「X-MEN ファースト・ジェネレーション」

「X-MEN ファースト・ジェネレーション」映画チラシ■作品基礎データ
「X-MEN ファースト・ジェネレーション」
2010年 アメリカ映画
監督:マシュー・ヴォーン
原作:スタン・リー ジャック・カービー
原案:ブライアン・シンガー シェルドン・ターナー
脚本:ザック・ステンツ アシュリー・ミラー ジェーン・ゴールドマン
   マシュー・ヴォーン
出演:ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ケヴィン・ベーコン

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1944年。
ナチス・ドイツ占領下のポーランドの強制収容所で科学者のシュミット博士は
両親と引き離されたユダヤ人の少年・エリック・レーンシャーが
鉄門を捻じ曲げるのを目撃する。
シュミットはエリックの能力を引き出すために母親をわざと彼の目の前で殺害し、
エリックは怒りと痛み、そして深い悲しみによってより強い能力に目覚めた。

同じ頃、ニューヨーク州ウエストチェスター郡では
ある裕福な家庭に育つ少年チャールズ・エグゼビアは、
彼の暮らす屋敷に偶然忍び込んだ異質な青い肌と変身能力を持つ少女
レイヴン・ダークホルムと遭遇する。
チャールズは自分と同じ存在に出会えたことに喜び、彼女を家族として迎え入れた。

18年後の1962年。
成人したエリックはシュミットに復讐する為元ナチスの人間を次々と襲撃し、
シュミットの消息を追い続けていた。
一方チャールズはイギリスでレイブンと共に暮らし、
オックスフォード大学で突然変異・ミュータントに関する研究をしていた。

その頃、ラスベガスでは、
CIAエージェントのモイラ・マクダガートが米軍大佐のヘンドリーを追跡し、
セバスチャン・ショウを中心とする異質な力を使う集団『ヘルファイア・クラブ』の
暗躍を突き止める。Eモイラはミュータントの専門家に意見を求めるためイギリスへと渡り、
チャールズに接触する。
モイラの記憶を読んだチャールズは危険なミュータントの集団の存在を知り、
彼女への協力を約束した。

チャールズたちはCIA本部に行き、
ヘルファイア・クラブの持つ力の危険性を説明し協力を申し出るが、
長官をはじめ幹部はそれを信じようとしない。
仕方なくチャールズ達は彼らの目の前で自分の能力を発動させたが、
その異質な能力を目の当たりにしても長官らはチャールズ達の協力を拒否しようとした。
しかし、一人の黒服のCIA幹部が支援者として名乗りを挙げる。
そしてチャールズはCIAの極秘研究施設「デヴィジョンX」に迎えられた。

そこにはミュータントである事を隠している若い科学者ハンク・マッコイが所属していた。
そして、チャールズがCIAと共にヘルファイア・クラブの逮捕のために
彼らのクルーザーを追った夜、
時を同じくしてショウと名を変えたシュミットの居場所を突き止めたエリックも
クルーザーを襲撃し、ついに若き二人のミュータントが運命の出会いを果たす。

がチャールズはショウの野望を食い止めるために、
ハンクが作ったテレパシー増幅装置「セレブロ」(スペイン語で「脳」の意味)を
使って各地のミュータントを探索し、仲間になるよう個別に説得を始める。
彼とエリックは、ストリッパーのエンジェル・サルバドーレ、
タクシードライバーのアーマンド・ムニョス(ダーウィン)、
刑務所に収容されていたアレックス・サマーズ(ハヴォック)、
そしてショーン・キャシディ(バンシー)の勧誘に成功した。

チャールズとエリックがソ連の将軍宅を訪れたエマを捕えている隙に、
アザゼル、リップタイト、ショウの3名はデヴィジョンXを襲撃して
若いミュータントたちをヘルファイア・クラブに勧誘する。
エンジェルはヘルファイア・クラブへと寝返り、
そしてダーウィンはショウに殺されてしまった。

ショウ打倒の為、
残ったミュータントたちはチャールズの自宅で能力をコントロールし
使いこなすための特訓を開始する。
またハンクは防護ユニフォームとステルス・ジェット機の開発を進めた。

一方モスクワでは、
ショウが核ミサイルをキューバに運ぶようソ連の将軍を脅迫していた。
やがてキューバ危機を迎えると、
ジョン・F・ケネディ大統領はソ連の貨物船が核弾頭ミサイルをキューバに
移すのを防ぐために封鎖網を敷いた。
チャールズのテレパシーを防ぐヘルメットをかぶったショウは、
ミサイルの移動を確実なものにするためにソ連の船隊に同伴する。
彼の目的は第三次世界大戦を引き起こし、
それをきっかけにミュータントが支配する世界を築くことだった。


