「フォレスト・ガンプ」/ヒューマンドラマ脚本の書き方
原作小説と映画脚本比較により脚本の書き方・成り立ちを探ります。ハリウッド脚本の極意、世界名作の秘密に迫ります。全体に「ねたばれ」の要素がありますので、要注意

「フォレスト・ガンプ」原作本表紙 原作小説
「フォレスト・ガンプ」
講談社刊
ウィンストン・グル−ム 著
小川敏子      訳
1994年発刊(アメリカ本国の刊行は86年)

         
「フォレスト・ガンプ」映画ポスター 1994年 アメリカ映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:エリック・ロス
出演者:トム・ハンクス 、ゲイリー・シニーズ 、

アカデミー賞(1994年)第67回
作品賞 、監督賞(ロバート・ゼメキス) 、
脚色賞 、主演男優賞(トム・ハンクス)

ゴールデングローブ賞(1994年)第52回
作品賞(ドラマ部門) 、監督賞(ロバート・ゼメキス) 、
           主演男優賞(トム・ハンクス)

 本作原作文庫
  本作映画
  ビデオパッケージ





■脚本の書き方■
原作小説と映画脚本比較レビュー・インディスク


「空気人形」

「火天の城」

「TAJOMARU」

「南極料理人」

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
「天使と悪魔」
「ジェネラル・ルージュの凱旋」
「地球が静止する日」
「デス・レース」
「ホームレス中学生」
「容疑者Xの献身」
「パコと魔法の絵本」
「西の魔女が死んだ」
「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」
原作=C.S.ルイス
「ジャンパー」原作=スティーブン・グールド
「ライラの冒険 黄金の羅針盤
原作=フィリップ・プルマン
「陰日向に咲く」原作=劇団ひとり
「ミッドナイトイーグル」原作=高嶋哲夫
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」原作=J・K・ローリング
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」原作=リリー・フランキー
「佐賀のがばいばあちゃん」原作=島田洋七
「墨攻」原作=酒見賢一
「暗いところで待ち合わせ」原作=乙一
「プラダを着た悪魔」
原作=ローレン・ワイズバーガー
「夜のピクニック」原作=恩田陸
「ゲド戦記」原作ル=グウィン
「ダ・ヴィンチ・コード」原作ダン・ブラウン
「ナルニア国物語/第1章ライオンと魔女」原作C・S・ルイス
「博士の愛した数式」原作小川洋子
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
原作J.K.ローリング
「亡国のイージス」原作福井晴敏
「宇宙戦争」原作H.G.ウェルズ
「四日間の奇蹟」原作浅倉卓弥
「アビエイター」原作ジョン・キーツ
「オペラ座の怪人」原作ガストン・ルルー
「ハウルの動く城」原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ターンレフト・ターンライト」主演:金城武
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 主演:ダニエル・ラドクリフ
「下妻物語」原作嶽本野ばら
「世界の中心で、愛を叫ぶ」原作片山恭一
「ジョゼと虎と魚たち」原作田辺聖子
「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」原作J.R.R.トールキン
「アイデン&ティティ」原作みうらじゅん
「精霊流し」原作さだまさし
「マッチスティック・メン」監督リドリー・スコット
「コンフェッション」原作チャック・バリス
「ソラリス」監督スティーブン・ソダーバーグ
「魔界転生」原作山田風太郎
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」原作フランク・w・アバグネイル
「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」原作J.R.R.トールキン
「黄泉がえり」原作梶尾真治
「レッドドラゴン」原作トマス・ハリス
「マイノリティ・リポート」原作F・K・ディック
「ハリーポッターと秘密の部屋」J.K.ローリング著
「ザ・リング the ring」主演ナオミ・ワッツ
「アバウト・ア・ボーイ」原作ニック・ホーンディ
「タイムマシン」原作小説H・G・ウェルズ
「GO」脚本:宮藤官九郎
「ロード・オブ・ザ・リング」脚本ピーター・ジャクソン
「ハリー・ポッターと賢者の石」脚本スティーブ・クローブス
「PLANET OF THE APES/猿の惑星」監督ティム・バートン
「陰陽師」脚本福田靖
「ブリジット・ジョーンズの日記」脚本アンドリュー・デイヴィス
「バトル・ロワイヤル」脚本深作健太
「エクソシスト ディレクターズカット」主演リンダ・ブレア
「クロスファイア」脚本山田耕大
「ファイト・クラブ」監督デビット・フィンチャー
「共同警備区域JSA」原作小説パク サンヨン
「ナインスゲート」脚本:ジョン ブラウンジョン
「ハンニバル」脚本デビット・マメット
「ホワイトアウト」原作小説真保裕一
「リプリー」原作パトリシア・ハイスミス
「黒い家」脚本大森寿美男
「17歳のカルテ」主演ウィノナ・ライダー
「ISOLA多重人格少女」脚本水谷俊之
「シン・レッド・ライン」脚本テレンス・マリック
「魔女の宅急便」監督宮崎駿
「リング」脚本高橋洋
「コンタクト」監督:ロバート・ゼメキス
「L.A.コンフィデンシャル」脚本カーティス・ハンソン
「セブン・イヤーズ・イン・チベット」原作小説:ハインリヒ・ハラー
「さらば、わが愛 覇王別姫」監督チェン・カイコー
「バラサイト・イブ」脚本君塚良一
「耳をすませば」
制作スタジオ・ジプリ
「アポロ13号」監督ロン・ハワード
「マディソン郡の橋」脚本リチャード ラグラベニーズ
「ショーシャンクの空に」脚本フランク・ダラボン
「フォレスト・ガンプ」脚本エリック・ロス
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」原作小説アン・ライス
「ジュラシック・パーク」原作小説マイケル・クライトン
「シンドラーのリスト」脚本スティーブン・ザイリアン
「イヤー・オブ・ザ・ガン」原作マイケル・ミューショー
「ダンス・ウィズ・ウルブズ」脚本マイケル・ブレイク
「レナードの朝」主演ロビン・ウィリアム
「トータルリコール」原作小説フィリップ・K・ディック
「レッドオクトーバーを追え!」脚本ラリー・ファーガソン
「ワイルド・アット・ハート」脚本デイヴィッド・リンチ
「ミザリー」原作小説スティーブン・キング
   「ダイ・ハード」監督ジョン・マクティアナン
「仕立て屋の恋」原作小説ジョルジュ・シムノ
「時をかける少女」脚本剣持亘
「ブレード・ランナー」原作小説フィリップ・K・ディック
「惑星ソラリス」監督アンドレイ・タルコフスキー
「犬神家の一族」原作小説横溝正史
「ゴッドファーザー」監督フランシス・F・コッポラ

