこなす為に、様々なトレーニングを行ったわ。
役を演じていくということは、自分を変えたり、自分自身を切り離していく必要があるの。
私は実際クオラほど強くなく、彼女の持つ体の強さを自分で感じ取りたかったの。
体をき鍛えるために武術のトレーニング、ウェイトトレーニングといったものを行い、
その結果自分では今までないほど細く強い体が出来上がったわ。
でも日々続けて鍛えなくてはいけないということはとても大変だった。 
演劇をしていない撮影前の4、5ヶ月間はトレーニングに集中したの。
残念ながら今は維持していないけど、
あれだけ自分の体が強く鍛えられたと感じられたのは初めてだったし、
いつかあの状態に戻れたらいいなと思うわ。

●初来日で行きたい場所はありますか?
ずっと日本に来たかったので、
今回初めて来日できたことはとてもうれしく思っているし、興奮しているの。
もし時間があれば京都や、いろいろ日本を回ってみたいわ。
私はもともと日本の文化や日本の食事が大好きで、
建築美、ファッションや人間もとても好きなので、
今回はわずか数日間の滞在になっているけど、
昨日は原宿でショッピングをすることができたわ。 
また今夜もちょっとどこかに出かけたいなと思っているの。
また必ず戻ってきて、ゆっくり時間を過ごしたいなと思うわ。


本作における、その先進的なCG映像を生み出したのが、
これまでに映画『マトリックス』シリーズや、
第81回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
の映像制作を担当した米VFX制作会社、Digital Domain(デジタル・ドメイン)だ。
同社のリードテクニカルディレクターとして多くの作品に携わってきた
CGクリエイター・三橋忠央氏に映画『トロン: レガシー』の映像制作について話を伺った。

三橋忠央
1971年東京生まれ。1996年に東海大学卒業後、渡米。
現在、アメリカのVFX制作会社であるDigital Domainに所属し、
リードテクニカルディレクターとして数々のハリウッド作品の映像制作に関わっている。
これまでに映画『マトリックス』シリーズをはじめ、
『ミッション:インポッシブル2』(2000)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などの
VFX制作に参加

――まず、本作のCG制作に要した期間を教えてください。
三橋忠央(以下、三橋)「構想段階からカウントすると約3年ですが、
CG制作がスタートしてから完成までと考えると約2年です。
うちの会社のアーティストおよび技術者は、延べ450名程度関わりました」
――現在、ハリウッド映画では複数のCG制作会社がひとつの作品のCG制作に
携わるスタイルが主流になっています。本作において三橋さんの所属する
デジタルドメインは具体的にどの部分の映像制作を担当したのでしょうか。
三橋「この作品で、ビジュアルエフェクトスーパーバイザーを務めている
デジタルドメインのエリック・バーバは、昔、うちのCM部門に所属しており、
元々CM制作出身であった本作のジョセフ・コジンスキー監督と一緒に仕事をしたことが
あったんです。
そういったつながりや、
映画『ベンジャミン・バトン』でフォトリアルな人間の頭を作るという仕事に
成功したことから、本作のCG映像1500ショットは、
すべてデジタルドメインが引き受けました。
ただ全ショットを自社だけで制作するのは量的に無理があるだろうということで、
アウトソースという形で、他社にも制作を依頼していますが、
エリックがすべての映像をチェックしていましたね」
――同社が映画『ベンジャミン・バトン』の際に実現させた世界初の
"バーチャルヒューマンのバーチャル散髪"のように、
本作にも何か世界初となる最新CG映像は含まれているのでしょうか。
三橋「細かなことをいえば色々な意味で新しい挑戦だったなと思います。
ひとつ挙げるとすれば、今回、僕らが作ったクルーというキャラクターの頭部ですね。
あれはケヴィン・フリン役のジェフ・ブリッジスが35歳くらいだった当時の風貌なんです。
これまでに映画『マトリックス』シリーズで実在する人物と同じものを作り、
映画『ベンジャミン・バトン』ではブラットピットが80歳になったころの風貌を
作ってきました。
80歳のブラットピットは存在しないため、
ある意味空想の人間を作ったことと同じことです。
そういった意味では、今回、35歳のジェフ・ブリッジスを制作したことは
近い部分があるんですが、ベンジャミンと違うのは、
その35歳のジェフ・ブリッジスをみんなが知ってるということです。
正解がわかってしまっているので、ブレることができないんです。
そこが今回、新しいチャレンジだったと思います」

――ジョセフ・コジンスキー監督は現在でも3Dモデルとグラフィックスを専門とする
助教授として大学に籍を残しているほど、CGに精通している人物です。
本作のCG制作にあたりどのようなオーダーを具体的に受けましたか。
三橋「オリジナル版の映画『トロン』(1982年)は、
明らかに映像業界に多大な衝撃をもたらした作品だったわけで、
そういった作品の世界をうまく伝えつつ、同じものを作ってはいけないし、
まったく異質なものを作ってもいけない。そこの部分にとても気を遣いましたね。
また、監督の思い描くトロンの世界は、
"単なるコンピュータグラフィックスの世界=コンピュータっぽく見せればいい"のではなく、
例えば、机にちょっとした汚れやスクラッチがあったりと、
もっと現実的に進化していて、より現実世界に近い世界なんだということを
説明されました」