『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』
(X-Men: First Class)は、
2011年公開のマシュー・ヴォーン監督、共同脚本によるアメリカ合衆国の
スーパーヒーロー映画です。
マーベル・コミックの同名のキャラクターを描いた映画『X-メン』シリーズの
5作目であり、1-3作目の前日譚である。北米での公開日は2011年6月3日である。

物語は1962年のキューバ危機を背景とし、
後のプロフェッサーXとマグニートーが決別する過程が描かれる。

※※※

「X-MEN」シリーズは本編三部作の他に、ウルバリン主役の番外編があります。
新作が作られる度、制作規模が大きくなり、
漫画チックな部分が減ってシリアスな内容になっていって来ています。

映画の掲示板の書き込みには酷評もありますが、私自身はとても面白く見ました。
主役二人が魅力的です。
二人が争う話かと思うと第三の敵が表れ、
それと戦う展開の中で二人は出会い、
仲間となり、決裂して行く。

もともとプロフェッサーXとマグニートでは生まれ育ちが天と地程も違う。
本来なら出会うべくもない二人が”ミュータントだった”と言う一点で結び付く。

作品の中の”ミュータント”の定義がまあ問題と言えば問題。
超能力者、それも素手で軍隊を薙ぎ払う程の力を持った。

恐れられるのも当然で、更に外見からして人間離れしていると
人並みの家庭生活は望み薄になる。

このシリーズは人種差別問題に対するメタファ-だと言われ、
その通りであろうと思われます。
マグニートがガス室行きを免れたユダヤ人と言うのはわかり良い例えですが、
これを黒人対白人にするのは切実過ぎてダメですね。

擬似歴史モノと言うところがツボでした。
キューバ危機の裏でミュータントの死闘があったと言うホラ話なんだけど、
本編三部作でマグニートが仕掛ける陰謀よりかえってリアリティを感じてしまうのは、
私がこの手のジャンルがもともと好きだからか?

クライマックス、マグニートが潜水艦を空中高く舞い上げてしまい、
米ソ両軍の将校が息を呑むシーンはそこに至るドラマやアクションの積み上げがあって
圧倒されました。

一転、恐怖に駆られた両軍の指揮官の命令で全部の軍艦、航空機が
ミュータント目掛け砲弾、ロケットの雨を降らせれる。
ドラマとアクションのクライマックスが無理なく一体になっている。

のちにマグニートの愛人みたくなるミスティが、
実はプロフェッサーXの妹分と言うのがおもしろかったです。
彼女は結局、
愛が欲しい普通の女の子で、”不感症”のプロフェッサーXについていけなくなった、
て事ですね。笑

※※※

本作は次のような経過で製作されました。

『X-MEN: ファイナル ディシジョン』の公開前である
2006年4月、脚本家のザック・ペンが
スピンオフを監督する為に雇われていたことが明らかとなった。

2007年、ペンは若いX-メンを描いたスピンオフのアイデアがあることを説明した。
ペンはコミックシリーズ『X-メン:ファーストクラス』と考えを比較し、
そしてジョッシュ・シュワルツが2008年5月には脚本を書いていた。
シュワルツが『X-メン: ファーストクラス』を監督する可能性もあったが、
しかし、フォックス側は2009年10月に『X-メン』と
『X-MEN2』の監督のブライアン・シンガーに接近した。

元々の考えでは『X-メンーオリジンズ: マグニートー』
が成功した場合に映画化許可が下りる予定だったが、
結局シンガーはマグニートーのスピンオフの要素を加え、
ジェイミー・モスによる新しいスクリプトに合併された。

モスに加え、アシュリー・ミラーとザック・ステンツがリライトの為に雇われた。
ミラーはシンガーが監督した2作品と比較した。
2010年3月にシンガーはJack the Giant Killerの映画化の為に監督を降板し、
製作者に留まることが決まった。

2010年5月にマシュー・ヴォーンがシンガーの後任に決まった。
同時にフォックスは2011年6月3日に公開すると発表し、
リライトの為にジェーン・ゴールドマンが雇われた。

ヴォーンは2009年の『スター・トレック』に倣い、
新鮮で若いキャストを使った新シリーズを目指した。
ミュータントたちが心理的世界で戦う際に部屋の中をスピンするシーンが脚本にあったが、
2010年7月に『インセプション』が公開されるとそれは削除された。
1960年代のX-メンの設定はジェームズ・ボンド映画の影響を受け、
また、キャラクターは国際感を増している。

主要撮影は2010年8月31日にオックスフォードで始まり、
オックスフォード大学でも行われた。
撮影は後にパインウッド・スタジオに移り、
10月にはジョージア州ジキル島などで行われ、
さらにその後はノースカロライナ州、ルイジアナ州、ウェスト・ミシガンも検討された。
プロデューサーがGoogle Earthで位置を見直した際、
ジキル島付近の海がタイビー島より青く感じた為、ジキル島が選ばれた。
また、ロシアで追加撮影が行われた。