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ハリウッドの傑作映画です。
アカデミー賞(1994年)第67回 作品賞
監督賞(ロバート・ゼメキス)
脚色賞
主演男優賞(トム・ハンクス)

ゴールデングローブ賞(1994年)第52回 作品賞(ドラマ部門) 、
監督賞(ロバート・ゼメキス)
主演男優賞(トム・ハンクス)

などを取っています。


// //
☆ ☆

 映画で有名になった言葉、
――人生はチョコレート箱、は
原作では「人生はチョコレート箱じゃない」と
正反対の言葉が最初の1ページ1行目に書かれています。

一体どうしてひっくり返ってしまったのでしょう?
それはどんな意味を持つのでしょうか?
内容を比較レビューします。


それでははじめましょう。


┏┓
┗■  バス停
 └────────────────────────────────


町の小さなバス停に
汚れたスニーカーに上着を羽織った男、
フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)がバスを待っています。

彼は足元に舞い降りた羽を絵本に挟んで鞄にしまうと、
居合せた人々を相手に思い出話を始めます。

原作もまたフォレスト・ガンプの
一人称による回想で描かれていますが、
舞台や語りかける相手は特定されていません。

ともかく彼の少年時代から話は始まります。

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☆ ☆

フォレスト・ガンプはIQ70ほどの少年です。
IQ70といえば5歳から10歳の知能だそうで、
それゆえ彼は差別を受けることとなります。

映画では脊髄が曲がって、
矯正の為に両足にギブスを付けていますが、
これは映画のみの設定です。

彼の父親について母親は
「旅に出ている」と小学校の教師に語り、
原作ではフォレスト・ガンプ当人が、
父さんは港湾労働者でクレーンの事故で
五百キロのバナナの下敷きになって死んだ、
と語っています。

母子家庭には立派な家があって、
下宿人を置いて家賃収入で母子は
生活していることになっていますが、
映画では母親と下宿人と性的な関係が、
あったらしいことが描かれています。


この続きの原作比較レビューは
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