――本作はディズニーデジタル3Dで公開されることも売りのひとつになっています。
制作時にこれまでの2D作品と何か違った点はありましたか。
三橋「やはり3Dだと右目と左目の両方の映像を作らなくてはいけないので、
作業量が単純に2倍になるときがあります。
また、この作品では最初から3Dに対応したカメラで実写シーンを撮影しており、
その実写素材に合わせて、CG立体を作らなければいけませんでした。
通常、PCでCGを作る際のカメラ位置は自由に決められるんですが、
今回は実写にマッチさせなくてはいけなかったので、
カメラ位置を自由に変えることができませんでした。そこはかなり気を遣いましたね。
また、正直僕は3Dメガネをかけて映画を観るのがあまり得意ではないのですが、
この作品においては奥行き方向にうまく立体視を使っており、とても自然でしたね。
基本、立体視の場合は手前から奥まで、すべてにピンが合う、
パンフォーカスで作る場合が多いんですが、この作品では果敢にボケを入れていました。
それがとても上手にできていたなと感じましたし、
やはりそういった部分が観ている側に自然な印象を与えたのかなと思います」


――三橋さんは普段、アメリカで生活しているわけですが、
日本人CGクリエイターについてどういった印象をお持ちですか。
三橋「今回日本に帰って、色々な日本映画を観たんです。
作品を観ていて思うのが日本のCGクリエイターの力量が上がっていて、
その点では、もうハリウッドと対等に渡り合えるだけの土台が出来上がってきているんだ
なということです。
しかし、実際に業界の人たちや生徒さんたちと会って話してみると、
みんなとても自分にはできないだろうと最初から諦めているところがあるんですよね。
でも、『なんでそう思うの?』と聞いても誰も確固たる根拠がない。
根拠のない諦めというのは凄く残念なことです。
自分が世の中を変えることなんかできるわけがないと思ってしまっているんです。
自分もその原動力の一部に成り得るんだと意識し自覚することができれば、
まったく恐いものなんてありません。
もしハリウッドでやってみたいという気持ちがあるなら
どんどんチャレンジしたらいいんじゃないかと思います」

メガホンをとった新鋭ジョセフ・コジンスキー監督が来日し、インタビューに応じた。

監督デビュー作にして大役を任された これまでナイキやアップルのCMを手がけ、
最先端映像クリエイターとして注目を浴びてきたコジンスキー監督。
長編映画監督デビュー作にして超大作を任されたわけだが、
「とても光栄に思ったし、プロジェクトに参加できることに大興奮したよ。
僕の尊敬するデザイナーたちを集めて、独自の世界を作れることにワクワクした。
予算や規模の大小にかかわらず、特にデビュー作品となればどんな人間でも緊張する。
プレッシャーはあったけど、
高いポテンシャルを秘めたこの作品をいかに面白く作るか、それだけに集中したよ。
こういう大作では、チーム内でのコミュニケーションが何よりも大事なんだ。
自分の意見をきちんとスタッフに伝えて、一致団結することが重要だった」と振り返る。

最先端技術を駆使した驚異的な映像が話題となっている本作だが、
コジンスキー監督のこだわりは意外なところにあった。
それは、父と息子のきずなを描く普遍的な親子愛の物語や、
豊かな個性と自由意志を備えたデジタルミュータント“ISO”の登場など、
新しく生み出されたオリジナルストーリーの要素だ。

「僕と脚本家とプロデューサーで協力し、このストーリーを作り上げた。
脚本家のエディー・キツィスとアダム・ホロビッツ
(米TVシリーズ「LOST」)の“ISO”に対するコンセプトは僕も魅力を感じたし、
この映画に新しい要素を付け加えてくれた。
デジタルの生命体というのはすごく面白いコンセプトだと思う。
地球外生物が宇宙ではなく、コンピューターの中に存在したなんてね」

生身の人間による芝居も見せ場 物
語の主軸となる父と息子の物語は、
「クレイジー・ハート」でオスカーを受賞したジェフ・ブリッジスと、
「トロイ」「エラゴン」と着実にキャリアを積み重ねてきたギャレット・ヘドランドを
キャストに迎えたことで、より骨太でエモーショナルなものとなった。

「僕にとって、生身の人間への演出は大きなチャレンジのひとつだった。
役者が芝居のしやすい環境を作ることも、監督としての僕の仕事だと思う。
だからリアルなセットをたくさん作って、
彼らに実際に『トロン』の世界にいるように感じてほしかった。
それにさまざまな最先端技術を駆使しての撮影だから、
どうしても普通より撮影時間がかかってしまう。
なるべく技術的なのしばりが演技の邪魔にならないよう気を配ったよ。
そして何より、前作にも出演しているジェフ・ブリッジスと仕事ができたことは
ラッキーだったね。
これまで数え切れないほどの映画に出演しているベテランのジェフには
映画作りの基本を教わったし、彼には最新テクノロジーを教えてあげることができた(笑)。
お互いに学ぶことの多い現場だったよ」

そんなストーリーの魅力もさることながら、
やはり本作の見所といえば圧倒的ダイナミズムで描かれる映像美と、
デジタル世界ならではの未来的バトル。
オリジナルにも出てくる「ディスク」と呼ばれる円盤型の武器や、
驚異のスピードと破壊力をもつバイク「ライト・サイクル」など、
ディテールにまでこだわったさまざまなギミックで観客を楽しませてくれる。

「もちろん映像面でも、僕なりの新しいアイデアを取り入れたいと思っていた。
オリジナルに出てくるディスクでの戦闘やライト・サイクルはもちろんのこと、
何か新しいひねりを入れたかったんだ。
僕の一番のお気に入りは単身飛行のライトジェット。
ずっと何か新しい乗り物を作りたいと考えていた。
というのも僕は小さい頃、パイロットか宇宙飛行士になりたかったんだよ」 …





以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて「トロン:レガシー」の頁をご覧下さい。



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