フォックス側は本作を新3部作の1作目とする構想である。
プロデューサーであるドナーは、映画『ハリー・ポッター』シリーズより暗く、
より熟したフランチャイズ計画を考えている。
マシュー・ヴォーン監督は続編について、
「『ファースト・ジェネレーション』は『バットマン・ビギンズ』に近く、
キャラクターを紹介し、それを知る楽しみがあるが、それには時間がかかる。
しかし、2作目はすぐに入り込んで、めちゃくちゃ楽しい時間を過ごせる。
それが『ビギンズ』と『ダークナイト』の間の主な違いだ。」と語った。
またヴォーンは、続編で車椅子に乗ったエグゼビアの代わりに
マグニートと直接戦う新たなキャラクターがひとり登場するだろうと語った。


ミュータントのリーダー的存在となるプロフェッサーXの若き日を演じるのは、
ジェームズ・マカヴォイ。かつて「ナルニア国物語」の第1作で下半身がヤギの
タムナスさんを演じて有名になった彼も、今や世界的大スター。
私生活では父親となり、ハッピー続きのためか、にこやかにインタビューに答えてくれた。

プロフィール
ジェームズ・マカヴォイ●1979年4月21日、英国・グラスゴー生まれ。
95年に映画デビューし、2005年の『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』で
半人半獣のタムナスさんを演じ、世界的に有名になる。
その後、『ラストキング・オブ・スコットランド』(06)、
『つぐない』(07)などに出演し、『ウォンテッド』(08)でハリウッドに進出。
女優アンヌ=マリー・ダフと結婚し、昨年、息子が生まれた。

――人気シリーズの最新作で、しかもすでに確立されているキャラクターを
受け継いだわけですが、演じるうえでやりにくかったのでは?
そんなことはなかったよ。今回は過去にさかのぼる物語だから、
ガラッと変えて演じていいという許可をもらったんだ。
僕が演じたチャールズ(後のプロフェッサーX)は、
どこにでもいる大学生で女のコのお尻を追いかけ、酔っぱらうのも好き。
軽薄だけどガッツはある。そんな彼が世界を救う責任感をもつ男に成長していくのさ。
だから前シリーズのプロフェッサーXとは、むしろ正反対に演じたつもり。
だって彼って、童貞かと思えるほど女っ気がなかったからね(笑)

――超人パワーをもつミュータントたちの戦いでは、どんなシーンに苦労しましたか?
僕自身はそんなに激しいアクションはなかったけど、
回転する飛行機内でのシーンはハードだったな。
でかいチューブ状のセットに椅子が取り付けられ、
それをグルグル回転させながら撮影したんだよ。正直言って、ちびりそうだった(笑)。
一週間くらい続いたときは、僕らキャストはちょっと錯乱状態になってた気がする。
でも楽しかったけどね。

――チャールズ役のように、あなたもリーダーシップをとるタイプですか?
いや、リーダーになろうとした経験は一度もないかもしれない。
どちらかといえば僕は、まわりに同化するタイプかな。
友だちに溶け込みたくて、タバコを吸い、酒をガブ飲みした経験もあるくらいさ。

――チャールズは他人の心を読み、操る能力があります。あなたも特殊能力がありますか?
 あるいは欲しい能力は?
俳優業を続けていると、他人の心が読めたり、
次の行動を予測したりすることができるようになる。
つねに人間観察しているからだよ。
運転中に前の車が車線変更するのを察知しちゃうこともあるな。
僕が欲しいのは、人と人を愛し合わせる能力かな。
誰かの皮膚をこすってフェロモンを採取する。
それを相手にこすりつけると究極の敵同士も相思相愛になる。
そうしたら、みんながラブラブ(笑)! 
ミュータントとしての名前は「アモーレ」がいいね。

――そんな「アモーレ」の能力によって、昨年、お子さんを誕生させたわけですね(笑)
息子が生まれてからは、家族との時間をできるだけ増やすことにしている。
幸い僕の仕事は自分でスケジュールを調整できる部分があるから、
妻とうまく役割分担しているんだ。
でも、泣いている息子を前にしたら、こんな僕でも無力だよ(笑)。
もう少ししたら、父親としてガンガン仕事を引き受けなきゃね。

――仕事の幅を広げるため、ハリウッドに移住するとか?
そこまでは考えてないな。いま僕はロンドン北部の町に住み、
そこでの生活が気に入っている。
そりゃあ、ときには自分の顔を売るために、
出演していない映画のレッドカーペットを歩くこともあるよ。
でも移住する必要はないんじゃないかな。
みんな「アメリカに仕事がある」って言うけど、映画業界はインターナショナルだからね。





以下はネタバレとなるのでmixi独身映画ファンコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1299114
にて「X-MEN ファースト・ジェネレーション」の頁をご覧下さい。



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